新年を迎えるにあたって、一番「やらねば!」と意気込むのが年賀状ではないでしょうか。
でもせっかく書いていて書き損じてしまった場合、どうしたらいいんだろう?って思いますよね。
書き損じた年賀状を捨ててしまうなんてもったいないし、何かいい方法はないの?
そんな疑問にこたえます。お役に立てれば嬉しいです。
書き損じた年賀状の交換方法
どれだけ集中して書いていたとしても年賀状の誤字や脱字は避けられません。
今はパソコンソフトで作成もできますが、いざプリンターでプリントアウトした時に印刷の向きを間違えたりしてしまいます。
普通ハガキでさえもったいないのに、年賀状ってお年玉番号も書いてありますし、捨てるってなんとなく宝くじをみすみす捨てるような気がして申し訳ない感じもします。
こうしたいわゆるミスった年賀状、どうしたらいいんでしょう?
実は、ちゃんと救済方法があるんですよ、これを知っておくと断然違いますので、ご紹介しますね。
書き損じた年賀状は郵便局で簡単に交換できる
郵便局の公式ホームページに、きちんとその説明が載っていました。
https://www.post.japanpost.jp/index.html
書き損じたハガキは、所定の手数料を支払えば、切手やはがきなどと交換することができます。
書き損じた年賀状も、郵便局に持っていけば交換してもらえます。
ですが、残念ながらタダではありません。郵便切手・通常はがきは1枚につき5円で交換できます。
年賀状を交換するときの注意点
ただし、年賀状はくじ付きで特別なものですので、同じものを交換してくれるということではないようです。
通常切手、通常はがき、往復はがき、郵便書簡、特定封筒などとの交換となっています。
ちなみに、料額印面(はがきの料金を表す部分)が汚れたり、書き損じたものは交換無効となるようですので、注意が必要です。
まずは、郵便局に行って相談するのが一番の方法です。
最近ではコンビニなどでも年賀状は買えますが、交換はあくまでも郵便局のみです。
年賀はがきを書き損じたとき交換期限はある!?
実際に年賀状はミスっても交換できることが分かってホッとしたところですが、それではこの交換には期限ってあるのでしょうか。
実は、、、年賀状交換に期限はないんです!!
これは意外ですね、でも嬉しいですね。
どれだけ古くなってても、もし取ってあるのであれば手数料5円で交換できます。
ですが注意が一つ。今年の年賀状をミスって今年の年賀状に交換してもらいたい場合は、その年の販売期限内である必要があります。
これは、例えば去年書き損じた年賀状を今年の年賀状には交換できない、ということになります。
あくまで、今年販売している年賀状の販売期間内での交換、ということは覚えておきましょうね。
大体、年賀状の販売期間って11月から翌年の1月のあいだです。
その間なら間違えても大丈夫って思うと、少しは気が楽になるかもしれませんね。
書き損じはがきを寄付して社会貢献するのもあり
書き損じてしまったはがき、手数料を払えば交換できることが分かりましたね。
実は交換するだけでなく、様々なボランティア団体へ寄付することもできます。
世界中の恵まれない子どもたちの活動をサポートするのに繋がることをご存知でしょうか。
こんな小さなはがき一枚ですが、その小さな一枚も貯まっていけばどれだけの数になるでしょう?
下記にたくさんの寄付先を挙げてみますので、どれか一つでも参考にして頂ければと思います。
書き損じはがきの寄付先
◯JVC(日本国際ボランティアセンター)
パレスチナ、アフガニスタン、イラク、スーダン、南アフリカ、カンボジア、ラオス、タイ、コリア、南相馬、気仙沼などで子どもの栄養を改善するための支援活動を行う。
http://www.ngo-jvc.net/jp/tokyostaffdiary/2016/01/20160121-palestina-postcard.html
◯公益財団法人 ジョイセフ
切手や書き損じはがきなどの暮らしの身近な物や不要品を支援金にし、途上国の女性や子どもたちをサポートしている。
http://www.joicfp.or.jp/jp/donation/sending/
◯特定非営利活動法人 ピースウィンズ・ジャパン
書き損じや未使用の「官製ハガキ」を回収し、得た資金をPWJの国際支援活動に活用している。
https://peace-winds.org/support/action.html
◯株式会社インプレスジャパン
書き損じ・使い残しはがきを送ると、郵便局で新しい切手に交換(手数料は20万円まで当社負担)後、業者に売却し、換金額全額を公益財団法人日本ユニセフ協会を通じてユニセフ基金として寄付しています。
https://book.impress.co.jp/nenga/charity/
まだまだたくさんの団体・ボランティアがあるようです。
企業で取り組んでいる会社などもあり、皆がそれぞれできることを考えているようです。
ぜひこうした物を活用して社会貢献するのもありですね。
年賀状はがきの書き損じた場合の対応まとめ
書き損じの年賀状の交換から、思いがけず社会貢献にまで話が進みました。
「紙一枚も無駄にしてはいけない」ということを感じられたのではないでしょうか。
とかく日本では今文房具に事欠かない時代です。
お金さえ出せばすぐなんでも買えますし、物の価値が低くなっているところもあります。
間違えたら捨てればいいや!ではなく、きちんと交換してもらったり、世界の困っている人たちへの助けになれるということを念頭に置いて、年賀状やはがきを大事に扱いましょうね!