主婦にとっての牙城は、ずばりキッチンです。
家の中でどこよりもいる時間が長く、それでも余り人に立ち入って欲しくない場所とも言えるのではないでしょうか。
掃除や手入れが大変なキッチンですが、特に換気扇の油汚れって本当に厄介ですよね。
換気扇の油汚れですが、【小麦粉】で落ちるってご存知でしたか?
それ聞いたことあるー!という主婦のために、やり方伝授いたします!
換気扇の油汚れは小麦粉でスッキリ!
年末の大掃除で、一番キッチンの中で面倒なのってやっぱり換気扇ですよね。
あの一年間のビッチリこびりついた油汚れを目にするだけで、どこから手を付けていいか分からなくなります。
とりあえず見なかったことにして他のから手を付けて、結局放置・・・なんて悪循環に身に覚えがある人も多いのでは(笑)。
でも結局自分でやらなければ、誰も綺麗にしてくれる訳ではありません。
途方に暮れている人に朗報です。
なんと、家庭にある【小麦粉】で油汚れはスッキリ落ちるんです!
嬉しいですねー、昔テレビでやってたなあなんてうろ覚えの人もいるかもしれませんが、間違ってませんよ!
では、実際の掃除方法をお伝えしますね。
換気扇の油汚れを小麦粉で掃除する手順
(1)換気扇を取り外す
(2)新聞紙の上で換気扇をばらし、まずは簡単な油を拭いておく(硬めの厚紙は取りやすいです)
(3)油汚れの酷い部分に小麦粉をまぶし30分から1時間放置
(4)1時間もすると汚れが浮き上がってくるので、削ぎ落とす
(5)さらにガンコに落ちない部分に小麦粉をまぶし放置(繰り返し)
(6)油汚れが落ちてくると色が白いままになってくるのでそれを待ち、全体的に落とす
(7)ぬるま湯で洗い流し終了
え、案外簡単じゃないですか?小麦粉ふりかけて放置でいいんですよ、この間に他の掃除もできちゃいますね。
ちなみに、(3)の時ですが、小麦粉と台所用洗剤を混ぜてペースト状にするとより強力になるようです。
これって今流行りの重曹やクエン酸とかと同じ原理です。
わざわざ買いに行かなくても家にある物でできるのであれば断然小麦粉の方がいいですね。
小麦粉は、賞味期限が切れたものでも全然大丈夫ですので、ぜひ捨てる前に使い切りましょう。
換気扇の油汚れが小麦粉で落ちる理由
では、そもそもなぜ小麦粉が油汚れに効果があるのでしょうか?
それは、小麦粉が「乾燥した、非常に粒子のきめが細かい粉末」だからです。
乾いたティッシュを水に浸すと、ティッシュが水を吸うのと同じ要素です。
小麦粉はとても乾燥したデンプン質の粉末です。
デンプン質は小学生の頃理科の実験でやったことがあると思いますが、糊みたくネバネバになりますよね。
粘着性が凄いので、油を吸着し、取り除きやすい、という理由です。
ですからティッシュペーパーや新聞紙で吸うより、粉末の細かい粒子の表面積が大きくなるので吸着力がよいのです。
ということで、小麦粉は色々な掃除にも応用できるということになります。
先程も触れましたが小麦粉を水や洗剤を混ぜてペースト状にすれば、ガンコなコンロ、グリルやフライパンの油汚れにも効果があるということです。
劇的に明日から綺麗にできるかもしれませんね!
換気扇の油汚れが取れたら予防も忘れずに。
小麦粉がこんなに便利で使えるのであれば、年末の大掃除の時だけでいいわ♪なんて思いがちですが・・・。
やはりそれではさすがに換気扇にもかわいそうです。
やはり日頃からのお手入れもどうしても必要になってきます。
毎日毎日換気扇って使いますよね、でも毎日毎日掃除はできません。
そこでなるべくなら、一年に3~4回は換気扇を取って、掃除をするよう習慣づけておきましょう。
一年に3~4回なら全然楽ですよね?3月、6月、9月、12月。
しかも今回小麦粉を使っての掃除方法が分かったので、ベトベトな油に不快を感じることなくできるので楽しくなるかもしれませんよ!
さらに、換気扇フィルターもしっかり使うことも大事です。
今では100均などでもフィルターは売っていますが、やはりそこまでしっかりした厚みはないように感じます。
それで交換回数を減らすためにも、厚手でしっかりした換気扇フィルターを選びたいものです。
ホームセンターなどに売っている方がしっかりしていますね。
隙間がないようピッタリサイズのフィルターにして、料理をする時は必ず換気扇を回すようにしましょう。
意外とこれ忘れてしまいがちの人もいるようですが、とにかく料理の時は換気扇です。
換気扇の油汚れ落としについてまとめ
毎日立つキッチンで一番気になるのはやはり油。
一度油汚れができてしまうと落とすのが大変ですが、小麦粉を使えば楽ちんなことが分かりましたね。
ぜひ快適に掃除してみて下さい。
さらに大事なのは、元からしっかり予防策を取っておくということ。
手間を省くためにも未然に防げるところはしっかり防いで、忙しい時間を短縮できるよう工夫するのも主婦の賢い手かもしれませんね。