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【猫が毛玉を吐く原因と前兆】吐けないときはどうすれば!?

最近は空前の猫ブーム。
巷には可愛い猫グッズが溢れていますし、テレビでも可愛い姿を収めた映像をよく目にします。

その可愛さに魅了されて猫を飼い始めた人も多いはず。

初めて猫という生き物を身近にする人は驚くことでしょう。
なにせ猫はよく吐く生き物!!

大抵の原因はお腹に溜まった毛玉を吐き出すためで、必要な行為なのです。

しかし、猫初心者からすると突然吐くように見えますし、心配になってしまいますよね。

そこで今回は猫が毛玉を吐く詳しい原因とその前兆、そして対策を解説していきます!

猫が毛玉を吐く原因と前兆とは。

猫が毛玉を吐く原因

猫が毛玉を吐く原因は、おなかに自分の抜け毛が溜まってしまっているからでした。
ではなぜお腹に抜け毛が溜まるのか? それは、猫たちは自分の体を舐めて綺麗にするからです。

猫科の動物の舌の表面にはたくさんトゲのようなものが生えていて、触るとザラザラしています。

この舌で骨から肉をこそげ取ったり、毛並をブラッシングしたりするのです。
猫の舌でのブラッシングのことを毛づくろい(グルーミング)と言います。

猫は起きている時間、しょっちゅう毛づくろいをしますから、その分抜け毛を飲み込んでしまいます。

飲み込んだ抜け毛は消化できずに糞に混ざっていることが多いですが、うまく腸に送られずに胃に溜まってしまうとそれが毛玉になってしまい、吐きだす必要が出てくるのです。

ここまで知ると、どうして猫は毛玉を吐いてまで毛づくろいをするのか疑問に思いますよね?
それにはいくつかの理由があります。

① 体を綺麗にしている
毛づくろいで体を綺麗にしておかないと、皮膚病のもとになったりノミに感染しやすくなったりします。

② 体温調節
猫は肉球以外で汗をかくことができません。体温調節のために毛を舐めて湿らせて気化熱で体温を下げています。

③ 転移行動
猫は驚いたあとや嫌なことがあったあともよく毛づくろいをします。これは感じたストレスを紛らわせるためで、転移行動と呼ばれます。

④ ニオイを消す
体に着いたニオイを消すためにも毛づくろいをします。ニオイを放っておくと周囲に自分の存在を知らせることになり、狩のときには獲物に気づかれてしまいますし、眠るときも無防備な状態で天敵に見つかってしまいます。

猫の毛づくろいの理由は、野生で生きていたころの本能なのですね。

猫が毛玉を吐く前兆

何の前触れもなく突然吐くということは珍しいです。
大抵猫が吐くときは毛玉に限らず何らかの前兆がありますが、猫初心者の方はそれを見逃している可能性が高いです。

猫が吐くときのわかりやすい前兆としてよくあるのは、うずくまった状態でぐっぐっと何度も背中が波打つというもの。
ぐっぐっというのが結構大きい独特の音なのでそばにいればすぐに気づきます。

こうなったときは猫には触らず、猫の前に新聞紙などを置いてその上に吐かせると後片付けが楽になります。

新聞紙を置くときは静かに置いてあげてくださいね。
猫も吐き気で動転しているのでびっくりさせると掃除のしにくい家具の隙間などに逃げ込んで吐いてしまいます。

他には普段の鳴き声と全然違う鳴き声を出すというのもあります。
具体的には、わおわおと言うような、太く低い声です。

この鳴き方をした後に背中が波打つパターンもあります。

猫が毛玉を吐きそうで吐けない!そんなときの対処法。


嘔吐くのに吐かないなど、うまく毛玉が吐けない猫には、毛玉コントロールタイプのフードを与えると良いでしょう。
溜まった毛が糞と一緒に出るようにしてくれます。

また、猫草を与えるのも良いでしょう。
猫草とはイネ科の草で猫が好んで食べることからこのように呼ばれています。

食べると胃を刺激して、毛玉を吐くのを手伝ってくれます。猫草はペットショップやホームセンター、花屋などで売っています。

これらのものを与えても嘔吐くだけで吐かないなどの症状が治まらないようなら、動物病院を受診しましょう。

毛玉が吐けない状態が続くと毛球症と言って毛玉が消化器官につまる病気になってしまいます。
最悪の場合は手術で毛玉を取り出すことになります。

そうなる前に予防が大事です。
長毛種はできれば毎日、短毛種でも換毛期(11月頃と3月頃)は毎日ブラッシングをしてあげて、飲み込む毛の量を減らしてあげましょう。

「猫が毛玉を吐くときの前兆」と「吐けない時どうしたらいいか」まとめ


<前兆>

  • 普段よりも低く太い声でわおわお鳴く
  • 背中がぐっぐっと波打つ

 

<吐けない時>

  • キャットフードを毛玉コントロールタイプに変える
  • 猫草を与える

そして予防にはブラッシング。吐けなくて苦しそうなのが続くようなら動物病院へ。

猫を飼っている限り毛玉の心配はつきものですが、対策はそんなに難しくないことが分かりましたね。

ブラッシングは毛玉予防以外にも、コミュニケーションの意味もありますから、ぜひ積極的にしてあげてください。
皆さんと猫との生活がより良い物になることを願っています!