年賀状を書いていた時に書き損じ…
ああ、どうしよう。
修正液って使っていいのかな?
というか、修正液で消すのはマナー違反?
年賀状を書き損じたときの、疑問の解消と書き損じの交換について説明します。
年賀状に修正液はマナー違反!?どのくらいなら許されるものか
結論から言うと、年賀状に修正液やテープを使うことは失礼に当たります。
特にあて名や相手の住所の修正はマナー違反。
絶対に避けておきましょう。
目上の人はもちろん親友でもいきなり修正液が使ってある年賀状はちょっと気分が悪いですよね。
あまり気にしない人もいるかもしれませんが、自分ならどうでしょう?
やはり、書き損じは新しいはがきにした方が良いと思います。
では、自分の住所や名前の修正はどうでしょう?一言添える言葉は?
年賀状は訂正なしで書くのが礼儀と言われています。
ほんの一文字でも書き損じはマナー違反になります。
それでもどうしても、ほんのちょっと例えば濁点を消すとか直したいという時の方法を教えます。
普通の修正ペンは白っぽく目立つので、はがき用の修正ペンを使って直しましょう。
そして、しょっちゅう間違ってしまうという人は消せるペン=フリクションペンを使いましょう。
今はパソコンなどで仕上げる人が多いから、たぶん手書きの言葉は少ないでしょう。
そこの部分に使うならフリクションペンでいいでしょう。
熱を当てると消えてしまうという欠点はありますが、気にする人はいないでしょう。
年賀状を書き損じたら交換しよう!手数料は?
書き損じの年賀状は郵便局で交換できます。
1枚当たり手数料5円で切手やはがきに交換することができます。
枚数がもしけっこうあれば、現金を払わずに新しい年賀はがきを交換もしてくれることもあります。
例えば20枚交換するとしたら手数料が100円。
数枚だけ先に切手に交換し、残りの分の手数料をその切手で払うこともできます。
こんな方法もあるので、失敗や書き損じは交換して新しい年賀状を作りましょう。
枚数に余裕があったなら、交換はお年玉くじが当たっているか確認してからでも大丈夫。
また、ちょっと書いただけなら懸賞に応募するときなどに使えます。
年賀状書き損じの交換期限について
先に書いたように年賀状と交換したいなら年賀はがきの販売期間でないとダメです。
でも販売期間を過ぎたとか、うっかり去年の分が出てきたなんていうときは、切手や官製はがきにはいつでも交換してくれます。
切手も意外と使う時はあるので交換しておくと便利だったりします。
ゆうパックで荷物を送るとかね。
それから、余分に買って余ってしまった年賀状。
未使用分も同じように交換できます。去年やもっと前の年賀状でも手数料はもちろん同じ。
机の中から使ってないはがきが出てきたら、郵便局で交換してもらいましょう。
<おまけ>その他の年賀状のマナーについて
書き損じを修正するのはマナー違反と分かりましたが、それ以外にもちょっと知っておきたいマナーをご紹介します。
あて名についてです。日本語は縦書きなので本来はあて名も縦書きです。
ただ、表と裏でそろえることは基本なので裏のデザインが横向きならあて名も横書きにしましょう。
自分の住所と氏名は裏に印刷するなら表にはいりません。
書くときは郵便番号住所氏名は必ず書きます。
プリンターであて名も印刷することが多いですがあて名の書体はフォントによってイメージが変わります。
基本的にはシンプルな明朝体やゴシック体、毛筆の書体がおススメです。
そして、一番気をつけたいことは相手の名前の漢字を間違えること!
そう思い込んでいることがありますが、何よりも失礼です。
仕事関係や目上の人はもちろん、友人でもきちんと確認して誤字がないようにしましょう。
まとめ
何枚も書く年賀状のうっかりミス。
悲しいですね…
でもマナー違反は避けて人間関係に響くことのないようにしたいものです。
書き損じは交換して気持ちよく新年のあいさつを送りましょう。