ペット・飼育

犬の抜け毛がひどいと悩める飼い主必見!!抜ける時期やシャンプーを知るべき理由

犬を飼っている人の悩みで多いのは抜け毛の問題。
掃除しても掃除してもどこからか出てくる抜け毛。

もし急に増えた時は、これって何かの病気?と心配になることもありますよね。

そのな場合、抜け毛の原因や時期について知っておくと安心です。

本記事では、犬の抜け毛の原因を紹介します。
また抜け毛対策としてシャンプーについても一緒にみていきましょう。

犬の抜け毛がひどいのはどんな原因が??

ほとんどの場合、犬には毛が生え変わる時期=換毛期(かんもうき)があります。
自然なもので病気ではありません。

また年中抜ける量が変わらないような犬種もいます。
マルチーズやトイプードルなどです。

では、ひどい抜け毛で心配なのはどんな時でしょう?

まず栄養が足りていない場合。
栄養不足だと毛まで栄養がいきわたりません。
また皮膚の健康が守られず、細菌や寄生虫に感染して抜け毛がひどくなる時があります。

さらに、最近とても増えているのが、「アレルギー」で抜けることです。
この時はとてもかゆがって赤くなります。
ドッグフードが合わないということも多いです。

アレルギーの検査を病院で受けてみると良いでしょう。
何かの原因でホルモンバランスが変わり、身体全体の毛が薄くなったり抜けたりする病気があります。

甲状腺機能低下症やクッシング症候群と言われる病気です。
人間もストレスで脱毛症になることがありますが、犬も同じようにストレスが原因ということも。

手足や身体の一部をなめ続けていることで毛が抜けてしまうのです。

次にあげる換毛期とは違う時期に大量に毛が抜けたり、皮膚が赤い、かゆがっている場合は、病院で診察してもらうことをおすすめします。

犬の抜け毛の時期について


多くの犬には春と秋の初めに換毛期があります。
冬の間寒さから守ってくれた冬毛が春になって暖かくなると抜けます。

秋が来て気温が下がってくるときには、寒さ対策でまた冬毛が生えてきます。
身体が環境の変化に応じて自然と対策を取るのですね。

冬毛が生えてくるときには、余分な毛が抜けてしまうので抜け毛が多いです。
2種類の毛を持つダブルコートと呼ばれる犬種です。
外側には太くてしっかりした毛があり、内側には柔らかいふわふわしたアンダーコートという毛が生えています。

そのアンダーコートがどっさりと抜けるのです。
我が家のレトリーバーも同じで触っただけでふわふわと舞うようにアンダーが抜けていきます。
その後には毛だまり状態です。

トレーナーから言われたこととして、この抜ける毛は抜いてあげた方が良いのです。
自然な身体の仕組みですからね。

抜け毛はダメなのではなくて「抜けるもの」と考えましょう。

完全に抜け毛をなくすことはできません。
基本的には毎日ブラッシングすることで舞い上がる毛を少なくすることができます。

犬の抜け毛にはシャンプーでケアを!!


抜け毛対策として飼い主さんたちはどんなことをしているのでしょう?

シャンプーをしてあげることで抜け毛はしっかり取ることができます。
でも犬の皮膚は人間よりも薄く、刺激に弱いです。
月に何度も洗うと皮膚炎になってしまうことが多いです。

もちろん犬用のシャンプーを使って、月に一度程度にしておきましょう。
そして、シャンプーの代わりにお湯で洗ってあげるようにしましょう。
ぬるま湯で構いません。

洗うとびっくりするほど大量の毛が抜けますよね。
その後、良く乾かすことも大切です。

乾燥が不十分だと、皮膚炎の原因になります。
特に湿度が高い日本では要注意!
蒸れるのは大敵なんです。

それ以外にも多い対策はコロコロを使うこと。
コロコロするととってもよく取れます。
そんなに痛くはないようですよ。

また服を着せる人も多いです。
パジャマのようなタイプの柔らかい生地の服は、毛が服の中に納まってくれるようなので便利です。
旅行やお友達の家にお邪魔するようなときも気兼ねが要りません。

ダブルコートの犬は夏の暑さがしんどいということでサマーカットする犬も多いです。
サマーカットで体調が良くなる犬もいます。

ただ、あまりにも短くしすぎたり、おもしろさだけでカットしてしまうと犬には逆効果になります。
毛が生えてこなくなったり、強い日差しが皮膚に直接あたって熱中症になったりします。

犬の抜け毛についてまとめ

抜け毛は気になりますが、逆に抜け毛を楽しむこともイイですよ。
わたしはたくさんの抜け毛を保管しています。
犬の毛でぬいぐるみを作ってくれるということを知ったからです。
そのわんちゃんそっくりにしてくれるそうです。

また自分では毛を丸めてボールにして、ちょっとした飾り物にしたりしています。
いつか帽子なんかが作れたらサイコーと思っています。