生き物、植物

水やりは朝夕どちらがいいか解説。植物を枯らさないコツとは

庭でお花や野菜を育てるのって素敵ですよね。
でも、すぐに枯らしてしまったりと、あまりうまくいかないことが多いのもの。

水やりの仕方が良くないのかな?
朝夕どちらがいいの?

そんな風に考えることありますよね。

この記事ではそんなお悩みをさくっと解決します。
暑い夏でも枯らさないコツも紹介します。

水やりは朝夕どちらがいい??


植物を育てるのに必要なのは水やりですよね。
植物は80~90%が水分で作られています。
生きるために絶対不可欠なんです。

実は「水やり3年」という言葉があって、これは水やりを覚えるには3年かかるくらい難しいということです。
多すぎても少なくても枯れてしまう・・・

植物の水やりは朝が基本

まずは、朝と夕方のどっちがいいのかというと、水やりは朝のうちにやるのが基本です。

植物は太陽の光を浴びて光合成をします。
光合成、理科の授業で習いましたね。

とても大切な養分を作ります。
その時、水も原料になります。
温度調節をするためにも、水が必要です。

朝夕の両方は水のやりすぎ

夕方や夜の水やりは、根を傷める可能性があるので注意しましょう。

根っこは夜に成長します。
その時には水が少ないほうがたくましく成長します。
水分を探して、伸びるのです。

そして水はたっぷりと根元の土にかけます。
水を貯えるところは土です。
上からかけると、葉や花にかかり土に届きません。
下の根元にあげるようにします。

鉢植えであれば、乾燥しやすい時期がありますが、野菜の場合は違うのでやりすぎにも注意です。

水やりは昼間にしてはいけない!!

日差しが強い昼間は水やりはダメ!
高い気温で植物もくたくたなのは人間と一緒。
そこに急に水をかけてもお湯になってしまったり、蒸し風呂のような状態にしてしまうからです。

蒸れることは植物には大敵。
枯れる原因になります。
水やりをつい忘れていたら、しまったと思ってあげたくなりますが、無理に毎日やらなくてもいいです。

もちろん野菜の種類にもよるのですが、基本的にはしっかり植え付けられた野菜は毎日でなくても大丈夫。
植物は毎日水をもらうとそれがあたり前となってしまうのです。

すると、自分で水を探すことがなくなり、根が成長しないのです。
そうすると、ちょっと乾いただけでもしおれてしまったり、枯れたり弱っちくなっていきます。
根を伸ばさないと、養分も吸収されにくいので、野菜が育ちません。

やはり、野菜の特徴によって水分の量も違ってきます。
特に家庭菜園でよく作られるトマトは水があまり要らない野菜です。
作りたい野菜をよく調べる必要があります。

暑い夏でも植物を枯らさないコツ


真夏はカラカラに乾燥することがよくあります。
そういう場合は朝だけでなく夕方にも水やりをしましょう。

葉にも水を上げるほうが良い時もあります。
土の乾き具合を見てたっぷりとあげましょう。

日中は気温が高いので、先ほどのお湯のようになってしまいます。
夕方というよりは、太陽が沈んでからの涼しい時間帯に水やりをします。

花が咲いたり、果実が大きくなる時期は土を乾燥させないことが大切です。
花や果実に水をかけると傷んだり、壊れたりします。

夏野菜は特に成長が早いものです。
本格的に暑くなる前の6月、雨が多いです。

風通しを良くしておくこと。
湿度が高くなるので、排水をよくしておきます。
土が乾いていないのに水やりをするとあげすぎで枯れてしまいます。

雑草も良く育つので、早めに草引きをします。
梅雨明けすると、一気に暑くなり害虫や病気が増えます。

台風も来る頃です。
肥料が切れないように、また乾燥してきたら水を上げるのも忘れないようにします。

まとめ

難しい水やり。
足らないのも困るけれど、あげすぎもダメなんですよ。
土が水をよく吸う性質かどうかにも関係しますね。
体験して覚えることも大切です。