普段の忙しい日々にさっと掃除しているだけでは綺麗にできないフローリングの溝。
ふと見ると汚れがびっしりで気になる……なんてことありませんか?
実はその汚れの正体は、劣化したワックス、足の裏の皮脂、フケ、カビ、調理のときの油汚れなどがホコリが混ざったものなんです!
ゾッとしますね……!
今すぐ綺麗にしたい気持ちになったのではないでしょうか?
しかし、溝の汚れは手強そうですよね。
そこで今回は、フローリングを溝まで綺麗にする方法を調べました!
簡単にできる方法から、汚れの原因別に徹底的に綺麗にする方法までご紹介します!
フローリングの溝掃除は簡単!!さっとできるテクニック。
フローリングの溝の簡単な掃除方法から紹介します。
①フローリングワイパーをかける
まずはクイックルワイパーなどのフローリングワイパーをかけます。
床に落ちている細かなホコリを拭き取っておかないと、次の手順で掃除機をかけた時にホコリが舞い上がり、掃除機をかけ終わったあとにまた床に降り積もって意味がなくなってしまうのです。
ワイパーをかける時間帯は朝がベストです。
夜、人が寝静まっているあいだに落ちたホコリが舞わないうちに拭き取ってしまいましょう。
朝起きて家族が起きる前にワイパーだけでもかけておくと良いかもしれませんね。
ワイパーをかけるときはフローリングの溝にそってかけましょう。
ワイパーに付けるシートは表面が凸凹しているものや、ふわふわしていて溝に入り込んくれるような構造のものを選ぶとそれだけで軽い汚れは取れてしまいます。
②掃除機をかける
次は掃除機をかけます。
大まかな塵を吸い取った後、掃除機の先に付けるノズルをブラシタイプのものに付け変え、溝を掻き出すようにかけていきます。
この時点で結構綺麗になるはずです。
フローリングワイパーと掃除機を普段からするだけで、フローリングの溝を綺麗に保つことができるのでおススメです。
ただ、毎日ブラシで家中のフローリングの溝を掃除するのは大変なので、「今日はここだけ」と毎日ブラシをかける場所を変えていって、何日かかけて家中を綺麗にするサイクルを作ると良いですよ!
③雑巾がけ
最後に雑巾がけですが、最初にワイパーをかけているので絶対にしなければいけないということはありません。
フローリングの木材は水に弱い物も多いので、雑巾がけは基本せずに普段はワイパーや掃除機などで綺麗にして、何か月かに一回ワックスをかけて綺麗な床を保っている家庭も多いです。
しかし小さいお子さんがいると雑菌などが気になって雑巾がけしたくなりますよね。
雑巾がけをする場合は水気が残らないように注意しなければいけません。
雑巾がけには熱いお湯を使うと良いでしょう。
水が早く蒸発します。
また、出来る限り固く絞ります。
そしてできれば濡れ雑巾と一緒に乾いた雑巾を持ちましょう。
濡れ雑巾で拭いたところをすぐに乾拭きすれば水気による心配はほぼ無くなります。
フローリングの溝の黒ずみをしっかり落とすお掃除術
次は、先に紹介した掃除方法ではフローリングの溝の黒ずみまで落ちない場合のお掃除術を紹介します。
手順は先ほどとほぼ同じですが、ワイパーをかけた後、掃除機をかける前に汚れを掻き出す手順が追加されます。
竹串や爪楊枝、使い終わった歯ブラシ、いらなくなったカードなど、なんでもいいので溝に入りやすい物を使い汚れを掻き出していきます。
あまり強くやり過ぎるとフローリングを傷つけてしまうので力加減に注意です。
そして黒ずみの原因は劣化したワックス、皮脂や油汚れ、カビなどであると最初にお伝えしましたよね。
綺麗にするにはそれぞれ別のひと手間を加える必要があります。
劣化したワックスの場合
ワックス剥離剤を綿棒につけて溝をなぞります。
はみ出さないように注意してください。
それから竹串などで溝を掻き出し、出てきた汚れを掃除機で吸い取ります。
皮脂や油汚れの場合
場所がリビングやキッチンの場合、黒ずみの原因は皮脂や油汚れでしょう。
その場合は汚れを掻き出した後に、キッチン用の中性洗剤を水で薄めて綿棒に含ませて溝を拭き取ります。
最後に雑巾で水拭きと乾拭きをします。
カビの場合
場所がお風呂場の近くや洗面所の場合、黒ずみの原因はカビでしょう。
その場合はエタノールを綿棒に含ませてカビ部分に塗って15分ほど放置します。
それから汚れを掻き出し、掃除機で吸い取ります。
雑巾がけをしてしまうと残ったカビの粒子を塗り広げてしまうので、よく乾かして終わりにします。
フローリングの溝掃除まとめ
いかがでしたか? 手間は必要ですが、結構簡単に綺麗になることが分かりましたね!
さっそく溝の汚れを掻き出したくなってきたんじゃないでしょうか?
フローリングの溝が黒ずむまで放っておくと綺麗にするには手間が必要になってしまいますが、普段のお掃除を少し気を付けるだけで綺麗に保てるので、ぜひ実践してみてください!