飲み物の持ち運びに便利な水筒やタンブラー。最近では日常的に使うことも多いですよね。
たまには麦茶やお茶以外のものを入れたいけど、炭酸飲料やジュース、コーヒーってどうなの?
炭酸はダメだと聞いたことがあるけど、どうしてダメなの?本当は大丈夫なんじゃないの?
そんな疑問を持つこともあるかと思います。
本文では、水筒に炭酸やジュース、コーヒー等を入れてもいいのかどうか、その疑問にお答えします。
水筒に炭酸を入れてはいけないのか
結論から言いますと、
炭酸の圧力で水筒が爆発するからダメ!
です。
たまにはシュワッと爽やかに炭酸飲料を水筒に入れて持っていきたいことってありますよね。
炭酸飲料って大きなペットボトルで買った方がお得なので、それを水筒に移して持って行けば経済的!っていう気持ち分かります。
ですが、炭酸飲料は水筒に入れてはいけません。
水筒が爆発するリスクがあるからです。
もう少し詳しく見ていきましょう。
水筒に炭酸を入れてはいけない理由
水筒の中に炭酸飲料を入れると、本体内の圧力が高くなります。圧力が高くなると、中せんが開かなかったり、圧力で内容物がふき出たり、中せんやコップ、パッキンなどが破損して飛散することがあり危険です。
もともと炭酸飲料が入っているペットボトルは素材が柔らかく、圧力が高まってもペットボトルが伸びるため、圧力に耐えられます。ですが、水筒の場合、ガチガチに硬い素材ですし、密閉性が高いため、圧力の逃げ場がないんです。
そのため、破損の危険や最悪の場合、ケガに繋がる可能性もありますので、水筒に炭酸飲料を入れてはいけません。
水筒って頑丈そうなので、炭酸ぐらい耐えられそうに思えますが、頑丈だからこそ破裂したときが危険なのです。
追記:炭酸OKな水筒が日本初上陸
水筒に炭酸飲料は入れてはいけない、ということを説明してきました。
一般的な水筒はそういうものだと理解しておきましょう。
とはいえ、色々と調べていると、炭酸対応の水筒が少しずつ発売され始めています。
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海外初の炭酸対応水筒。日本に初上陸したようですので、炭酸水を水筒に入れて持ち運びたい!というあなたは、チェックしてみると良いでしょう。
水筒にジュースは入れて大丈夫?
水筒にジュースや清涼飲料水を入れてはダメだと聞いたことはありませんか?これは、半分は本当、半分は気を付ければ大丈夫です。
【ジュースを水筒に入れてはダメだと言われる理由】
水筒の主流となっているステンレス製はサビに強いと言われています。しかし、サビには強いですが、サビない訳ではありません。
ジュースやスポーツドリンクなどの清涼飲料水にはナトリウムや塩分が入っていますので、ステンレス容器の腐食・腐敗の原因になります。
また、ジュースの糖分が飲み口に付着すると、口腔内細菌などが糖分を栄養にして繁殖、腐敗させる可能性があります。
【ジュースを水筒に入れるときに気をつけること】
上記のように、水筒にジュースを入れてはダメだと言われることもありますが、全くダメということもありません。
水筒の腐食・腐敗がすぐに進むわけではありませんので、水筒にジュースが入ったままにしなければ良いのです。
ですので、水筒にジュースを入れたときは、いつものお茶や水よりも少し早く飲んでしまうように意識すれば大丈夫です。
また、飲み終わったら早めにゆすいでおき、家に帰ったらすぐに洗いましょう。
水筒にコーヒーを入れると臭い?
大人のかたには、水筒にコーヒーを入れたいこともありますよね?水筒にコーヒーを入れてはいけないと言われることもあり、理由をご存知でしょうか?
【コーヒーを水筒に入れてはダメだと言われる理由】
正確には、コーヒーに入れる、牛乳(ミルク)や砂糖を水筒に入れてはダメと言われています。
砂糖がダメな理由については、ジュースと同様に菌の繁殖の可能性があるためです。
乳製品を入れるのがダメな理由は、乳製品は栄養価が高く発酵しやく、衛生的によくありません。また、臭いがきつく、定着しやすいため、避けた方がよいとされています。
【コーヒーを水筒に入れるときに気をつけること】
水筒には砂糖や牛乳は入れずに、ブラックコーヒーを入れるようにしましょう。
どうしても砂糖や牛乳が必要な場合は、コップに移し替えてから入れるようにすれば大丈夫です。
まとめ
水筒に炭酸飲料やジュース、コーヒーを入れてはダメな理由、気をつけるべきポイントについて紹介しました。
水筒って何でも入れて良さそうですが、実はそうではないのです。
ここでお伝えしていることを参考にして、たまにはお茶以外のものを入れて楽しみましょうね!