秋になるとイチョウ並木が色づき、銀杏が美味しい季節になります。ただ、美味しいからとつい食べ過ぎてしまい、中毒症状が心配になったことはありませんか?

この記事では、銀杏を1日何個まで食べていいのかの目安から、カロリー・糖質の情報までまとめました。妊娠中の方の注意点はこちらの記事で詳しく解説しています。

銀杏は1日何個まで食べても大丈夫?

結論:明確な「絶対安全な個数」の基準はありませんが、大人はおおよそ10個程度、子供はごく少量にとどめるのが目安です。銀杏には「メトキシピリドキシン」という成分が含まれており、これがビタミンB6の働きを阻害することで中毒症状を引き起こします。

・5歳未満の子供には食べさせない
・6歳以上の子供でも1〜2個程度にとどめる
・大人の目安は10個程度だが、5〜7個程度で中毒症状が出た報告もあり、個人差が大きい

中毒症状が報告された件数のうち、多くが子供です。体がまだ小さく解毒の力も弱いため、少量でも重い症状につながることがあります。加熱しても毒性は消えないため、火を通しているから安心というわけではありません。

食べ過ぎたときの症状

中毒症状としては、吐き気・嘔吐・下痢・鼻血などが挙げられます。重症化すると手足のけいれんや意識障害につながることもあり、症状が出たらすぐに医療機関を受診してください。

食べた個数を医師に伝えられるよう、いつ・どれくらい食べたかを覚えておくと診察がスムーズになります。

銀杏のカロリー・糖質

銀杏10個(約20g)あたりのカロリーはおよそ37kcalです。ご飯1膳(150g・約250kcal)と比べるとかなり低カロリーで、大量に食べる食材でもないため、糖質面での心配は比較的少ないといえます。

銀杏にはビタミンやカリウムも含まれており、適量であれば疲労回復や高血圧対策に役立つ成分も含まれています。ただし、これらの効果を期待して食べ過ぎるのは本末転倒なので、あくまで目安の個数を守ることが大前提です。

よくある質問

Q. 銀杏を拾うときに注意することは?
A. 素手で触ると、外皮に含まれる成分でかぶれることがあります。拾うときはゴム手袋を着用しましょう。

Q. いちょう葉エキスのサプリメントも同じように注意が必要?
A. 種子(食べる銀杏)とは別に、イチョウの葉から抽出された成分を使ったサプリメントもありますが、医薬品との飲み合わせに注意が必要なものもあります。服薬中の方は自己判断せず、医師や薬剤師に相談してください。

Q. 中毒症状はどのくらいで出る?
A. 食後1〜12時間程度で症状が出ることが多いとされています。食べた直後は平気でも、時間差で症状が出ることがあるため、食べ過ぎたと感じたら数時間は様子を見ておくと安心です。

まとめ

銀杏は大人でもおおよそ10個程度、子供はごく少量を目安にするのが安心です。特に5歳未満の子供には食べさせず、加熱しても毒性が消えない点も覚えておきましょう。秋の味覚として、適量を守りながら楽しんでください。