私はアラサーの主婦です。
ママ友と話をしていて驚いたのが、子どもたちの学校での行事。
特に運動会ですね!
何でも、最近は5月に運動会をすることが多いとかって本当?
自分の記憶では、と言うか私が子供の頃は【秋の大運動会】と行って大々的に秋のメイン行事だったんです。
最近は違うの?とちょっとジェネレーションギャップを感じつつも、一体何で5月に開催されるようになったのか不思議なので、調査してみました。
5月に運動会するのなぜ??
そもそもですが、日本の祝日は、10/10で【体育の日】というのがある訳ですよね。
この日は、日本の観測史上最も晴れの日が多いということで制定されているくらい、秋の運動会にはふさわしいとされているハズ。
ではなぜ、あえてそこから一気に5ヶ月も早まって運動会をするようになったのでしょうか。
色々な要素が関係しているようなのですが、かいつまんでまとめてみると、こんな感じのようでした。
- 新1年生を集団行動に慣れさせるため
- 秋は残暑が厳しく子供たちにも先生にもきつい
- 2学期には他の行事が多く、教科の学習が進まない
などなど。
確かになるほど!と思う点も多かったです。
今は一人っ子などの家庭も多く、中々集団行動に馴染めない子供が多いというのも聞いたことがあります。
入学して最初に、運動会という行事を行うことによって、少しでも集団行動に慣れてもらおうというはからいなのでしょうか。
また、夏の残暑が厳しいのも納得です。
特にここ数年は、9月後半まで30度超えしたりザラですし、練習どころじゃないですよね。
熱中症で子供が倒れたら、色々と厄介な問題も起こりそうですし、学校側の配慮もあるのでしょう。
運動会を秋にするのもメリットあり
ただ、やはり普通通り秋の運動会というのも、単に固定観念以上のメリットがあるはずです。
5月などは梅雨の影響を受ける。そうなると結局練習や本番の日程がズレて、変更になる可能性が高い。
これですかね!
統計的には、春の天候不順、梅雨の影響は秋口の台風よりも確率が高いそうです。
天高く馬肥ゆる秋・・・なんて言葉もある通り、秋晴れの天候の元、気持ちよく運動会をするのは気分的にもいいと思いますね。
個人的には、暑くも寒くもないちょうどいい気温の元、家族みんなで食べる運動会の時のお弁当の美味しさは忘れられません(笑)。
ですが今は、やはり【熱中症対策】で5月に前倒しが一般的になっているようです。
運動会の今と昔の違いは他にも
私が子供の頃と言ってもかれこれ25年近く前なので、かなり違いもあるんですね。
驚いた部分を挙げてみますと。
- 怪我のリスクを排除するため、メインとも言える騎馬戦や組体操がなくなっている
- 競争して子どもたちを比べない
- お弁当は親は外で食べ、子供たちは教室でのスタイル
聞いたことがあるのもあれば、意外なものまで。
一番は、かけっこで昔は一等賞を取ることが子供にとっては誇らしく、親もその姿を見て喜ぶ、という図式があったんですがね。
最近は順位をつけるのはふさわしくないということで、たとえかけっこがあったとしても、順番はないそうです。
みんなで頑張ったね!ゴールできたね!というところに着眼点を置いたということでしょうか。。。
他にも、怪我をさせないために盛り上がる騎馬戦や組体操がないと。
私も小学校の時、体重が軽かったせいもあって組体操で三段重ねの一番上に乗ったことがあり、練習で崩れて捻挫をしたことはあります。
でも、そういうのも含めて行事なんだと思ってましたし、親もそれで文句なんか言わなかったです。
むしろ親も周りも「本番までに治して頑張れ!」みたいな感じでしたけど。
今はモンスターなんちゃらも増えていますし、かなりみんなが敏感になっている気がしますねえ。
運動会につきものの、スリリングな種目で盛り上がりがなくなっていることを残念がる大人も多そうです。
5月の運動会について思ったこと
今回色々見てきて思ったこと。
勿論、時代が変われば価値観や考え方が変化していくことを否定はしません。
その時代にあった取り組み方をしなければ問題が生じることもあるでしょうしね。
ただ、やはりどうしても、「何だか色々息苦しいなあ~」と思ってしまいました(汗)。
それぞれの人の目を気にし過ぎて、敏感になり過ぎて、神経質になり過ぎているような感覚は否めません。
でも、私も子供が産まれたらそういうことに毎日向き合って子育てしないといけないんですよね!
先に先輩として頑張っているママ友さんたちに色々聞きながら、今後も様々なことを考えていこうと思いました。