妊娠中は便秘になりやすいです。
お腹が重くてしんどいし、もやもやしますね。
病院の薬にはできるだけ頼りたくない…そんな時、オリーブオイルを試してみてはどうでしょうか?
なにかと大変な妊婦生活ですが、便秘なんていう邪魔な悩みを取り除きましょう!
オリーブオイルでスッキリ!!便秘の妊婦さん向けの取り方
ヨーロッパではオリーブオイルは「自然の下剤」と呼ばれています。
生のオリーブオイルは胃で消化されにくいので、腸まで届き、たまった便を排出するのに効果があります。
体質によっては合わない人もいるので注意して利用してください。
便秘解消のための摂り方のコツ
・質の良いオリーブオイルを使う。
・生のまま、大さじ1杯を朝食に、食物繊維と一緒に摂る。
品質の良いオイルでないと、有効成分が少ないです。
「エキストラバージンオイル」はオリーブの実の栄養が豊富。
IOC(国際オリーブ協会)の基準を満たしたものが高い品質のものです。
オーガニック認証を受けているものや遮光瓶や缶に入っているものをよくラベルを見て選びましょう。
高温に熱を加えると、栄養が落ちるので生のまま摂りましょう。
朝は腸の働きが活発になる時間帯なので、その時が有効です。
オリーブはカロリーに注意
高カロリーなので、大さじ1杯で120kcalあります。
お茶碗1杯のごはんの半分近くです。
からだに良いからと言ってたくさん摂りすぎると太ってしまうので気をつけましょう。
また、時間がたつと酸化が進んで健康上よくないこともあります。
1~2か月で使い切れるような大きさのものにした方が良いです。
オリーブオイルが苦手ならヨーグルトや納豆と合わせるのもあり!!
生のオイルをそのまま飲むのはキツイですね。
サラダにかけたり、野菜と一緒にジュースにしたり。
ヨーグルトと混ぜると乳酸菌も摂れるし、より良いです。
和食派の人は納豆に混ぜるという人もいます。
ぴりっと美味しい簡単レシピの紹介
① 納豆1パックをよく混ぜる(付属のたれも入れる)
② 新玉ねぎをスライスしたものと黒胡椒とオリーブオイルを混ぜる
アボカドやしらすなどを入れても美味しそう。
ちょっと味を変えるだけで毎日続けられますね。
オリーブオイルは食物繊維と一緒に食べると効果も上がるので、いろいろ工夫してみてください。
食物繊維は便秘解消にも有効な成分です。
納豆、海藻類、バナナ、いちご、かぼちゃ、サツマイモなどに多く含まれます。
スムージーも美味しくて摂りやすい
また、朝に水分を取ることも便秘に効果的。
水やノンカフェインのお茶なども積極的に飲んでみましょう。
妊婦にオススメのスムージーのレシピ。
① 小松菜、バナナ、いちじく、豆乳をミキサーに入れる
② コップに注いだものにオリーブオイルを入れる
いちじくは栄養たっぷりだし、とっても飲みやすそうなレシピです。
便秘にはオリーブオイルを塗るのも効果的。
実際にオリーブオイルを使ったという人の体験談によると、続けると効果があったという人が多いです。
最低2週間は続けないとダメみたいです。
オリーブオイルだけではなく、食生活全体のバランスや軽い運動、水分摂取などの見直しは大切です。
その中で、直腸性便秘というかなり頑固な症状の人はオリーブオイルを塗っています。
それは、便の出口となる直腸の潤滑油としてオイルを使うこと。
排便の時に肛門にオリーブオイルを塗ってマッサージ。
便の滑りをよくすることができ、おすすめなのだとか。
知り合いの助産師からのアドバイスなのでそういう方法もあるんですね。
ちょっと抵抗がありますが、びっくりするほどよく効くそうですよ。
妊婦とオリーブオイルについてまとめ
妊娠中の便秘はもちろん不調ですし、
産まれてくる赤ちゃんへの影響もあります。
産後もストレスから便秘になりやすいですから、今のうちに解消するようにしておきたいですね。