雨の日に換気扇は逆効果?窓を開けると湿度はどうなる
雨の日が続くと、家の中の湿気も気になりますよね。「換気扇を回すと逆に湿気を呼び込みそう」と感じて、雨の日は換気扇を止めている人もいるのではないでしょうか。
結論から言うと、雨の日でも換気扇を回すのは効果があります。この記事では、その理由と、雨の日の湿気対策をまとめました。
雨の日に換気扇を回してもいい理由
換気扇の役目は、家の中の空気を外に出して、新鮮な空気を取り入れることです。雨で湿度が高い日でも、空気を循環させること自体が湿気・カビ対策になります(さすがに台風のような荒天時は例外です)。
換気をより効率よくするには、窓を2箇所開けて、空気の入り口と出口を作るのがコツです。換気扇を回しながら窓を少し開けておくと、より効果的に空気が入れ替わります。電気代もそれほどかからないので、雨の日も含めて換気扇はつけっぱなしにしておくのがおすすめです。
家の中の湿度は「天気」よりも「換気」で決まる
雨の日に窓を開けると余計に湿気が入りそうな気がしますが、実は家の中の湿度は天気そのものより、換気の頻度に大きく左右されます。理由は次の通りです。
・最近の住宅は高気密・高断熱で、そもそも湿気がこもりやすい
・換気しないと空気が循環せず、湿気が抜けていかない
・キッチン・トイレ・浴室など水回りからも、天気に関係なく湿気が発生する
・室内の湿気は、天気の良し悪しより換気の有無に左右される
つまり、雨の日だからと換気をサボると、天気の良い日以上に湿気がこもりやすくなってしまいます。
雨の日の湿気の逃がし方
換気扇・窓開け以外にも、湿気対策として組み合わせたい方法があります。
・エアコンの除湿機能を使う(目安として湿度60%を超えたら稼働させる)
・サーキュレーターで空気を循環させる(エアコンと併用すると効果アップ)
・クローゼットや押し入れなど狭い場所には市販の除湿剤や重曹、備長炭を置く(重曹は固まったら掃除に再利用できる)
・押し入れやクローゼットは、たまに扉を開けて扇風機で風を送り、空気の通り道を作る
換気扇の種類でも効果が変わる
キッチン・浴室・トイレの換気扇と、24時間換気システムでは役割が異なります。キッチンや浴室の換気扇は使用時だけ回す局所換気で、湿気・匂いを素早く排出するのが目的です。一方、24時間換気システムは家全体の空気をゆっくり入れ替える仕組みで、雨の日だからと止めてしまうと、家全体の湿度がじわじわ上がっていきます。
24時間換気システムがついている住宅では、よほどの理由がない限り常時稼働させたままにしておくのが基本です。フィルターにほこりが溜まると換気効率が落ちるので、月1回程度の掃除も忘れずに行いましょう。
よくある質問
Q. 雨の日は掃除を避けたほうがいい?
A. むしろ逆です。湿気を含んだ空気で汚れが緩むため、窓ガラスや換気扇・コンロ周りの油汚れは雨の日のほうが落としやすくなります。仕上げは乾いた布でしっかり拭き取り、水気を残さないようにしましょう。
Q. 台風のときも換気扇は回していい?
A. 強い雨風のときは、雨水の吹き込みや換気口からの浸水リスクがあるため、無理に窓を開けたり換気扇を回したりする必要はありません。天候が落ち着いてから換気を再開しましょう。
まとめ
雨の日でも換気扇を回し、窓を2箇所開けて空気の通り道を作るのが基本です。家の湿度は天気そのものより換気の頻度で決まるので、雨だからと換気をサボらないことが、湿気・カビ対策の近道になります。
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