料理・食材

さつまいもにカビが!!変色しないように保管する方法紹介

さつまいもは、価格変動が比較的少なくて
また女性にはうれしい食物繊維の多い野菜の優等生です。

特に秋から冬にかけては、焼きいも好きの私には
なくてはならないものなので
ついつい買いこんでしまいます。

ところが、この間買っておいたさつまいもを見てびっくり!
色が変、少し柔らかくなってる・・・。
これって大丈夫なのかな?

そういえば、長持ちするイメージを持っていたさつまいも、
ほんとはどうなんだろう。

そんな疑問にお答えします。

さつまいもが変色しているとヤバい

見た目がきれいなさつまいもでも
切ると黒く変色する場合があります。

それは、さつまいもの中にある
ポリフェノールオキシターゼの働きによるもので、
ごぼうやリンゴでも同じことがおこります。

切ってすぐに水につけて、あく抜きをすれば防げます。
さつまいもが悪くなっているわけではないので、
安心して召し上がってください。

ただ以下のような場合は、さつまいもが腐っているかもしれませんので
食べないほうが良いと思います。

・変なにおい、酸っぱいにおいがしている
・黒く変色しているところが多い
・べとべとしている
・カビが生えている
・妙に柔らかい

黒くなっている部分が少なく、他に異常がなければ
黒い部分だけを切り取って食べても問題ありません。
でもできるだけきれいなうちに食べたほうがいいですよね。

カットしたら、断面が紫だったり、オレンジだったりしたら・・・・。
安心してください、それは品種の色です。


紫いもやオレンジ色はアヤコマチ、安納芋、
そのままオレンジ芋などの品種があります。
それぞれ栄養価や糖度も違うので、いろいろ試してください。

さつまいもの正しい保管の方法

せっかくのおいしいさつまいも、美味しいまま置いておく方法は?
長期保存は?
もちろん、できます!

さつまいもの保存温度は13~16℃で、
基本的には常温保存ですが、
20℃を超えると発芽し、5℃を下回ると日持ちしなくなりますので
注意してください。

特に冬は常温でも温度が低いので、寒さ対策として一本一本を新聞紙に包み、

段ボールなどに入れて隙間も新聞紙などで詰めておくと、温度がある程度保てます。

ポリ袋やラップなどで密閉してしまうと、呼吸ができなくて
さつまいもの鮮度がすぐに落ちてしまいますので、気を付けてください。
これだと、おおよそ1か月から2,3か月は持ちます。

 

さつまいもの保管に湿気は注意

注意点がもう一つ。
さつまいもは、水けを嫌いますので、湿気の多いところでの保管は避けてください。

もし、水で洗った場合は、できるだけ早く食べてください。
どうしてもすぐに食べられない場合は、
タッパーなどにさつまいもが完全に浸かるほどの水を入れて、
冷蔵庫で保存してください。

毎日水を変えれば、数日は持ちます。

カットしたさつまいもの場合は、
まず切り口に空気が振れないように、しっかりとラップをします。
このとき、さつまいも全体を包まないでください。

先程お話したようにさつまいもの鮮度が落ちやすくなってしまいます。

切り口だけにラップをしたら、新聞紙で包んで風通しの良い冷暗所に保管しましょう。
カットした場合も、水につけて冷蔵保管できますが、いずれもできるだけ早く食べたくださいね。

新鮮なさつま芋の選び方

せっかくなので、新鮮なさつまいもの選び方も紹介しましょう。

・同じサイズなら、太くて重いもの
・皮の色がきれいで均一
・でこぼこが少なくて、きれいな形のもの
・黒い斑点がないもの
・両端がしなびていないもの
・両端から蜜が浮き出しているもの

蜜が出ているものは甘~いさつまいもです。

 

やり方を知っていれば、さつまいもは長期保管できます

さつまいもはこのように上手に保管すれば、
長期保存も可能ですので、旬の季節、安値の時に少し多めに買って
いろいろな料理やお菓子に使って楽しめる食材です。

最近は、安納芋のように糖度の高いさつまいもなども、
スーパーで手軽に買えますのでダイエット中のおやつにも最適ではないでしょうか。
レンジでチンするだけでもおいしいさつまいも。
みなさんもさつまいも、
美味しく楽しく食べてください!