ハンドメイドアクセサリーや手作りデコスイーツの人気が高まり、初心者でも簡単に手作りをはじめられることで話題の「おゆまる」に注目が集まっています。型取りグッズとしても使えるため、フィギュアの複製や雑貨づくりに活用する人も増えています。

なお、同じお湯で柔らかくなるタイプの樹脂粘土として「おゆプラ」(「お湯プラ」と表記されることもあります)という商品名で販売されているものもありますが、基本的な性質や使い方はおゆまるとほぼ同じです。この記事で紹介するコツは、おゆプラで柔らかくならない・うまく成形できないときにもそのまま活用できます。

最近では、ダイソーやセリアをはじめとした100円均一でもおゆまるが売られていますよね。

そんなおゆまるですが、想像より難しいなぁと感じているのでは??
試しに買ってみて、手作りにチャレンジしたものの、思うように上手くいかず、「なぜ?」と疑問に思っているのではないでしょうか。

私もはじめは何度も失敗しました。粘土みたいに簡単だと思っていたのに、思っていた形にならないんです。

思ったように柔らかくならないこともありますし、おゆまる同士が合体できなかったり、水気を拭き取ろうとしたら繊維がくっついてしまって台無し、なんてこともよくある話です。

初心者の人には意外に難しいおゆまるですが、お湯の温度をコントロールするコツを知れば、失敗することがなくなりますよ。

ここでは、初心者でも失敗しないおゆまるの使い方について解説します。

お気に入りのかわいいアクセサリーづくりが出来るようになりますよ!

結論:おゆまる・おゆプラが柔らかくならない原因のほとんどは、お湯の温度不足(80℃以上を維持できていない)か、温める時間不足です。マグカップなど小さい容器だとお湯がすぐぬるくなるので、ボウルにたっぷりのお湯を用意し、足し湯も準備しておくのがコツです。詳しい手順は下で解説します。

おゆまるの使い方

まず、おゆまるの使い方のおさらいをしていきます。いつものやり方に間違いがないか、確認をしましょう。

1.耐熱の容器に80度以上のお湯を用意する。

2.おゆまる本体をお湯に入れ、約2~3分おいてやわらかくする。

3.やわらかくなったら箸などで取り出し、水気を拭き取る。

4.柔らかいうちに形を作る。途中で固くなってきたら再度お湯に入れて温める。

5.冷まして固める。

おゆまるでの製作がうまくいかないとき、失敗するときは、温めておゆまるを柔らかくする過程や水気を拭き取る部分が間違っている可能性があります。

おゆまるの作り方で失敗しないコツを確認してみませんか?

おゆまるが柔らかくならないのは温度と時間に問題あり


おゆまるが思ったより柔らかくならず、好きなかたちが作れない。おゆまる同士を合体したいのにちゃんとくっつかず、分離してしまう。

そんなことはありませんか?

この場合、基本的にはお湯の温度または温める時間が不十分です。

2〜3分たっている間にお湯が80度よりぬるくなってしまっているのが、柔らかくならない一番の原因です。

と思うかもしれませんが、2~3分たっている間にお湯が80度よりぬるくなってしまっているのです。

対策としては、以下2点がポイントとなります。

・たっぷりのお湯を用意する。
マグカップのような容器ですとぬるくなるのが早いため、ボウルのような大き目の容器にたっぷりのお湯を用意しましょう。

・足し湯を用意する。
お湯の温度が下がってきてしまったときのために、足し湯を手元に置いておくのがおススメです。水筒等、保温性の高いものに準備しておくと便利です。

また、おゆまる同士を合体したいのにうまくくっつかない、という場合の間違いとして多いのは、片一方しか温めていないケースです。

2つのパーツに分けたおゆまるを合体するときは、パーツ2つともしっかり温めてあげる必要があります。ある程度かたちを整えたパーツを温め直そうとすると、崩れてしまわないか心配になりますが、丁寧に扱えば大丈夫ですよ。

成形中に固くなるのは温度低下のサイン

おゆまるは、触っていて「あれ、熱くない」と感じ始める40℃前後から急速に硬化が進みます。快適に成形できる目安は50℃前後で、この温度を保てている間が勝負です。

線を描いたり細かい作業をしていると、その間にもどんどん温度が下がっていきます。「さっきまで柔らかかったのに」と感じたら、それは温度が40℃近くまで下がったサインなので、我慢せずすぐにお湯に戻しましょう。

気泡を防ぐならお湯の中でこねるのがコツです。取り出してからこねると、空気を巻き込んで表面がボコボコになりやすいです。

お湯の中に入れたまま指でつぶすようにこねると、気泡が入りにくくなります。やけどしない温度(50℃前後)を保ちながら行うのがポイントで、水中でこねながら同時に温め直せる一石二鳥の方法です。

加熱後は「スピード命」。取り出したらもたもたせず、温かいうちに一気に形を整えるのがきれいに仕上げるコツです。

お湯以外でも温め直せる?

