楽しい旅行の計画をしているときってウキウキしますね。
でも、留守中の心配事って考えるとちょっと憂うつ。
観葉植物の水やり、どうしていますか?
大事に育ててきた植物、枯れたりしたら悲しすぎる…
1週間ほど留守だと大丈夫かなと心配になってきます。
良い方法はないか、迫ってみましょう!
観葉植物の旅行中の水やり
観葉植物が枯れる原因は「水のやりすぎ」なんです。
正しいタイミングは土が乾いたら水をやること。
わたしも以前は水をやりすぎて根腐れして枯れてしまったことがあります。
完全に乾いた状態で
たっぷり水をあげるのがいいんです。
旅行中の水やりでは、植物の受け皿に水を張ります。
夏はたっぷりめにして、1週間程度は大丈夫です。
受け皿の水に根っこが接しているかどうかは確認しておきましょう。
植物にビニール袋をかぶせると乾燥が防げます。
ただ、袋の中の温度が上がるのでサウナみたいになります。
涼しい場所でやった方がいいですね。
帰ってきたら、鉢の土をチェックして
乾いていたら水をすぐにあげましょう。
霧吹きなどで葉っぱに水を吹きかけてあげるのも効果的。
手軽な方法はペットボトルのキャップに穴をあけて、土にさすだけのカンタン給水器。
水やりだけでなく、「光」も必要です。
窓のブラインドもきちんと閉めていくものですが
植物にとっては成長のための「光」が欠かせません。
レースのカーテンをして、留守中も日差しが差し込む方がいいのです。
不安であれば、ブラインドやカーテンのない小窓が付いている部屋に移動させておきましょう。
浴室などがいいかもしれません。
留守中の水やりには毛細管現象
水やりのことを調べていると
「毛細管現象を利用」ということばが目に付きました。
え? 何か難しいこと?
「毛細管現象」とはすきまのような細い空間を
重力に関係なく、液体が浸透していく現象のことを言います。
普通、水は高いところから低いところに流れますね。
でもそうではなくて水がじわじわ入り込んでいく感じです。
この現象を利用して留守中の水やりができるということ!
給水システム商品が売っていました。
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土にさす部分はセラミックで、反対側を水をためた器にさしておくものです。
器に入れる水の量を多くすれば、留守が長くても大丈夫ですね。
水やり毛細管現象に紐を使う方法
出張が多い人や独り暮らしの人は
そういう装置を用意しておくのもいいですが
そんなに留守にするわけでもないという人、
あまりお金をかけずに水やりできる装置はないものか。
毛細管現象に紐を使う方法があります。
太めの紐(綿ロープ)の全体を水でぬらし、一方を植木鉢に
もう一方を水を入れたバケツやペットボトルにつけておきます。
そうすると、毛細管現象が起こり
植物にじわじわと水が送られます。
紐を数本使えば、植物が何個かあってもできます。
紐でなくてもタオルを細長く切って帯みたいにしてもできます。
紐やタオルの太さによっても水の量が変わるので
一度試してみて、どれくらいの水が土に浸透するか
実験感覚でやってみてください。
うまくいったら、コストのかからない方法です。
先ほど「光」が必要と書いたけど
ガンガン直射日光が入るのは乾燥してしまいます。
入りすぎない程度に光をさえぎってあげると
毛細管現象もより効果的だと思いますよ。
留守中の水やりは以外と大丈夫!!
大切に育てた植物、留守にする前に
自分に合った方法を見つけて水やり対策をしてあげましょう。
そして、万が一しおれてしまっていた時も
あきらめず、ケアをしてください。
枯れてしまった部分はカットして植物の負担を減らします。
そしてたっぷりの水!
肥料はあげてはいけません。余計に弱るのだそうです。
元気に復活してくれるように植物にも愛情を注いであげてください。