小学生は朝顔の観察日記が良く宿題に出ますね。
うちの子も夏休み、咲いた花の数だけ色をぬる宿題がありました。
窓辺につるを巻き付けて咲いていると、夏らしい風景で可愛い花です。
学校から育てた朝顔の種を持って帰ってきたりしますから、この機会に
お子さんと一緒にプランターで育てるのは、割と簡単で楽しそう。
育て方をリサーチしました。
朝顔の育て方プランターの場合
種まきは早くてGW過ぎてから6月くらいまでにします。
市販の種よりも自分で取った種は発芽しにくいらしくて、
爪切りのやすりで皮に傷をつけると良いそうです。
小さい種で面倒くさい時は、ペットボトルに入れてカシャカシャ振るのもありです。
それから1晩水につけておくとよいそうです。
プランターに土を入れたら、指で1cmくらい押して穴をあけ種を入れます。
60cmくらいのものなら3箇所くらいが適当です。
あまり多いと水分が足らず、枯れてしまいます。
その時に一つの穴に3つ種を入れます。土を入れたら手で軽く土の上をたたきます。
土と種を密着させることで土の水分が種に移りやすいのです。
日当たりの良い場所に置きましょう。
1週間くらいで芽が出てきます。
発芽して双葉が出たら、3つの双葉の中から一番生育が悪いものを間引きします。
本葉が出たら、良い方を残しておいてもう一つは間引きします。
一番元気な株を残すためです。
はじめの水やりは夕方に土が乾燥するくらいで十分。
水は花が咲くまでは控えめで、花が咲き始めたら土が乾かないようにたっぷりあげてください。
夏には朝晩2回ね。気温が高い時間はやめましょう。
それと肥料です。リンが多く入った液体肥料を週に一度あげます。
水やりと肥料はお子さんの当番にしてもイイですね。
意外としっかり覚えていてくれるかもしれません。
朝顔のつるのまき方って?
朝顔のつるをどのように伸ばすかということを「仕立て」と言います。
朝顔のつるは左へ左へと回りながら成長します。左巻きなんです。
支柱があるとそれに巻き付いて上へと伸びます。
プランターは幅があるのでネットでつるを巻き付けていきます。。
プランターの外側に網目が10cm程度の園芸用ネットを張ります。
両側に支柱を通すとネットをぴんと張れます。
市販のもので栽培ネットなどもありますから、利用してみるのも良いと思います。
つるがどんどん伸びていくと、今度は「摘心(てきしん)」という間引きをします。
摘心をしないと上に伸びるだけで、下や真ん中の花が咲かないのです。
目安は葉っぱが8~10枚になったらつるの先を切ります。
切ると新しい芽がどんどん増えます。
つるをネットや支柱と固定してあげるとうまく広がってくれます。
園芸用テープが良いみたいですよ。
朝顔の種の保存方法
夏が終わり涼しくなると、花も枯れて種ができます。
最初は緑色で種は十分に育っていません。
青みが完全に消えて、種の入った袋がカラカラに乾いて茶色くなったら種を収穫します。
放っておくと、種がはじけて飛んでいってしまうので、気をつけましょう。
収穫した種は自然乾燥させると黒くなります。
翌年の春まで保存するので、カビが生えないよう1~2か月しっかり乾燥させます。
風で飛ばないようにざるやかごを乗せたりしておきます。
それから、封筒に入れて風通りの良い場所で保管します。
さらに密封できる袋に入れて冷蔵庫に入れるとバッチリです。
朝顔の育て方まとめ
朝顔は育てやすく丈夫な植物なので、
種を保管すれば毎年きれいな花を2か月ぐらい楽しめます。
朝顔は短日植物で一日の日照時間によって、花を咲かせます。
だから日中以外はできるだけ明るいところに置かないほうが良いみたいです。
夜に咲き始め、朝には大きく開いていますよね。
夜と同じ状態がないと咲かないのです。
窓辺に育てて緑のカーテンになっているご家庭もありますね。
だんだんコツがわかってくると、仕立てもうまくできると思うので、
まずはたくさん花が咲くように育ててみましょう。