お湯が用意できない場面では、ドライヤーの温風でも温め直しはできます。ただし電気ケトルやコンロでお湯を沸かす方法に比べると、狙った温度まで均一に温めるのは難しく、部分的に硬いまま残りやすいというデメリットがあります。

目安としては、ドライヤーの温風を30〜60秒ほど、まんべんなく当てるように動かしながら温めます。IH対応の保温プレートがあれば、こね作業の合間に置いておくだけで冷めにくくなり、こちらも便利です。

なお、何度も温め直しを繰り返すと、表面の質感や硬度が少しずつ変化していきます。仕上がりの精度にこだわりたい作品では、温め直しの回数はなるべく少なく済ませるのがおすすめです。

型取りに使うときのコツ

おゆまるは、フィギュアの複製や小物の型取りに使う人も多い素材です。柔らかい成形物と型取りでは、少しコツが違います。

型に使う場合は、原型の体積の目安として約2倍のおゆまるを用意し、型全体に厚みを持たせるようにしましょう。薄すぎると型が壊れやすくなります。中央が高く周囲が低い台形状にまとめておくと、原型を押し込んだときに素材が均等に広がりやすくなります。

原型を押し込むときは、真ん中から外側へ向かって少しずつ押し広げていくのがポイントです。端から押すと空気が抜けきらず、細かい部分に気泡やスキマができやすくなります。上下2つのパーツに分けて型取りする場合は、端のほうに小さなくぼみや切り込みを目印としてつけておくと、あとで組み合わせたときの位置ズレを防げます。

型が冷めて固まったあと原型を取り出しにくい場合は、無理に引っ張らず、型を軽くねじるようにしながら少しずつ隙間を作ると外しやすくなります。

おゆまるの水気の取り方

おゆまるの水気を拭き取ろうとしたら、細かい繊維がくっついてしまって取れなくなることがあります。

タオルや布巾などで水気を拭き取ろうとすると繊維がくっついてしまいます。

キッチンペーパーがおススメと言われることもあるのですが、あれ、ウソです。実際にやってみるとキッチンペーパーの白い繊維がくっついてしまってホントに取れません。

タオルやキッチンペーパーだと繊維がくっついてしまうので、水気を拭き取るならハンカチがおすすめです。ハンカチの繊維ですと、水気を拭き取るときに繊維がくっつくこともなく上手くいきますよ。

色を活かしたアレンジ

違う色同士を混ぜて使うこと自体は問題ありません。ただし一度混ぜると元の色には戻せないので、単色できれいに仕上げたいパーツは、他の色と触れさせないよう別々に加熱してください。

マーブル模様にしたいときは、2色を軽く混ぜる程度でお湯から取り出し、こねすぎずに形を整えるのがコツです。こね続けると色が均一に混ざってしまい、マーブル特有の模様が消えてしまいます。逆に、グラデーションのようになじませたい場合は、しっかりこねて色の境目をぼかしていきましょう。

簡単アレンジ例

丸めて固めるだけでも、輪ゴムのように弾力のある小さなボールを作って遊べます。子どもと一緒に、色を組み合わせたオリジナルの小物づくりを楽しむのもおすすめです。

よくある質問

Q. 冷えて固まった後に接着剤でパーツをくっつけても大丈夫?

A. 完全に冷えて固まった後は、再加熱して熱でくっつけるのが一番強力です。金具など熱を加えられないパーツを後から付けたい場合は、多用途タイプの接着剤(セメダインなど)であれば固定できることが多いですが、耐久性は熱融着に劣ります。

Q. 表面に気泡やボコボコができてしまったら?

A. できてしまった気泡は、再度お湯に入れて柔らかくし、お湯の中でこね直せば目立たなくなることが多いです。取り出してからこねるとまた気泡が入りやすいので、こねる作業はお湯の中で行いましょう。

Q. 型から原型がうまく外れないときは?

A. 無理に引っ張ると型が欠けてしまうことがあります。型全体を軽くねじる、または端から少しずつめくるようにすると、割れにくく外しやすいです。

まとめ

おゆまるが柔らかくならない・うまく形にならない原因は、ほとんどの場合お湯の温度不足か時間切れです。

・足し湯などを用意して、おゆまるをしっかり温めること

・繊維がつきにくいハンカチなどで、水分を拭きとること

・型取りに使うときは厚みを持たせ、真ん中から外側へ押し広げること

お分りいただけたかと思います。

ここで紹介した内容を活用して、素敵な作品づくりに役立ててくださいね。