どんぐりを子どもが拾ってきたけれど、中に虫がいると聞いたことがあるからなぁ…。
でも、捨てたら子どもが泣きそう。
こんな風にお困りではありませんか?
どんぐりの中に虫が住んでいるのは事実です。
でも、とっても簡単にどんぐりの中の虫は処理することができるんですよ。
この記事では、どんぐりの中の虫の処理方法をさくっと分かるように解説していきます。
ちゃちゃっと処理して、こどもと一緒にどんぐりゴマなどの工作を楽しんでみてくださいね。
どんぐりの中には幼虫が潜んでいる!!
どんぐり拾い、子どもは好きですね。
あなたも小さい時に拾った思い出があると思います。
見た目も可愛いし、家に持って帰って飾っておきたいと思うもの。
でも、どんぐりには虫がいるんです!
どんぐりは樹木の実です。
どんぐりに住み着いている虫の中で一番多いのは、ゾウムシ。
この幼虫はどんぐりがまだ柔らかい時に卵を植え付けて、どんぐりとともに成長するのです。
秋から冬に変わる頃にどんぐりは落下し、その中身を幼虫は食べて大きくなります。
そして殻を破って地中に出ていくのです。
ゾウムシのほかにもハイイロチョッキリという名前の虫もいます。
どんぐりには穴が開いていることが多いです。その穴は、虫の脱出口なのです。
1つのどんぐりに6匹以上入っていたりするのです。
調べた人によると最高記録14匹!
「きゃー」って言いたくなるかもしれません。
人体に影響はない虫ですが、出てきたら気持ち悪いですよね。
でもしっかり処理すれば大丈夫ですよ。
どんぐりの虫の処理方法は意外に簡単
どんぐりの中に幼虫がいたまま持って帰ってくることがあります。
そうすると、やはりしばらく置いている間に虫が出てくる…ってことになるわけですね。
小さいお子さんはつい口に入れて遊ぶなんてこともあるので、要注意です!
口に入れなくても、どんぐりにはたくさん菌が付いている可能性があります。
手洗いうがいは必ず行ってください。
そして、適切な処理方法を知っておきましょう。
ここではどんぐりの虫の4つの処理方法をご紹介します。
どれでも良いので、やりさすいと思う方法で処理をやってみましょう。
虫の処理方法1:お湯で煮る
まずは「お湯で煮る」という方法。
どんぐりを水洗いして、なべで5分くらい煮ます。
外で良く干すとなお良いでしょう。
熱湯で殺菌するので、中の幼虫は死にます。
完全にどんぐり内の虫を死滅させられる確実な方法になります。
虫の処理方法2:冷凍保存
次は「冷凍庫で保存」です。
鍋に入れるのがちょっと嫌だなと思う人は、
洗ったどんぐりをビニール袋に入れて冷凍庫で約1週間。
すると、もう虫が出てくることはないそうです。
でも熱処理はしていないので、口に入れないように気をつけてあげましょう。
虫の処理方法3:電子レンジでチン
もう一つは「電子レンジでチン」する方法です。
水洗いしたどんぐりを500~600Wで3~5分加熱します。
レンジによっては少し調節してください。
火を使わないので子どもたちでもできます。
処理したすぐあとは熱いのでやけどしないようにしましょう。
虫の処理方法4:塩水につける
最後は「塩水に一晩つける」方法。
どんぐりを水に浸けてしばらくすると浮いてくるものがあります。
それはどんぐりの中が空=虫が食べたなのでそれは捨てるという選択もあります。
次に塩を入れて塩水で一晩。
朝になったら新聞紙に並べてよく乾かしておけば大丈夫。
直射日光を当てるとヒビが入りやすいので注意ですね。
どんぐりの虫を処理した後の保存方法
どんぐりを処理できたら、保存して楽しみましょう。
飾っておくだけでも可愛いですが工作をするのもよいですね。
つまようじなどを刺してどんぐりコマにするのはよくありますね。
きれいに長く保存するなら、木工用のニスを塗っておくといいですよ。
色落ちもしにくいです。
ペットボトルにどんぐりを入れて、外にシールを貼ったり絵を描いたりするとマラカスみたいになります。
音が出るものは子どもが好きですよね。
手軽なおもちゃです。
どんぐりにマジックで色を塗ったり、絵を描くのもいいですね。
ストラップやアクセサリーにすることもできます。
秋らしい可愛いものができそうです。
どんぐりの虫を処理してどんぐり遊びを楽しもう
どんぐりにもいろんな種類があって、観察するとおもしろいものです。
潜んでいる虫について調べた本もあるようです。
虫が好きなお子さんなら図書館で本を読んだりしても興味が高くなるでしょうね。
お母さんと一緒に遊んだり調べたりしたことから世界が広がるので楽しんであげてください。