カメムシが洗濯物についていたり、部屋で見つけたりしたら、もうホントにいや!
何といってもあの臭い。
あの臭いの成分は一体何なの??
なかなかついた臭いも消えないし、対策が知りたい!
あなたもそんな風に思っているのでは??
今回はカメムシの臭いの成分や対策について紹介していきます。
カメムシの臭いが手についたら自然に消える??
カメムシの臭い成分は、頑固な油汚れと同じもの。
だから水だけでは落ちません。
自然に簡単に消えるものではないです。
カメムシの臭いの取り方
カメムシのにおい成分は油には溶けるので、オリーブオイルなどを垂らしてこすり、石鹸とぬるま湯で流します。
または界面活性剤入りの食器洗剤で洗うのがいいです。
ハンドソープよりも臭いが落ちます。
服についたときも洗剤で洗うと取れますが、天気の良い日なら天日干ししていると臭いは消えていきます。
カメムシ駆除はどうする?
カメムシの駆除ですが、室外なら殺虫剤を使うことでしょうね。
カメムシに直接かける方法と、窓枠や壁などにかける方法が使えます。
物干しざおに吊り下げて使うタイプもあります。
殺虫剤を使いたくないという人には、ガムテープで捕る方法もあります。
室内に入ってきたカメムシをガムテープで捕獲してそのままポイ。
臭いももれません。
が、カメムシに近づかないとダメです。
カメムシが寄ってくる原因植物
あと、カメムシが好きな植物があります。
それが庭にあると大量発生する可能性があります。
・フジ
・あけび
・みかん
・萩
・まつ
・スギ
・桜
・びわ
・りんご
などいろいろあります。
種類によっても好みがあるようです。
またカメムシは柑橘系の臭いが嫌いだそうです。
レモンユーカリやグレープフルーツなどのアロマをたくのは良いかもしれません。
カメムシを駆除するのは簡単ではないです。
洗濯物をよく払って取り入れる、寄せ付けないように氷系の殺虫剤をうまく使うなどしてみましょう。
カメムシはいつも臭いわけではない
いつもいつも臭いのかというとそうではないのです。
カメムシは危険を感じた時に、あの臭いを放って身を守っています。
また仲間に危険を知らせるときにも臭いを放ちます。
警報みたいなものですね。
仲間はその場所から逃げ出すというわけ。
1匹の臭いに反応して他のカメムシまで臭いを出すことがあります。
狭い容器に入れて置いたら、自分たちの臭いで失神したり死んでしまったりするのです。
すごい威力ですよね。
カメムシは白物の洗濯物を好んで着く性質があると言われます。
うっかり気が付かず、一緒に取り込んでしまうことがあるんですよね。
秋には暖かい場所を求めて、すきまから部屋に侵入することもあります。
カメムシの臭いを例えると
カメムシの臭いを「キュウリの腐ったような臭い」とか「パクチーの臭いに似ている」という意見が多いみたいです。
パクチーはコリアンダーとも言われます。
このコリアンダーの語源はカメムシを意味する言葉から来ているんですって!
別名カメムシ草と呼ばれています。
ちょっと食べたくない…と思ってしまいました。
またヘリカメムシという虫は青リンゴのような臭いがするそうです。
青リンゴは嫌じゃないですけどね・・・
カメムシの臭いの成分とは
カメムシのニオイは「トランスー2-ヘキサノール」といいます。
この成分は草花など青臭いにおいのもとと同じです。
キュウリ、トマトなどにも含まれているとか。
でも野菜の臭いとは全然違う気がしますけどね。
また、カメムシの臭いの成分としては、パクチーの成分ととても似ているのだそうです。
パクチーが苦手な人は、カメムシもより苦手ですよね。
カメムシのにおいはどのくらい臭い??
カメムシの匂いがどれくらい臭いのか?は個人によりけりです。
でも半数以上の人は臭いと思うはず。
わたしの知っている限り、臭くないという人はいません。
トイレや生ごみの臭いよりも嫌いです。
パクチーが好きな人はそんなに臭いが気にならないかもしれません。
ちなみに、ラオスの人は、カメムシを食べる習慣があるそうです。
ニオイも良いニオイと感じるそうで、楽しんで食べるそうですよ。
やはり好みの問題なんですね。
カメムシの臭いと対策についてまとめ
カメムシを見たことがない人、臭いを知らない人は幸運です。
あの臭いを思い出しただけでイヤーな気分になりますから。
駆除は難しいですが、十分に注意して室内に出来るだけ入れないようにしたいなと思うこの頃です。
カメムシの臭いと縁のない生活をしていきたいですね。