冬になるとみかんが美味しいですよね!
箱で買って家族と楽しむ方も多いのではないでしょうか。
風邪の予防にもなる冬を代表する果物ですが、
あなたはみかんの皮を捨てていませんか?
それはもったいない!
今回は廃棄されるであろうみかんの皮を「こんな使いかたで!」と驚くような再利用法をお届けしたいと思います!
みかんの皮の再利用方法!
みかんの皮は「みかん風呂」に使えます。
冬至と言うと、柚子をお風呂に入れて温まりますが、みかんも冷え性や腰痛、風邪に対して効果があります。
美味しく頂いたみかんの皮をよく洗って、5個分くらいのみかんの皮を布袋に入れるとそのまま湯船入れます。
驚きのみかん風呂の効果とは?
みかんの皮には毛細血管を広げて、血流を良くする効果があることで知られています。
さらに、リモネンという成分が肌に保護膜を作り
一時間ほどは保温効果があるそうです。
湯冷めにも効果的で、風邪の予防にもなるという優れもの!
また、みかんに含まれるクエン酸は体臭を抑制し、加えて、みかん自体が柑橘系のいい香りがするためリラックス効果があります。
ビタミンCも含まれているため、美肌効果も期待できるのです!
さらに意外な効果が!!
意外な効果として、みかんの皮に含まれる成分が
お湯に染み出すことでお風呂の汚れも落としてくれるんです。
これだけの効果があると知ってしまったら
みかん風呂を実践せずにはいられませんね!
みかん風呂の注意点
保温効果をもたらすリモネンですが、お湯の温度が熱いと、肌にとって刺激と感じる人もいるようです。
いつもは熱いお湯に浸かるという方も、みかん風呂ではぬるめのお湯で楽しむのがオススメです。
みかんの皮にはこんな用途も!
実はみかんの皮って食べられるんです。
冗談ではありません、本当です。
みかんの皮には咳を止めたり、痰や喉の痛み、更には胃もたれを防いでくれる効果があるのです。
みかんの皮はお湯で洗おう!
ただし、みかんの皮を食べる際には農薬などを取り除くためにお湯を使って表面を洗っておきましょう。
みかんは見た目を良くするためにワックスがけされている場合があります。
お湯を使うことでワックスを落とす狙いもあるのです。
みかんの皮で陳皮づくり
みかんの皮を利用して、生薬である「陳皮(ちんぴ)」を作ってみましょう!
みかんの皮をよく洗ったら、適当な大きさにちぎって、一週間以上、日陰で乾燥させましょう。
これだけで陳皮が出来上がります。
ジップロック等に保管しておけば一年以上は保存ができますよ。
これを煎じてみたり、ミキサーで粉状にしたり
使いみちは様々ですが、痰や咳を防ぐ効果が期待できます。
みかんの皮の意外な使い道!
みかんは掃除にも役立ちます。
クエン酸がうまく働いて、ありとあらゆる汚れに効くのです。
食器洗いをする際には、みかんの皮を利用することで洗剤を使わなくていいしエコですよ!
白い部分→表皮の順番にこすることできれいに汚れが落ちます。
また、乾燥させたみかんの皮を3日ほどエタノールに浸しておくと、みかん洗剤が出来ます。
みかんの成分がエタノールに抽出されて、換気扇やガスコンロの汚れが信じられないほどきれいに、簡単に落ちるんです!
また、みかんの香りもあるので、掃除した後もみかんの香りを楽しむことが出来ます。
洗剤を使うより全然いいですよね!
みかんの皮の使い道まとめ
では、今回の内容を振り返ってみましょう。
みかんの皮は再利用が出来ます。
みかんを風呂に入れることでぽっかぽか!みかん風呂が出来ます。
冬に旬を迎えるみかんですが食べるだけでなく活用するまで旬なのです。
漢方の生薬「陳皮(ちんぴ)」として再利用。漢方薬として認められているため、効能も期待できます。
保存する際は必ず乾燥した環境で密閉してくださいね!
最後はお掃除にみかんを活用する術をお伝えしました。
これまた冬に旬を迎えるみかんを冬場の大行事である大掃除に利用できるという、素晴らしい果物であることが分かったと思います。
今までみかんの皮を捨てていた皆さん!
廃棄するだけだともったいないですよ!
是非、今回紹介した方法で寒い冬を暖かく、力強くエンジョイしてください!