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洗濯機の砂汚れは掃除しないと故障の原因に!!【砂の取り方は大変】

こどもがいる家庭だと、服や靴下に砂が付いたまま洗濯をするのってよくある話です。

そして、そんな洗い方をしていると、いつの間にか洗濯機の底の方に砂が残っていたりします。

砂が溜まっているのには気づいたけど、「動いているから大丈夫」と油断していませんか?

洗濯機の中に異物が入るとエラー表示が出るなど故障の原因にもなります。
故障は突然やってくるのです。そのぶんショックも大きいはずです。そうなると日常生活にも支障が出ますよね。

そこで今回はすぐにできる洗濯機の砂の掃除方法についてのご紹介です。

洗濯機のなかの砂は故障の原因に!?

洗濯機に砂はダメなのか、洗濯機を製造し販売している電機メーカーの故障の修理依頼窓口に確認しました。

もちろん、「故障の原因になる」とのことです。

さらに、原因についてさぐってみました。

砂利などが服に付着したまま、ポケットに砂が入っているのに気付かないまま洗濯をしてしまった、という相談されるケースが多いとのことです。

洗濯機は、機械の構造上、バルブや細かい目に砂がつまりやすくなっています。
あらゆるものが絡み合って積み重なり、最終的には部品の破損などの故障の原因になってしまうのです。

洗濯機の砂対策:洗濯機に入れるまえに確認と下準備を!


実はシンプルなようでとても難しく面倒な作業なのですがとても大切なところです。
洗濯する前に砂がついた衣類を見つけた場合、砂や泥はよく乾燥させ、砂をはたき落とします。

ついつい水につけてしまいたくなりますが、これは間違いです。
表面についていたものが布の繊維の奥まで水と一緒に浸透してしまうのでかえって逆効果。
さらに落ちにくくさせてしまうのです。

砂が繊維に入り込み取れない場合は、流水で使わなくなった歯ブラシなどで叩きながら擦り落としましょう。
または、泥汚れなどに強い固形せっけん(ウタマロ石鹸)などを活用するのが効果的。

その後、砂を通さない目の細かいネットに入れて洗濯し被害を食い止めましょう。
他の衣類に砂が移らず洗濯できます。
付着している砂が少なくなるだけなので一度干して乾燥させてから砂をはたき落とすのが効果的です。

全自動洗濯機ではなく、2層式洗濯機(洗濯と脱水が別になっている洗濯機)なら、洗剤を入れないで流水で20~30分すすぎをすると楽にキレイに汚れが落ちます。

水が勿体無いとか、洗剤代がetc.…と思われるかもしれませんが、洗濯機が故障するともっとお金がかかります。
頑固な砂汚れを落とすという目的のためなら仕方有りませんので、この場合の出費は覚悟しましょう。

洗濯機の砂の掃除方法。しっかりきれいに!


洋服に砂がついたまま誤って洗濯してしまった場合は、洗濯機のお手入れを行うようにしましょう。
目に見える砂は掃除機などで吸ってしまった方が仕上がりや手間が少なくなります。

もし、掃除機でも吸い取れない砂が残ってしまった場合は、バスタオルを1~2枚入れて水洗いをしてみてください。
砂がバスタオルに付着し、取り除くことができます。
バスタオルについた砂は、乾いた後、掃除機で吸い取るかバサバサと振り払うようにしましょう。

洗濯機の中はゴミネットや糸くずフィルターがある程度の砂をキャッチしてくれています。
フィルターも一度綺麗にすることをお忘れなく。

それでも取れない場合・ドラム式洗濯機の場合


ドラム式洗濯機の場合、メーカーにもよりますが、異物トラップという部分のお掃除はしていますか?

ドアの左下の方に外せるものがあると思いますので、そこを外してお掃除してみてください。
念のため見ていただいて、わからなかった、それでもだめだったら自己解決では難しいです。

ドラム式洗濯機に限らず脱水槽と水槽の間に入り込んだ砂利などの除去は自身では不可能です。
綺麗に取り除くには分解して取り除くしか方法はないです。

特にドラム式は本体自体の大きさも重量もかなりありますし、大変危険です。

有料にはなりますが、メーカーに依頼するのが一番良い方法です。

その方が確実できちんと砂利を除去できると思いますし、他にも原因が見つかることもあります。
何よりその手のプロにお任せする方が何より安心です。

まずは洗濯機が保証期間かどうか確認して、メーカーや購入店に相談しましょう。

まとめ:洗濯機に砂を詰まらせた場合の対処

洗濯機はそれほど故障率が高くない電化製品とは言われてはいますが、最近の高性能なものになるほど機能が複雑で壊れやすいという意見もあります。

もちろん、普段の使用状況や環境によって寿命が変化しますので、長くお使いになりたい方は、洗濯前に衣類のポケットなどを確認するようにしましょうね。

最後までご覧いただきありがとうございました。