夏に飲みたい飲み物といえば、麦茶ですよね?

筆者は小学生のころ、学校から帰って来るや否や、
冷蔵庫にある麦茶をコップ一杯に入れ、一気飲みしたのを覚えています。

一般的に麦茶は、砂糖などを入れず、そのままのものを口にすることが多いですが、
地域や家庭によっては、麦茶に砂糖を入れて飲む習慣があるようです。

この記事では、砂糖入り麦茶の習慣や、大人向けのちょい足しアレンジを紹介します。
あわせて、赤ちゃんや小さな子どもには砂糖入りの麦茶をすすめない理由もお伝えします。

【先に確認】砂糖入りの麦茶・麦茶オレは、乳幼児には向きません

乳幼児の飲み物は、基本的に砂糖を入れていない麦茶や水が向いています。甘い飲み物はむし歯の原因になりやすく、甘い味に慣れすぎる心配もあるためです。

麦茶に砂糖をいれる習慣は地域や家庭による

麦茶に砂糖を入れて飲む習慣は、地域や家庭によって違いがあるようです。
「うちでは入れていた」という方もいれば、「聞いたこともない」という方もいて、
地域名で線引きできるほど単純な話ではなさそうです。

筆者は東北の出身ですが、友達の家庭も含めて、麦茶に砂糖を入れて飲んでいる、
という話は聞いたことがありませんでした。

砂糖入り麦茶は、運動後の補給や、来客時の飲み物として出された、という話もあります。
砂糖が今ほど手に入りやすくなかった時代に、おもてなしとして甘いお茶を出した、という説もありますが、
いつ頃どれくらい広まっていたのかを裏づける公的な資料は確認できませんでした。
あくまで「そういう話もある」程度に受け取ってください。

大人が飲む場合の砂糖の量は?

砂糖の量に決まりはなく、好みで調整する飲み方です。
目安としては、コップ1杯に対してティースプーン1杯程度から試すと、甘くなりすぎません。

冷たい麦茶だと砂糖が溶けにくいので、温かいうちに溶かすか、よく混ぜましょう。
また、煮出した濃いめの麦茶のほうが、香ばしさが残って砂糖を加えても風味を損ねにくいです。

なお、砂糖を入れると飲み物の糖分が増えます。毎日たくさん飲むと糖分のとりすぎにつながるので、
大人でも飲みすぎには気をつけましょう。

大人向けの麦茶ちょい足しアレンジ

砂糖入りの麦茶に牛乳を足すと、コーヒー牛乳のような味わいの『麦茶オレ』になります。
カフェインを控えたい大人が、カフェオレ気分を味わいたいときの選択肢のひとつです。

甘味は砂糖だけでなく、黒砂糖や、はちみつでも楽しめます。
ただしはちみつは1歳未満の赤ちゃんには絶対に与えないでください(乳児ボツリヌス症の恐れがあります)。

塩を入れた麦茶を、熱中症対策として飲む話もあります。
ただし、これは大人の話です。赤ちゃんや小さな子どもには、自己判断で塩を足した飲み物を与えず、
汗を大量にかいたときの水分・塩分補給は、小児科や自治体の案内に従いましょう。

赤ちゃん・小さな子どもには砂糖入り麦茶をすすめない理由

乳幼児期は、むし歯の予防と、甘い味に慣れすぎない食習慣づくりが大切な時期です。

  • 自治体の歯科保健の資料などでも、乳幼児期の甘い飲み物は、むし歯の原因になるとして控えるよう案内されています。
  • 歯が生えてからは、甘い飲み物を哺乳びんなどでだらだら飲ませ続けると、むし歯のリスクが高まります。
  • 砂糖を入れた麦茶や麦茶オレは、甘い飲み物に分類されます。

お子さんの飲み物には、砂糖を入れていない麦茶や水を選びましょう。
麦茶は、ノンカフェインで乳幼児も飲める飲み物です。
甘い味つけをしなくても、飲みやすい温度や濃さに調整すれば十分おいしく飲めます。