子育て

年子育児のコツとは?兄弟喧嘩のイライラやストレスをワンオペで乗り切る

年子の育児ってほんとうに大変ですよね。

よく言われるのは、「年子は双子より子育てが大変」だということ。

ひとりでも大変な子育てですが、
それが1歳差でふたりもいるのですから、より大変ですし、疲れるのは当たり前です。

子供の喧嘩がうるさいと感じることもありますし、
うんざりしてしまうこともあるのではないでしょうか。
年子をワンオペ育児でがんばっているとすればなおさらです。

ここでは、日ごろの年子育児、子育てを少しでも楽に、楽しく過ごしていただきたいと考え、
年子育児のコツについて、最もシンプルな方法をお伝えします。

年子育児のコツ。基本的な考え方について

年子育児をする上で私がいつも気をつけることは、
「兄弟姉妹の上下関係をしっかり理解してもらう」ということです。

年子兄弟の場合、家の中でも、外におでかけするときも、
兄弟で一緒に過ごすことが必然的に多くなります。

兄弟でありながら、いちばん距離の近い友達のような感じでしょうか。

それゆえに、とっても仲良くなってくれますし、
一方で、喧嘩もめちゃくちゃします。

喧嘩している様子をじっかり観察してみると気づくのですが、
お互いを対等だと思っているんですよね。

対等だからこそ、喧嘩が勃発しますし、ゆずり合えないんですよね。

でも、本当のところは1歳差とは言え、年の差があり、
成長具合も違いますし、できること・できないことにやっぱり違いがあります。
言い合いになってもどちらかが折れないといけないこともあるのです。

ですので、上の子に対しては、お兄ちゃん・お姉ちゃんなのだから、弟・妹に優しくすることを教えていかなければいけません。
ゆずるところはゆずる、守るべきところは守る、ということを理解してもらいます。

また、下の子に対しては、お兄ちゃん・お姉ちゃんの話をちゃんと聞きなさい。
お兄ちゃん・お姉ちゃんに出来ても、あなたに出来ないこともあるんだよ、ということを伝えていく必要があります。

兄弟げんかのイライラやストレス解消法

それでもやっぱり勃発してしまう兄弟喧嘩。

年子の子育てでイライラやストレスが溜まりやすいのが、
「兄弟喧嘩」「姉妹喧嘩」ではないでしょうか。

いったい1日に何回兄弟喧嘩してるんだよ!と思ってしまいますよね。
その都度ふたりに説教しないといけないので、本当にうんざりしてしまいます。

小中学生のときに学校で先生に叱られたときに、
「先生だって本当は叱りたくない。叱る方も辛いんだぞ!」
と言われたことがありますが、今になってその気持ちがよくわかります。

できれば説教なんてすることなく、平穏な1日を過ごしたいものです。

そこで、私がおススメする、兄弟喧嘩でイライラやストレスを溜め込まない方法をご紹介します。

実は非常にシンプルで、イライラやストレスを溜め込まないコツとは、
「こどもの兄弟喧嘩に関わらない」ということです。

これは、どういうことかと言いますと、
「兄弟喧嘩をしている空間に一緒にいないようにする」ということです。

喧嘩が発生しそうになったら、あえて別の部屋にこっそり移動する。
もしくは、あらかじめ自分がいない部屋で遊ばせると良いです。

どうしても喧嘩している様子や声が耳に入ってしまうと口出ししたくなりますので、
はじめから喧嘩が耳に入らない場所に移動してしまうのです。

そうすると、こどもは勝手に喧嘩をはじめ、勝手に解決し、勝手に仲直りするようになります。
不思議なものですが、変に親が絡むよりもあっさりと喧嘩は収束してしまうのです。

また、こどものどちらかが、ママのところに泣きついてくることもありますが、
「ママは喧嘩しているところを見ていないから、どちらかを責めることはできないよ。
自分たちで解決しなさい。」
と毅然とした態度を取ることで、少しずつ子供だけで解決する術を覚えていきます。

こどもたちだけで「ごめんね。」と言って仲直りしている姿を見ると、
成長を感じて感動してしまいますよ。

まとめ

年子兄弟・年子姉妹の喧嘩は、親にとってはイライラの原因になってしまいますが、
上手く誘導して、成長につなげていきましょう。

年の差を理解させ、親が仲介せず、こどもだけで解決させる。

とてもシンプルですが、こどもの社会性も身に付き、親のイライラも解消。
まさに一石二鳥の方法をぜひ試してみてください。

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