自分でこどもに水泳を教えようと挑戦しているものの、子どもが水を嫌がってしまい全然上達しない!!
とお困りのあなたへ。
水泳スクールに通わせるのもひとつの手段ではありますが、スクール代やスクールへの送迎が気がかりですよね。
できることなら、親が教えるだけでそれなりに泳げるようになってくれたらラッキー。
本文では、こどもが水を怖がることなく、水慣れと顔付けがてきるようになるコツについてご紹介していきます。
幼稚園児のうちの子供も実践した体験談になります。1度も子どもが泣くことなく続けられたことは、我ながら大成功だったと思っています。
子どもと海水浴に出かけたり、流れるプールに遊びに行ったりと、楽しみが広がりますよ!
子供が水泳を嫌がらない教え方
子どもに水泳を教えていく上で一番のハードルが、「水を怖がる」「水を嫌がる」ということではないでしょうか。
特に小さな子供は、顔に水がかかったり、顔を水につけることが苦手なようです。
そりゃあそうですよね。
大人でも顔に水がかかると、つい目をつぶったり、手でぬぐいたくなります。
子どもは水に対する恐怖心が特に強いようで、水泳を教えようとしても怖がるのです。
では、そんなこどもが水泳を嫌がらない教え方とはなにか?
子供への水泳の教え方として、特に初期の段階では、
「水に慣れること」、「水に顔をつけること」を目標にするのがよいです。
クロールや平泳ぎを早く覚えて欲しい、という気持ちも分かりますが、
始めの段階で水を怖がらないように時間をかけてあげることが、
結果的には泳ぎ方を習得する近道となります。
水を怖がることがなくなってしまえば、あとはどんどん泳ぎ方をマスターしていけます。
子供が水泳をできるようになるための水慣れの練習
こどもが水を怖がらずに水泳の練習をできるようになるには、しっかりと水に慣れる時間をつくることです。
そのために、家庭でも簡単に取り組める方法として、お風呂場での水遊びを日常的にすることをおすすめします。
水慣れに効果のあるお風呂場での水遊び
我が家で実戦したお風呂場での水遊びをご紹介します。
・お風呂のお湯のかけあい
いちばんシンプルな遊びです。
はじめは、ちょっと顔に水しぶきが当たるぐらいに手加減してはじめるとよいです。
慣れてきたら、いろいろとオリジナルのルールを設定してみると楽しいですよ。
例えば、目は閉じてもOK、とか、5秒ずつ親と子で交互にお湯をかける等をやりました。
他には、手でぱしゃぱしゃとお湯をかけるだけでなく、
洗面器にお湯をためて、頭からザブーンとかけるといったこともよくやりました。
・水鉄砲
水鉄砲を使ってお風呂のお湯をかけ合うという遊びも子供はけっこう楽しんでくれます。
水鉄砲の水が直接眼に入ってしまうとなかなか痛いので、ゴーグルをつけて遊ぶとよいです。
・頭を洗うときも練習の一環
こどもが小さいうちは、頭を洗うときにお湯が顔にかからないように丁寧に洗ってあげることもあるかと思います。
水泳の練習に早めに取り掛かりたいとお考えの場合は、ここも練習の一環になりますよ。
ざぁーと思いっきり頭からシャワーを掛けるようにしましょう。
「今からシャワーかけるよー」と声かけしてあげると、嫌がることも少なくなります。
プール遊びで水慣れ
市民プールなど、子供用の浅めのプールのある施設がご近所にありましたら、
こちらを活用するのもありです。
家のお風呂では走りまわることができませんが、プールでしたら水の中を歩いたり走ったりできます。
親子でおいかけっこや、端から端までの競争などをすると、ぐーんと水慣れが進みます。
子供が水泳をできるようになるための顔つけの練習
ご家庭での水慣れを進めていき、少々顔に水がかかっても嫌がらなくなりましたら、「顔付け」の練習をしましょう。
顔付け練習も家のお風呂で簡単にできますよ。
湯船や洗面器にお湯をためて、顔をつける練習をしましょう。
何もアドバイスなしに始めてしまうと、鼻から水を吸い込んでむせてしまう可能性大です。
かなり痛いですし、再び水を怖がってしまい、ふりだしに戻ることになりかねません。
はじめのうちは指で鼻をつまんで顔付けをスタートしましょう。
最初のうちは、顔をほんの一瞬水につけられるだけでも大丈夫です。
それを繰り返して、1秒、3秒、5秒と顔をつけられる時間を伸ばすことを目標にするとよいです。
10秒もできるようになれば、水を嫌がるということはなくなったと言えます。
まとめ
水を嫌がるこどもに対して、水泳を教えるための最初の取り組みについてご紹介しました。
まずは水に慣れることを最優先に、親子で水泳の練習に取り組んでみてください。
水慣れが上手くいったら、次は顔つけと息継ぎに行ってみましょー!(^^)!
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