どんぐりを子どもが拾ってきたけれど、中に虫がいると聞いたことがあるからなぁ…。でも、捨てたら子どもが泣きそう。こんな風にお困りではありませんか?

どんぐりの中に虫が住んでいるのは事実ですが、簡単に処理することができます。この記事では、安全などんぐりの虫の処理方法をさくっと分かるように解説していきます。ちゃちゃっと処理して、こどもと一緒にどんぐりゴマなどの工作を楽しんでみてくださいね。

どんぐりの中には幼虫が潜んでいる

どんぐりは樹木の実です。どんぐりに住み着いている虫の中で一番多いのは、ゾウムシ。この幼虫はどんぐりがまだ柔らかい時に卵を植え付けて、どんぐりとともに成長します。秋から冬に変わる頃にどんぐりは落下し、その中身を幼虫は食べて大きくなり、殻を破って地中に出ていきます。ゾウムシのほかにもハイイロチョッキリという名前の虫もいます。

どんぐりに穴が開いていることが多いのは、この虫の脱出口です。1つのどんぐりに複数匹入っていることもあります。人体に影響はない虫ですが、出てきたら驚きますよね。でもしっかり処理すれば大丈夫です。

どんぐりの虫の処理方法(安全な3つのやり方)

どんぐりの中に幼虫がいたまま持って帰ると、しばらく置いている間に虫が出てくることがあります。小さいお子さんはつい口に入れて遊ぶこともあるので要注意です。どんぐりにはたくさん菌が付いている可能性があるので、触ったあとは手洗いうがいを必ず行ってください。

方法1:お湯で煮る

どんぐりを水洗いして、なべで5〜10分(小さいどんぐりなら3分程度)煮ます。熱湯で殺菌するので、中の幼虫は死にます。確実性の高い方法ですが、茹ですぎると皮が破裂することがあるので、時間を超過しないように注意してください。煮た後は外でよく干しましょう。

方法2:冷凍保存

鍋に入れるのがちょっと嫌だなという場合は、洗ったどんぐりをビニール袋に入れて冷凍庫で最低1週間凍らせます。期間が短いと虫が完全に死滅しないことがあるため、1週間は目安として確保しましょう。解凍後は新聞紙などに並べて、日陰で風通しの良い場所でしっかり乾燥させるとカビを防げます。

方法3:塩水につける

どんぐりを水に浸けてしばらくすると浮いてくるものがあります。それは中身が空(虫に食べられている)のサインなので、取り除く判断材料になります。次に塩を入れて塩水で一晩つけ、朝になったら新聞紙に並べてよく乾かします。直射日光を当てるとヒビが入りやすいので注意しましょう。

電子レンジでの加熱は避けましょう

どんぐりを電子レンジで加熱すると、内部の水分が急激に蒸発して破裂することがあります。安全とされる加熱時間はごく短く(数十秒程度)、加熱しすぎると電子レンジ内や取り出した直後に破裂して火傷ややけどにつながる危険があります。子どもが近くにいる場面では特に避け、上記の煮る・冷凍・塩水のいずれかを選んでください。

どんぐりの虫を処理した後の保存方法

どんぐりを処理できたら、保存して楽しみましょう。飾っておくだけでも可愛いですが、工作をするのもおすすめです。

つまようじなどを刺してどんぐりゴマにするのはよくありますね。きれいに長く保存するなら、木工用のニスを塗っておくと色落ちもしにくいです。ペットボトルにどんぐりを入れて外にシールを貼ったり絵を描いたりすると、マラカスのようなおもちゃになります。どんぐりにマジックで色を塗ったり絵を描いたりして、ストラップやアクセサリーにすることもできます。

まとめ

どんぐりの虫は、煮る・冷凍・塩水のいずれかで安全に処理できます。電子レンジは破裂のリスクがあるため避け、処理後はどんぐりゴマやマラカスなどの工作で秋の思い出を楽しんでください。