赤ちゃんがタオルを握って寝ていたり、タオルを吸いながら寝ているのを見たことないですか?
スヤスヤ寝ている姿は可愛いですよね。
でもタオルを吸うとなぜ寝れるんでしょうか。
そこで今回は、赤ちゃんがタオルを吸いながら寝る原因や、タオルを吸うことでの歯並びへの影響についてまとめます。
赤ちゃんがタオルしゃぶりする原因
タオルを大事に持っていたりすると、愛情不足や寂しいのが原因などと言われます。
これは保育園や幼稚園に行く子どもがお母さんから離れ、外の社会に慣れるために、お母さんの代わりとなる物を大切にする行動です。
「移行対象」と呼ばれます。
赤ちゃんがタオルに執着するのは何か原因があります。
例えば、
- 保育園や幼稚園に行くようになり、ママと離れる寂しさ
- 下に兄弟ができたことによって、赤ちゃんにママを取られてしまうストレス
タオルを肌身離さず持ち歩いたり、母乳を吸っているかのようにタオルを吸う子もいます。
不安や恐怖様々な困難を乗り越えようとしているんです。
他にも、歯が生えてきて痒いのが原因の場合もあります。
乳歯が生える際は、痛みやむず痒さがあり、強い不快感があります。
歯茎に違和感を感じたり、口で感触を感じたり、周りの反応を見て楽しんでいるということも考えられるようです。
赤ちゃんがタオルを吸いながら寝るのを治したいとき
赤ちゃんの成長過程でみられるタオルを吸う行動は、一時的なもので、成長に伴い自然と無くなるのがほとんどです。
無理矢理やめさせるとストレスになることも考えられるので、自然と離れていくのを待った方がいいでしょう。
しかし、いつかしなくなると分かっていても、癖になってしまっていると、いつまで続くのかママは心配になってしまいますよね。
タオルを吸う行為も赤ちゃんのうちは、ひとり遊びの一つになっていると思われます。
手を自由に動かして遊べるようになったり、思ったことを口に出せるようになると、自然におさまっていきます。
なかなか治らないという場合は、ママも子どもが他に夢中になれるものを、探してあげるといいでしょう。
タオルしゃぶりは歯並びに影響する!?
赤ちゃん時代のタオルしゃぶりは、おっぱいを吸うのと同じように口を動かすことで、赤ちゃんの気分を静める効果があると言われています。
そのため、乳児期のタオルしゃぶりは、あまり気にする必要はないです。
ただし、あまり長時間タオルをしゃぶっている場合は、話しかけたりスキンシップを図ったりして気分転換をしたり、ほかに興味がありそうなことに誘ってあげるといいでしょう。
タオルしゃぶりの歯並びへの影響は、乳歯の奥歯が生えて噛み合ってくる2歳過ぎから、少しずつ見られてきます。
長時間タオルをしゃぶっていたり、強い力で吸っている子どもは、前歯の突出や上下の前歯が噛み合わないなどの、歯並びや噛み合わせの問題が生じやすくなります。
言葉を話せるようになり、歩けるようになって、外遊びが出来るようになったら、タオルを持つ頻度を出来るだけ減らしていくのがいいでしょう。
子どもの生活状況を見ながら、少しずつ対応していくことが望ましいです。
こどものタオルしゃぶりについてまとめ
タオルに執着するお子さんがいると、やめさせた方がいいのかな?とつい心配になってしまいます。
しかし、それが子どもにとって、「ママから自立するための第一歩」なんです。
子どもが自分で成長しようとしているのだと、おおらかに捉え、見守りましょう。
そのうち、自然と卒業する日がやってきますよ!