この記事では新じゃがについて紹介していきます。
新じゃがで食べる、レンジでチンした新じゃがに塩少々とバターを添えて食べるの、
ほっくほくでとてもおいしいですよね!
でも新じゃがと普通のじゃがいもの違いなんてあんまり気にしたことがないのでは?
実際何が違うんでしょうか?
じゃがいもはじゃがいもなのではないの…?
そんな疑問を解決します。
新じゃがと普通のじゃがいもの違い
普通のじゃがいもは北海道産がほとんであり、冬から夏まで多く出回り安定的に出荷されています。
なんとこの北海道産じゃがいも、日本のじゃがいもの約80%を占めているのです。
北海道、強し。
比べて新じゃがというものは九州で生産されているものが多く、獲れたてを市場に出荷しています。
北海道産のものは貯蔵してからのものも獲れたてのものもあるのですが、
大部分は貯蔵してあったものが出回るのがほとんどです。
簡潔に言ってしまえば、
「貯蔵されたものはじゃがいも」「収穫後すぐに出荷委するものは新じゃが」
という分け方となります。こうしてみるとわかりやすいですね。
ちなみに7月で北海道収穫されるものは新じゃがなのです。…少し複雑ですねえ。
新じゃがと言えば緑色になるのをみたことはありませんか?あれは光合成しているがためにああなるんですよ。
緑色になるということは、保存状態が悪いということに繋がります。
緑色になってしまった新じゃがを発見したら、保存方法を見直したほうが良さそうですね。
風通しのいい暗くて冷たいところに置き、日の光が当たらないよう保管しましょう。
新じゃがの賞味期限
新じゃがの保存方法にもよりますが、常温保存の場合は2~3週間、冬場は1~2カ月は持ちます。
やはり冬場はじゃがいもの保存に向いていますね。
筆者が一人暮らしをしているとき、農家である実家からよくじゃがいもが届いていました。
季節によって芽がすぐ出たり、逆に冬場は結構そのままの状態でいてくれたりと、
扱い方が良くわからないからさっさと食べてしまおう理論で、
よく煮物やカレーにして消費をしていましたよ。
先ほども書きましたように、新じゃがは新聞紙に包むなどして、風通しの良い暗くて冷たいところに置いて保管するのがよろしいかと。
この保存方法で、だいたい2~3週間は持ちます。冬場は勿論先述の通り1~2カ月。
冷蔵保存は絶対にダメ!!発がん性物質が生成されてしまいます。
調理してしまったり、工夫を凝らせばもっと長期保存が期待できるかも…?
新じゃがを長期保存するには
皆さん大好きしんじゃがも、少しのコツで、さらに保存期間を延ばすことが可能ですよ。
リンゴを一緒にいれておくと良いでしょう。じゃがいもの芽が出るのを抑制する働きをしてくれます。
リンゴってすごいんだなあ…。美味しいし、役に立つし。
あとは、じゃがいもをざるにいれ、70度の熱湯が入ったボウルに漬け、すぐに引き上げます。
この熱湯も、発芽抑制に一役買ってくれるんです。
アフターケアとして、カビが生えないようにキッチンペーパーでしっかり拭くことをお忘れなく!
ちょっと調理すれば冷凍保存も可
こちらは調理してからの保存方法になりますが、マッシュポテトにしてしまうんです!
マッシュポテトにすることによって冷凍保存が可能になります。
冷蔵ではなく冷凍ですのでお間違えの無いよう。
このように保存しておけば、夜ご飯のメニューにも困りませんね。
コロッケにもできるし、ポテトサラダにも変身可能!
便利ですね、とても。
手間を惜しまないのであれば、調理してからの冷凍保存が一番便利でいざというときにサッと使えます。
新じゃがとじゃがいもの調理方法
新じゃがについてばかり語ってしまいましたが、普通のじゃがいもだってとても美味しいですよね!
ここで筆者お気に入りのじゃがいもレシピ「甘辛トロトロホクホクじゃが」をお教えしましょう。
普通のじゃがいもでも大丈夫ですが、こちらは新じゃがを使うと最高ですよ!
<<材料>>
・豚ひき肉100g
・水1カップ
・醤油大さじ2
・サラダ油大さじ1
・片栗粉大さじ1/2
★砂糖大さじ2
★酒大さじ2
★みりん大さじ1/2
<<作り方>>
2.ときどき転がしながら、皮に焼き色がつくくらににじっくり炒め、水とひき肉を入れて強火にし、菜箸で肉をほぐします。
3.煮立ったら中火にして落し蓋をし、じゃがいもにスっと竹串が通るまで煮ます。
4.★の調味料を加えて2分ほど煮たら醤油を加えて4~5分煮ます。
5.倍量の水で溶いた水溶き片栗粉を加えてトロミをつけたら、はい、完成です!
これが本当に美味しくて。甘辛トロトロホクホクの出来立てを是非召し上がっていただきたいです。
もっともっと美味しい食べ方はあると思います。新じゃがとじゃがいもの食べ比べもいいかもしれません。
皆さんもじゃがいもに関する知識をつけて、美味しく保存、調理をしてみてくださいね。