料理・食材

やっちまった!!溶けたアイスは再冷凍できる!?賞味期限と再利用は!?

夏の暑い時期になると恋しくなるのが“アイス”♪

外でうだうだになって自分自身が溶けてしまいそうなここ最近の夏は、ちょっともう勘弁してーって叫びたくなるのは、私だけではないハズ!!

でもそんな時、コンビニに駆け込んで買って食べるアイスの幸せなこと&美味しいこと&涼しいこと!

そしてお楽しみは、自宅用に買って帰って、冷凍庫にストック!仕事終わりの一日の最後に食べるアイスはもう、これだけのために頑張ってると言っても過言ではないかも(笑)。

でもですね、先日やらかしちゃったんですよね。今日のご褒美♪と思ってカップアイスを早速パクっと一口食べたところで、ああ、無情にもスマホが・・・。

ついつい手にしてしまい友人と長電話してしまいました。最初こそアイスが気になってて冷凍庫に入れ直そうかと思ったんだけど、もう数分経ったらすっかり夢中になってケロッと忘れ。電話が終わってふと見てみたら・・・アイスがドロドロに溶けてました

こういう経験したこと多い人いるんじゃないかなあ?捨てるのはもったいないし、溶けたアイスって何とかならないの?いや、何とかしたいんです(笑)。

そんな疑問を解決していきましょう!

溶けたアイスは再冷凍できる!?

そもそも、今まで考えたことなかったんです。【アイスって何で固まっているの?】って(笑)。

子供の時の自由研究でも、思い付いたことなかったなー。でも、案外簡単なんですよね、牛乳と卵黄と砂糖だけでアイスクリームってできるんですよ。

ただ、難しいのはその工程なのかな。氷と塩を入れて、凝固点降下でマイナス20度以下に凍らせると、シャリシャリのアイスができるんだとか。勿論材料の分量も大事なので、これさえ揃って寒いところに置いておけばなるってものでもないですが。。。

市販のアイスなんて、滑らかでとっても口触りがいいですよね!アイスの美味しさの秘密は、牛乳の中に空気をたっぷり含ませるからなんですね。

アイスはもう一度凍らせても元には戻らない

ということは、私みたいにうっかり溶かしてしまったアイス、もう一度冷凍庫に入れ直せば簡単に元のアイスに戻るじゃない♪なんて気軽に考えていたんですが、この答えは【グレーゾーン】なんですよね。

理由は、やはり“空気”だそうです。空気が含まれている状態で固めるから美味しい品質を保つことができる訳で、一度溶けてしまったアイスは、その空気が抜けていることになります。

そのため、一度溶けたアイス再冷凍すると表面の色が変化し、氷の結晶だけが大きくなって食感がまったく変わるそうです。結果、風味や味さえも変化してしまうと。アイスって繊細なんだな(笑)。

なので、溶けたアイスの再冷凍はできるはできるんですが、元の味に戻るかどうかは非常にグレーゾーンなんですね。

再冷凍でアイスを戻す方法

では、一度溶けたアイスを美味しく戻せるコツみたいなのは何かないのでしょうか。少しの工夫でできるみたいです♪

  1. まずはアイスを完全に溶かしきってしまうこと。
    遠慮なく、湯煎などで最後まで全部溶かしてしまいましょう(笑)。
  2. 溶かしたアイスをボウルで泡立て、かき混ぜます。
  3. カップにアイスを入れ、冷凍庫に入れますが、ここからがポイント!20分から30分ごとに取り出し、フォークなどを使ってかき混ぜます。
    何度も触れてきたように、美味しいアイスの秘密は“空気”なので、この工程を忘れると何の意味もないです~。
    これを3.4回繰り返すとアラ不思議!元の美味しい食感のアイスになりますよ。

溶けたアイスの賞味期限

よく見ると知ることができますが(私は見たことありませんでした)、アイスって実は、賞味期限がないんですね。なぜなら、法律でそのように定まっているからなんだそうです。アイスの賞味期限は記載なし、でイイんですね。

その理由は?と言うと、アイスってもともと家庭用の冷凍庫で保存できるよう、マイナス18度以下で作られているそうです。18度以下の温度ですと、菌が発生したり繁殖する心配がなく、そのため品質の劣化も低いのが理由です。

何でも冷凍保存って言いますけど、まあ確かにそうですよね。冷凍庫に入れておけば、大概のものは1ヶ月から数ヶ月保存しておけるものが多いです。アイスはその典型ですね、安定していて腐りにくいので、賞味期限の記載はないんです。

ただし、冷凍庫と言えば他のものを取り出すために開け閉めは絶えずしていますので、その分常温に触れる機会もあります。

他にも、たくさん品物を詰め込んでいたり、夏場の高温などですと、マイナス18度まで届いていないなんて普通にあります。なので、あくまでも【いつも必ずマイナス18度以下】を保てれば、長期間の保存も可能、ということです。

色々な要素が絡めば美味しさはなくなる、と覚えておきましょう。

溶けたアイスの再利用

元のアイスに戻すのが難しかったり、ちょっと面倒な時は、再利用したいものです。捨てるのはもったいないです!では、どんな再利用ができるでしょうか?

最初に説明したように、アイスの主成分って牛乳と卵黄と砂糖という、家庭のどこにでもある食材ですよね。

なので、かなりたくさん再利用できそうです。一番いいのは、お菓子作りかな?おすすめでいいなと思ったのは、【ホットケーキ】です!

牛乳の代わりにこの溶けたアイスを入れて焼いて食べると、とっても美味しいホットケーキになりますよ。甘さも元々ありますし、何だか簡単ですし今すぐ食べたくなりますね。

他にも、プリンとかパウンドケーキとか、フレンチトーストなんかにもOKじゃないでしょうか。

まとめ

色々調べてきて、知らなかったアイスの世界を垣間見れました。そして、やはり美味しく頂くには、開封したらすぐに食べてしまうことですかね(汗)。

溶かしてしまうことは仕方ないですけども、長電話なんかに夢中にならないで、ちゃんと食べてからかけ直すね!とかにしようと思います(反省)。

でも、もし今度溶かしてしまった場合は、ひと手間かけて再冷凍してみたいですし、他の用途でデザート系にも利用しながら、美味しいアイスを堪能できればと思います。