生活のハウツー

「服が汗臭い」と外出先で気づいたあなたへ。応急処置あります!!

「着ている服からふわっと嫌な臭いがして嫌!!」
「今から人に会うのに、臭いって思われたらどうしよう」

そんなあなたに向けて書きます。

自分の汗のにおいが気になる人は多いです。
体質で汗かきという人もいるし、服が汗臭いのでは?と気になることってあります。

周りの人に気付かれないうちにできる応急処置をお伝えします。

服が汗臭いと外出先で気づいたときの応急処置


外出先で汗をびっしょりかいて、服の汗臭さに気づいた時、焦りますよね。
まだ帰るわけにはいかない・・・。

外出先でできる、服についた汗のにおいを何とかする3つの応急処置があります。

1.濡れたタオルで汗をふきとる

汗は元は無臭です。
でも汗の水分が肌で蒸れてしまって、におってしまいます。
だから汗が蒸れる前にタオルで拭き取る作戦。

でもただただ汗を拭いていても、暑くて上がっている皮膚の温度は変わりません。
拭いても拭いても汗が出ることがあります。

あふれる汗を防ぐためには、タオル(ハンカチでも)をぬらして使うのです。
濡らしておくことで、汗を拭くと同時に冷やすことができるのです。

ごしごしせずに、押さえるようにして優しく汗をふき取りましょう。

2.消毒用エタノールを使う

スーパーなどの入り口に消毒用のエタノールがよく置いてあります。
消毒用エタノールを少しティッシュなどに取り、拭くと汗のにおいを抑えられます。
あまり大量に使うのはお店に迷惑ですので、節度を持って使いましょうね。

3.服を乾かす

これは人に見られるとちょっと恥ずかしいけれど。
トイレの送風タオルの風で、汗が付いた衣類を乾かすという手段。
乾かすと臭いを押さえることができます。

服の汗臭さ対策に持ち歩くと便利なグッズ

衣類の汗のにおいを消すには、一番は消臭スプレーです。
しっかりと何度もスプレーして、さらに乾かすことが必要です。
服をバタバタ振っても乾くので、急ぐ時もできるだけ乾かしましょう。

事前に吹きかけておくと防臭効果もあります。
コンビニで売っているので、とりあえず時間があれば買うといいでしょう。
無香料のもののほうが汗臭さと香料が混じらないのでおすすめです。

臭いがかなり強い人には「ヌーラ」という消臭剤がおススメです。
200人分の汗臭も2分で消えるという商品です。
9時間以上もにおいがない状態をキープすることができると言われています。

予備のインナーを一枚持っていて、着替えてしまうのも方法ですね。
その時に、体の汗もきれいにふき取りましょう。
制汗シートは必ずバッグに入れておきたいです。
そしてタオルやハンカチなどは、予備として数枚いつも持っておくといいですね。

服が汗臭くなってしまう原因


最初にも書きましたが、汗はそもそも無臭のもの。
人の汗は2種類あります。
エクリン腺から出る汗、そして、アポクリン腺から出る汗です。

エクリン腺から出る汗は99%が水分。
アポクリン腺からの汗にはたんぱく質・アンモニアなどが含まれていて、臭いの原因になりやすいです。

汗をかくことによって、皮膚にいる雑菌が汗から水分と栄養をもらって増えていきます。
雑菌が繁殖するときに臭いが発生するのです。

汗をかいた6時間後に一番菌の活動が激しくなり、最も臭いが強くなると言われています。

しかし人によって汗臭さは、やはり違うもの。
少しでも臭いを少なくするにはどうしたらよいでしょうか?

汗は人の血液に含まれる成分から発生するものです。
生活習慣、特に食事をみなおすことで汗のにおいが変わると言われています。
動物性脂肪をたくさん食べる人はにおいがきつくなります。
魚などを中心とする食生活に改善するのも良いことですね。

そして、家に帰ったら服のケアもお忘れなく。
汚れた服は放置せずにすぐに洗いましょう。

漂白剤を入れてつけておく間にシャワーに入るのもいいですね。
脇の部分には特ににおいが付きやすいです。
つまみ洗いをしてから全体を洗うほうがいいです。
40℃くらいのお湯で洗濯石鹸を使ってもみ洗いします。
日差しが当たる外でしっかりと乾かしたほうが良いでしょう。

外出中の汗の臭いについてまとめ

汗をかかずに済む夏はありませんよね。
夏でなくても汗ばむ陽気もあります。
応急処置は知っていて損はないことですね。
外出先でも慌てないように、バッグに消臭グッズを用意しておきましょう。