トイレ掃除は毎日のことなのに、気づいたら黒ずみができていて憂うつになる、という経験はありませんか。

この記事では、トイレの黒ずみを落とすコツ、クエン酸を使った具体的な手順、予防方法までまとめました。

トイレ掃除での黒ずみ落としのコツ


トイレの黒ずみは、汚れが少しずつ溜まってできるものです。まずは黒ずみの部分を普通の洗剤でこすって掃除してみましょう。

これで落ちることも多いですが、なかなか落ちない場合は洗剤を汚れの部分にかけて数分置き、こすって落とすのが基本的な対処法です。

使う洗剤は、塩素系アルカリ洗剤がおすすめです。塩素系アルカリ性洗剤は、黒ずみの原因となる雑菌を除菌し、カビに含まれるタンパク質を分解する効果があります。除菌効果が高く、比較的すぐに効果を実感しやすいのも特徴です。

塩素系洗剤でおすすめなのは「ドメスト」という商品です。スーパーでも手に入るので、黒ずみが落ちない場合は試してみてください。

トイレの黒ずみ、さらに内側までしっかり落とすには?


掃除をしていても内側はあまり見えないので「まあ、いいか!」と思いそこまで気にしてないという方も多いかと思います。

淵の内側は尿が飛び散り付着しやすいうえに洗浄用の水が当たりにくいため、とても汚れが溜まりやすい場所です。黒ずみを放置すると、尿石という固い塊になってさらに落としにくくなってしまいます。

内側のしつこい汚れには、酸性のクエン酸が効果的です。具体的な手順は次の通りです。

1. 水100mlに対してクエン酸小さじ1/2〜1杯を溶かし、クエン酸水を作る(スプレーボトルに入れておくと使いやすい)
2. 黒ずみの部分にトイレットペーパーを貼り付け、クエン酸水をたっぷり吹きかけて密着させる
3. 軽い汚れなら10〜20分、こびりついた汚れなら30分〜1時間ほど放置する
4. ブラシやメラミンスポンジでこすり、最後にしっかり水で洗い流す

クエン酸水は作り置きすると1〜2週間程度で品質が落ちるため、使い切れる分だけ作るようにしましょう。重曹と組み合わせて使うと発泡作用で汚れが浮きやすくなることもありますが、混ぜてすぐ使い切る前提で作り、保存はしないでください。

クエン酸を使ってはいけない場所

・防汚加工が施された便器(一部の高機能便器)はコーティングを傷める可能性があるため、取扱説明書を確認してから使う
・便器まわりの金属部品(真鍮・アルミ・鉄など)や大理石には使わない(変色・腐食の原因になります)
・塩素系洗剤と絶対に混ぜない(有毒ガスが発生し危険です)

トイレを黒ずみさせない予防方法


一番の予防方法は、黒ずみができる前に、こまめにチェックする習慣をつけることです。毎日きっちり掃除する必要はありませんが、週に1回程度、黒ずみが出ていないか確認する日を決めておくと、汚れがひどくなる前に対処できます。

便器を汚したまま放置しないことも大切です。市販の黒ずみ防止剤(便器に貼るタイプ・タンクに入れるタイプ)を活用するのもおすすめです。また、排泄時の飛び散りを減らすことも予防の一つです。男性がいる家庭では、座って用を足すようにしてもらうだけでも、内側の汚れつきを大きく減らせます。

なお「トイレ掃除機」というキーワードで検索する場合、多くはトイレ用のハンディクリーナー(掃除機)を探している検索です。床のホコリや髪の毛を取るのに便利ですが、便器内の黒ずみ自体はクエン酸などの洗剤でのケアが必要な点は覚えておきましょう。

よくある質問

Q. 塩素系と酸性の洗剤を一緒に使ってもいい?

A. 絶対にやめてください。塩素系と酸性の洗剤を混ぜると有毒なガスが発生し危険です。片方を使ったあとは水でしっかり洗い流してから、もう片方を使いましょう。

Q. 尿石がガチガチに固まっている場合は?

A. 酸性洗剤でのパック時間を長め(1〜2時間)にするか、それでも取れない場合は専用の尿石除去クリーナーやプロのクリーニングを検討しましょう。

まとめ

トイレの黒ずみは、汚れが定着する前のこまめなチェックと、クエン酸でのしっかりしたケアが一番の対策です。NG素材や塩素系洗剤との混合には十分注意しながら、清潔なトイレを保ちましょう。