海外旅行に行ったときに必要になるのが、旅行先の通貨ですよね。
クレジットカードが使えるところも多いものの、少額の買い物や観光地での入場料の支払いなど、やはり現地通貨の現金があると何かと便利です。
ですが、海外での両替に慣れていないと、レートの見方すら分からず両替に苦労してしまいます。
今回は、私が実際にタイ旅行に行った時の様子をもとに、レートの見方や両替の方法についてまとめています。
基本的には他の国でも同じ見方になりますので、参考にしてみてくださいね。
タイでのレートの見方は?
日本円からの両替を現地の空港ですることが多いかと思いますが、レートの見方に慣れていないと、ずらーっと並ぶ数字に圧倒されてしまいます(+o+)
私が実際にタイに行った際に、空港の両替所の前に掲示されていたレート表はこんな感じでした。
なんだか細かい数字が多くて、初心者の方にはわけがわからないもののように見えて仕方ないです。
ですが、実はレートの見方はとても簡単です。
注目すべきポイントは日本円を表す「JPY」の部分の数字だけで大丈夫です。
それでは、実際にこの写真の数字をもとに日本円から外国為替(ここではタイの通貨バーツ)にしたいときにどう見ればよいのかを解説していきます。
空港などでの両替の見方とは?
現地の空港で日本円からバーツなどの外国為替に両替する場合は、「Buy」と書かれた列の数字を見ましょう。
両替店によっては「Buying」と書かれていることもありますが、同じ意味になります。
こちらの例では、Buyの箇所に0.3003と書かれています。
これは、1円を0.3003バーツに交換して貰えることを意味しています。
数字が小さすぎて分かりにくいので、10,000円に置き換えてみると、10,000円を3,003バーツに交換して貰える、ということになります。
このレートの中に手数料が含まれていますので、追加で手数料を取られることはありません。
ちなみに、Buyの左側にDenomという列があり、1000や10000という数字が書かれていますが、これは、両替してもらえる日本円の単位になります。
この例では、最小で1,000円から交換して貰えることを意味していますので、500円などを出しても両替してもらえませんので、注意してください。
両替でバーツを日本円に戻すときは?
旅行を終えて、日本へ帰国する前に余ってしまったバーツを円に戻したいですよね。
日本円に両替するときは「Sell」や「Selling」と書かれた列の数字を見るようにしましょう。
この例では、0.3030と書かれていますが、これは、0.3030バーツを1円に交換して貰えるという意味です。
分かりやすく言い換えると、3,030バーツを10,000円に交換して貰える、ということになります。
この例では、日本円に戻す場合も、1000円単位となりますので、計算上1000円未満になるお金はバーツで戻ってきてしまいます。
残念ながら小銭まですべて日本円にすることはできませんので、余ったバーツは空港のコンビニや免税店でお土産を買うのに使うのがおススメです。
まとめ
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タイの両替所でのレートの見方や両替方法についてまとめました。
日本円を外国通貨にするときは「Buy」、日本円に戻すときは「Sell」を見るだけですので、スマホの電卓を使ってちょっと計算してみて両替にチャレンジしてみましょう!