冬になると窓にびっしりつく結露。拭いても拭いてもキリがないし、放っておくとサッシやゴムパッキンにカビが生えてきて困りますよね。

この記事では、結露ができる仕組みから、効果のある予防法・逆におすすめできない方法、そして結露からできてしまったカビの掃除方法まで、まとめて解説します。

結露の原因は「温度差」

空気は温かいほど水蒸気をたくさん含むことができ、冷たくなるほど水蒸気を含みきれなくなります。暖房で温まった室内の空気が、外気で冷えた窓ガラスに触れると急激に冷やされ、含みきれなくなった水蒸気が水滴になる――これが結露の正体です。

コップに冷たい飲み物を注いだときに、コップの表面に水滴がつくのと同じ現象です。つまり、「室内と屋外の温度差をなくす」「部屋の湿気を減らす」の2つが結露対策の基本ということになります。

結露を放置するとカビが生える


カビは温度25〜30℃、湿度80%以上、風通しの悪い環境で発生しやすくなります。結露で濡れたままの窓やサッシは、まさにこの条件がそろってしまう場所。しかも窓のゴムパッキンなどの素材は、カビにとって好都合な環境です。

放置すると年々カビが広がり、アレルギーや呼吸器への影響も心配されるので、早めの対策がおすすめです。

結露予防に効果的な方法

こまめな換気が一番手軽

1時間に1回程度、数分でいいので窓を開けて換気しましょう。「開けっ放し」ではなく「定期的に外気を入れる」感覚でOKです。室内外の温度差と湿気を同時に減らせる、最も手軽な方法です。

断熱カーテン・断熱ブラインド

窓の外側と内側の温度差を作らないようにする発想の対策です。窓に温かい室内の空気が直接触れないようにすることで結露を抑え、暖房効率も上がるので一石二鳥。ただし、カーテンと窓の間に隙間があると逆に結露がひどくなることがあるので、すき間なく設置するのがポイントです。

窓下ヒーター

窓の下にヒーターを設置し、窓自体を冷やさないようにする方法です。電気代の目安は1時間あたり1〜3円程度、1日8時間使っても月800円ほどが目安です。

結露防止シート・新聞紙

窓に貼るだけの結露防止シートや、吸水性のある新聞紙を窓に貼っておく方法も手軽です。新聞紙はインク成分が油汚れも分解してくれるので、剥がしたあとの窓拭きにも一石二鳥です。

あまりおすすめできない対策

結露防止スプレー:吸水成分入りのスプレーだが、水を吸った後の効果は限定的で評判もいまひとつ
プチプチ状の断熱シート:窓に直接貼るタイプは外が見えなくなり見た目も悪い。効果の仕組みは断熱カーテンと同じなので、そちらの方がおすすめ
水を吸わせるタイプの結露防止シート:結露量が多いと吸いきれず、貼りっぱなしになりがちでカビの温床になりやすい

窓枠(サッシ)にできたカビの掃除方法


すでにサッシにカビが生えてしまった場合は、次の手順で掃除しましょう。用意するのは除菌用アルコール、中性洗剤(食器用洗剤)、キッチンペーパーだけです。

1. 除菌アルコールで窓枠をさっと拭く(金属を傷めずに殺菌でき、カビのタンパク質を分解する効果もある)
2. 中性洗剤と水を20:1の割合で混ぜたものを雑巾に含ませ、窓枠を拭き上げる
3. キッチンペーパーで乾拭きし、洗剤を薄く伸ばす(界面活性剤の膜で水分が乾きやすくなり、約1週間結露を予防できる)

まとめ

結露の原因は室内外の温度差と湿気。こまめな換気を基本に、断熱カーテンや窓下ヒーターなどを組み合わせれば、結露もカビもぐっと防ぎやすくなります。すでにカビが生えてしまった場合は、アルコールと中性洗剤でのお手入れを試してみてください。

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