副菜やちょっとしたおつまみなど、さっぱり食べれるきゅうり。
使い勝手が良いので、旬の時期には常に冷蔵庫に入っているかもしれませんね。
そんなきゅうりですが、あのとげとげってなんだろう、と思ったことはありませんか?
なんとなく、スーパーでキュウリを買うときに棘が多いのを選んでましたが、正しいのでしょうか。
きっとあなたは、きゅうりのトゲについて誤解しているはず。
それではどうぞ。
きゅうりのとげは新鮮な証拠!?
きゅうりのとげは、花のときからあるそう。
とげがある理由はまだはっきり分かっていないそうで、
未熟な状態で動物たちに食べられないようにしているのでないか?との説もあります。
きゅうりのとげはきゅうりが完熟するとなくなります。
市販のきゅうりの中に白い種があると思いますが、
もともときゅうりは種が熟すまで食べられたくないからと、とげを作り自分を守っています。
つまり、人間は未熟なきゅうりを食べているということなんです。
きゅうりのトゲと新鮮さはほとんど関係がないということをお分かりになったかと思います。
そこで気になるのが、きゅうりの正しい鮮度の見分け方。
きゅうりの本当の鮮度の見分け方には3つポイントがあるので紹介しますね。
1、濃い緑色であること
きゅうりははじっこの方が黄色くなっているものもあります。
この黄色くなっているものは栄養が少ないものですので、
全体的に濃い緑色のものを選ぶと新鮮なものを選べますよ。
2、太さが均一
曲がっているかどうかは関係ないのですが、途中から細くなってたり、
急に太くなっていたりするものは、成長不足で味にばらつきがあります。
3、ヘタをチェックする
色が黄色がかっていたり、へたって元気がなさそうだと新鮮ではないです。
きゅうりの色と同じように、
濃い緑色でヘタがしっかりと立っているものを選ぶようにすると新鮮なものを選べます。
きゅうりを新鮮なまま保存する方法
きゅうりは夏の野菜のイメージが強いですが、実は、熱や水にとても弱い野菜です。
そしておすすめの保存方法としては、
ラップやビニール袋にいれて保存するのが良いでしょう。
また、激しい温度の変化に弱く、
特に低温に弱いので冷やしすぎるとビタミンCが壊れてしまいます。
野菜室に立てて保存しておくと、
4~5日ほど鮮度を保ちつつ保存しておけますのでおすすめです。
冬場は冷蔵庫でなく、風通しの良い冷暗所での保管がいいそうです。
長い期間保存したいなら、スライスして水分をしぼり冷凍保存しておき、
使う時は冷蔵庫で解凍すれば、和え物などに利用出来ますよ。
きゅうりのとげは食べる?食べない?
食べてもなにも問題はありませんが、調理の時にとっておいた方が食べた時の食感が良いですし、
とげで口の中をケガする可能性もないので安全性もあります。
また、小さい子などはそのとげを嫌がって食べないこともあるので、
やはり取っておくことをおすすめします。
次の項目からとげの取り方をご紹介しますので、
すこし手間かもしれませんが、おいしく安全に食べるためやってみてくださいね。
きゅうりのとげの取り方
ここでは4つのとげの取り方をご紹介します。簡単なものが多いですよ。
1、洗う時とげをなでるようにしながら洗う
きゅうりを水で洗う時に、きゅうりをなでるように洗います。
とげの流れにそってなでれば十分とげが取れていきます。
2、包丁の背でこそぐ
包丁の背をきゅうりのとげにそってこそぐとしっかりとげが取れます。
手でやるより怪我の心配も少ないので、一番やりやすい方法ですね。
3、板ずりをする
日本料理でよく使われる方法です。きゅうりを簡単に洗ってからまな板に置き、
上から小さじ1程度の塩をふりかけ、まな板の上でゴロゴロ転がします。
そして、塩を洗い流すだけでとげを取ることができます。
また、余分な水分と青臭さが抜け鮮やかな緑色になる効果も。
4、ピーラーで皮をむく
急いでいるとき、確実にとげを取りたいならこのやり方がおすすめ。
軽く洗い、きゅうりの端をフォークで刺します。
そのフォークで固定しておくと、端の方までピーラーを使うことができますよ。
きゅうりのトゲのマメ知識まとめ
とても身近な野菜のきゅうりですが、
とげが自分を守るためのものということや、長持ちする保存法などまとめてみました。
身近なのに知らないことが意外と多いんですね。
ほかの野菜にもいろいろな意外な事実がありそうですね!
私だけかも知れませんが、普通のじゃがいもと新じゃがの違いを分かっていなかったことがプチショックでした。
こちら↓↓ご参考にどうぞ。
ここまで読んでくださりありがとうございました(*^-^*)