休暇に家族でドライブでのお出かけや旅行を考えているが、
幼児のお子さんの車酔いが気になってしまいますよね。
せっかくの楽しいおでかけですので、車酔いすることなく、
お子さんにドライブをさせてあげたい、というのが親心です。
また、車酔いで一番辛いのはもちろんお子さん自身なのですが、
それに付き合うご両親も気疲れしてしまいます。
お子さんの乗り物酔いが気になってしまい、遠出をしなくなったり、
ドライブ自体控えめになってしまうこともありますよね。
「少しでも子供の車酔いを抑えられれば、もっと気楽にドライブを楽しめるのに。」
そう考え、実際に行った効果抜群の幼児の車酔いの対策方法をまとめました。
幼児の車酔いがひどいときの対策
車酔いの原因として一般的に言われていることは、
乗り物の揺れによって、耳にある内耳の三半規管や前庭が刺激され、
自律神経系や平衡感覚が乱れる、ということです。
ただ、実際のところは、様々な状況が関連しているいるものです。
あるときは車酔いせずにドライブできたのに、あるときはすぐに体調を崩してしまう。
普段通い慣れている道でも、車酔いしてしまうことがある。
そのような経験はありませんでしょうか?
そこで、子供が車酔いしたときの状況や傾向を把握することにしました。
傾向がわかれば、対策も取ることができます。
私の子供の場合には、以下のような傾向がありました。
- 2~3時間以上の長時間のドライブ
- 1時間以上休憩していないとき
- 高速道路を走行
- 夜間のドライブ
- 後部座席でDVDを再生
- 昼食や夕食前など、おなかが空いた状態
- おなかが痛いというが、トイレに行っても何もでないことが続く
以上は一例になりますが、子供が車酔いで体調を崩したときには以上のような傾向がありました。
子供の車酔い原因から対処法がわかる
こどもが車酔いするときの傾向が分かったところで、
それに対する対策を考え、実行することにしました。
具体的な対策・予防は以下になります。
- 長時間のドライブではこまめに休憩を入れる
- 夜間のドライブではDVDは見せない
- スピードを出しすぎない
- 適度におやつや飲み物を摂取
- おなかが痛いと言ってきたら症状を細かく聞く
少なくとも1時間に1回は休憩時間を入れるようにする。
なるべく車から降りて気分転換を。
特に夜間は、画面に視点が集中してしまい、酔いやすくなるようです。
DVDを見せるのはやめて、子供が好きな曲を流すことに。
特に高速道路では、普段と異なるスピード感になるため、車酔いには辛い。
なるべくスピードを出しすぎず、急ブレーキのないように。
グミや飴などのちょっとしたおやつを用意しておくと安心。
美味しいもので気を紛らわせてあげられますしね。
あまりおなかに溜まるおやつですと、かえって気分が悪くなってしまうこともありますし、
食事前などでおやつを与えるのが気になる場合は、飲み物だけでも容易するとよいでしょう。
幼児の場合、気分の悪い原因が車酔いによるものなのか、単なる腹痛なのか、
というのが分かりにくいようです。
毎回しっかり症状を聞き出すようにすることで、
こどもが車酔いの状況なのかどうかが少しずつ判断できるようになってきます。
こどもの車酔い対策について
幼児の車酔いに対する対策について、原因を把握するところからの考え方を説明しました。
ただ闇雲に対策を考えたり、車に乗ることを控えるのではなく、
しっかりと原因や傾向から考えていくことが非常に大切になります。
我が家ではこの対策で、8割程は車酔いが治まりました。
すぐに最適な対策を打てるものではありませんが、
トライアンドエラーで親も一緒にチャレンジすることで、
車酔いを軽減させるにはどうするのがよいのか、少しずつ見えてきます。
なかなか100%車酔いを治すことは難しいのですが、これだけ車酔いが軽減されると、
家族でのドライブを楽しむことができますのでおすすめです。