子育て

虫刺され予防で赤ちゃんや幼児を守ろう!おススメの予防薬と服装紹介。

あたたかい季節、こどもとの外へのお出かけが楽しみな反面、
虫刺されが気になる季節でもあります。

赤ちゃんや幼児などのこどもは、大人よりも蚊にさされやすく、
まだ肌が弱いため、蚊に刺された皮膚をポリポリとかき壊してしまうことも心配ですよね。

小さな子供の肌が腫れていたり、かゆそうにしている姿は、
親としても辛く、なんとかしてあげたいものです。

敏感でデリケートな子どもの肌を虫刺されから守るために、
おでかけの際におススメする赤ちゃん・幼児向けの予防策を紹介します。

虫刺され予防は赤ちゃんや幼児になぜ必要?

日本には約100種類もの蚊が生息していると言われています。

蚊は春から夏、秋にかけて活動が活発となり、
私たちがお出かけしたいと思える季節にまさに活動していることになります。

蚊の種類によって、日陰や高湿度を好む種類もありますし、家や建物などの室内を好む種類もあります。
また、水田や湿地を生息する種類、さらには地下鉄の構内を好むものまでいるのです。

つまり、どこに行っても蚊に遭遇する可能性はあり、
子供とのお出かけには虫予防・虫よけを欠かすことができません。

蚊に刺された後の症状には、すぐにかゆくなる即時型反応と、
1日~2日後にかゆくなる遅延型反応があります。

一般的には、赤ちゃん・乳児は遅延型反応が出ると言われています。
また、幼稚園児は即時型と遅延型の両方の反応が出るとされています。

遅延型反応は、1日以上かけて反応が出ますので、お出かけ中やその直後には気づかないことも多くあります。

虫さされ対策を何もせずにお出かけして、蚊に刺されなかったように思っていても、
後からじんわりと腫れやかゆみが出てくることもあります。
ですので、お出かけの際には油断せずに蚊への対策をするようにしましょう。

また、近年話題になっているデング熱をはじめ、ジカウィルス感染症や日本脳炎等、
蚊を媒介して感染する病気もあります。
赤ちゃんや幼児を感染症から守るためにも、親がしっかりと予防をしてあげる必要があります。

虫刺されから赤ちゃんや幼児を守る予防薬・虫除け

蚊から子供を守るために際に注意しなければならないのは、
子どもの肌に合った虫よけ剤を使うということです。

虫よけ剤には、スプレータイプのものやウェットシートタイプのものなど種類がありますが、
最も気をつけなければならないのが虫除けの成分になります。

防虫剤の成分は大きく3種類(ディート、イカリジン、天然ハーブ)に分けられます。

それぞれの特徴を以下で説明しますので、お子さんに適切なものを選ぶようにしましょう。

ディート

3種類の中で最も虫除けの効果が高く、虫が多くいる場所に出かける際に選ぶとよいでしょう。

ただし、効果が高い反面、肌への刺激も強く、生後6ヶ月未満の赤ちゃんに使用してはいけません。
年齢に応じて1日の使用回数が決められていますので、商品の説明をしっかり読んで、
決められた回数内で使用するようにしましょう。

イカリジン

ディート程の虫除け効果は望めませんが、月齢や年齢による使用制限がなく、
肌への副作用も少ないとされています。

こども用の虫除けスプレーとしては、最近ではこのイカリジンが使われていることが多く、
赤ちゃんや幼児向けと言えます。

天然ハーブ

ディートやイカリジンに比べ、虫除け効果は一番低くなります。

しかしながら、天然の成分のため、肌が敏感なお子さんにおススメとなります。
また、普段からオーガニックを意識されている方にもおススメとなります。

虫刺されから赤ちゃんや幼児を守る服装

虫刺されの予防法として、服装を気を付けるだけでも、
虫刺されの可能性を軽減させることができます。

まず、基本的な考えとして、露出の少ない服を選ぶようにしましょう。

こどもはおとなよりも体温が高く、外では動き回ることも多いため、さらに体温が高くなります。

蚊は体温の高い肌を好む傾向にありますので、こどもの露出している肌はターゲットにされやすくなります。

タンクトップよりも袖があるもの、サンダルよりもスニーカーといった心がけをするとよいです。

ただし、暑い時期ですでの、長袖・長ズボンなど徹底的に肌を隠してしまい熱中症などになってしまっては、
元も子もありません。

気温や場所などを考慮した服装にし、服だけでは補えない場所を虫除け剤でカバーするのがおススメです。

また、カラフルな服を選ぶのも虫を寄せ付けない効果が期待できます。
茶色や緑色など、アースカラーと呼ばれる自然に多くある色よりも、
赤や蛍光色など、人口色に近い方が虫が寄り付きにくいとされています。

まとめ

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赤ちゃんや幼稚園児向けの虫刺されの予防方法について紹介しました。

虫除け剤については、虫除け効果と肌への影響を考えて、商品選びをすると良いです。
また、服装については、露出を抑え、なるべくカラフルなものを選ぶようにしましょう。

虫除け剤と服装をうまく組み合わせることで、
お子さんが虫にかまれる可能性を減らすことができますので、
お出かけの前の参考にしてみてください。