生活のハウツー

雨の日に換気扇は逆効果!?窓開けると湿度はどうなる!?

雨の日が続くと気持ちも暗いし、湿度も気になります。
よく換気扇を回していますが、換気扇を回すのが逆効果と聞きました。

それって本当?真実を知りたい!
湿気の逃がし方にはどんな方法があるの?

そんな疑問におこたえします。

雨の日に換気扇は逆効果!?


雨の日に換気扇を回す人と回さない人がいると思います。

家の中が湿っぽくなるという意見=回さない人。
換気するほうが湿度が下がるという意見=回す人。

どちらが正解なのかと言うと、雨の日に換気扇を回すことは効果ありです!

その理由は、空気が循環することで湿気防止・カビ対策になるからです。

もちろん台風みたいなひどい雨風の時にはダメです。
そんな日に回す人はいないと思いますが・・・。

さらに換気を効率よくするには、窓を二つ開けて空気の出入り口を作ることです。
外から入る空気と出ていく空気の場所を用意する必要があります。
換気扇を回している時も窓を開けるといいでしょう。

雨の日は換気扇で空気の循環

なぜ雨の日に窓や換気扇を回すといいのでしょうか。
換気扇の役目は家の中の空気を外に出して、新鮮な空気を取り入れることです。
こまめに回すことで家の湿気やこもった空気が外に出ていくのです。

電気代もそれほど高くないので、むしろ一日中換気扇はつけておくほうが、家の湿気防止になり、家自体にはとっても良いことなのです。

雨の日に窓開けると湿度はどうなる!?

雨の日に窓を開けると、じめっとした感じになる気がしますよね。
湿度上がりそう~って思います。

実際、家の中の湿度はどうなのでしょうか。
雨の日に窓を開けても家の中の湿度は変わらないのです。

それは次の理由からです。
・最近の住宅は高断熱、高気密で湿気はたまりやすい。
・窓を開けて換気しないと、空気の循環が悪い。
・キッチン、トイレ、浴室などの水回りから室内でも湿気は発生する。
・家の天井、壁、床下から外の湿気は室内にしみこむ。

家の中の湿度は天気に関係ないのです。
空気の循環が悪いと湿気がたまりやすく、カビの発生のもとになります。

雨の日も窓を開けてしっかりと空気の入れ替えをしましょう。

冬場は寒いし、窓なんて開けないという人もいるかもしれません。
でも、新鮮な空気は絶対必要です。

できれば朝がきれいな空気ですが、それが難しいなら午後の一番暖かい時間に窓を開けましょう。
ちょっと我慢して空気を入れ替えるだけで違います。

冬は風邪やインフルエンザも流行るとき、その予防にもなります。

雨の日の湿気の逃がし方


湿度はどうやったら下げることができるでしょう。
悩みのタネですよね。

まずはエアコンの除湿機能が便利です。
それから空気を循環させるのはサーキュレーターがあります。

風が遠くまで届くので、エアコンと併用するとより効果的です。
リビングや寝室はそういう機能で対処できますが狭い場所、クローゼットや押し入れなどはカビも不安です。
市販の除湿剤に加え、備長炭がおススメです。
かなり効果があります。

日に干すと、繰り返し使えるのもエコですね。
重曹を瓶などに入れておくのも便利です。
固まったら湿気を吸ったので、掃除に使いましょう。

たまに押し入れやクローゼットの扉を開け、扇風機で風を送りましょう。

空気の通り道をわざと作ってあげるためです。

そして、雨の日こそ掃除に絶好のチャンス!
例えば窓ガラスの内側。
湿気を含んだ空気で汚れが落ちやすいんです。
換気扇やキッチンコンロ周りも油がゆるくなっているので
力を入れなくても落ちやすいです。

液体洗剤は雨の日など湿度があるときのほうが効果的なんですよ。
しっかりと最後に乾いたぞうきんなどで拭きあげて
水気を残さないようにしましょう。

雨の日の換気扇についてまとめ

雨の日に換気扇を付けることはOKでした。
さらにできれば窓も少し開けて、できる限りマメに換気をしましょう。
湿度を利用して掃除するっていうのもいいアイデアですね。