今年の夏の楽しみは、家族でキャンプに行くことです。
最近すっかりアウトドアに凝ってしまって、キャンプグッズが売っているお店に何時間もいてしまいます(笑)。
いよいよキャンプシーズン来たなあ!ってワクワクしているんですが、一点だけ心配なことが。
それは、【ブヨ】です。大っ嫌いなんです、ブヨ・・・。まあ好きな人なんていないでしょうけど。
せっかくの楽しいキャンプでこういう虫とかが来ると本当にテンション下がるんですよね。
去年もちょっと対策を怠ったせいでエライ目に遭ったので、今年は万全に臨みたいと思ってます。
なので、ブヨが発生しそうで近付かない方がいい場所や、ブヨ対策についてまとめましたので紹介します。
ブヨの正体
そもそもですね、ブヨって一体何なの?ってことですよね。
知らなかったんですが、ブヨはブユとも呼ばれているそうで、ハエ目カ亜目ブユ科なんだそうです。
ハエと同じかー。でも違うのは、吸血する衛生害虫であるってことです。ブヨに刺されると痛いですよねえ。
ブヨに刺されると、下手すると1週間から1か月くらい痒みや痛さに苦しめられる場合もあります。これはもう害虫の中の害虫ですよ!
ブヨの生息地
ブヨが発生する場所イコール生息地、ってどんな場所なんでしょうか?
ブヨは基本森林にいる
やっぱりブヨの生息地で一番のメインは、森林などの山中です。
森林はたくさんの木が生えています。すると日光が遮られて、夏でもひんやり涼しく、高い湿度なのでブヨが生息するにはうってつけの環境なんだとか。
うーん、キャンプ地はその最たる場所ってことですね。。。
ブヨは川にも多い
他にも、ブヨは川の清流にも多いとされています。害虫なのになんて言ったらよくないかもですが、ブヨって綺麗な環境が好きなんです。
幼虫は、綺麗な川などの水中で生息します。なので成虫となっても清流の周りで生息しているそうです。
ブヨはキャンプ場にいる!
ということは、やはりキャンプ地が多くある山奥の清流近くには多く発生しているってことですね。都会の汚れた水の川などでは成長できないのでいないんです。
また私が心配しているキャンプ場そのものもブヨは生息にもってこい。キャンプ地って山を切り開いて作ってますよね。
草木が周りに多いキャンプ場だと、夏場に生息しやすいとしてブヨが好むのです。キャンプ地には綺麗な川も当然あることが多いので、十分生息していると予想できますね、困りますね。
夏場の活動時期は?
さて、最も私が気になっているこれからの季節は、ブヨはどんな行動を取るのでしょうか。
主に7月から8月は、日中の気温も高温になります。ブヨは早朝の気温が上がる前と、夕方以降の気温が下がってから、一斉に行動を開始します。
夏休みの夕方によくブヨが発生しているのを見かけるのは、強い日差しと暑さがなくなるからなんですね。日中は、高温を避けて木陰で休んでいるそうです、そのまま出てこなくていいのに(笑)。
ブヨの予防方法
ブヨに悩まされている人は本当にたくさんいますね。どんな予防法があるのでしょうか。
ブヨ予防法1:虫除けスプレー
一番無難とされているのは、「虫除けスプレー」ですよね。今では市販のものもたくさんあります。
勿論効果はあります、きちんとした方法で用いていればブヨが寄って来て刺されることもないでしょう。
でも時々、虫除けスプレーは「汗で落ちてしまって意味がない」という声もあります。要は汗と共に流れてしまうってことですよね、特にブヨは湿気を好むので益々寄ってくるってことです。
ブヨ予防法2:虫除けバンド
次に思い付くのが、「虫除けバンド」。手とか腕とかカバンなどに巻き付けるタイプのものですね。
ですがこれも、付けた瞬間ブヨが一斉にいなくなった!なんてこともないそうで(笑)。
ブヨ予防法3:ハッカ油
他にも余り聞いたことのないものとして、「ハッカ油」というものがあります。どうも「ハッカの匂い」をブヨが嫌がる習性があるんです。
ハッカ油ってドラッグストアでも買えるんですね。効果は、これまでの虫除けスプレーと同じくらいのようです。液体なので蒸発してしまい持続性がないというデメリットがあるようです。
ブヨ予防法4:エアーサロンパス
ここでついに、凄い即効性のある変わり種を見つけました。
それは「エアーサロンパス」です!ブヨ対策や虫よけ対策でエアーサロンパスを実践している人も実は多いんだとか。即効性もあります。
虫除けスプレーと同じような気もしますが、効き目バッチリですよ!突然やってくるブヨが来た瞬間、サッと取り出して、全身シューっと吹きかければ、みるみるうちにブヨは退散していくんです、これいいですね!
ただ面白いのは、エアーサロンパスは「蚊」には効かないそうです。何が違うのでしょうかね?
ブヨ予防法:最強の予防法
最強の予防法としては、【蚊取り線香を腰にぶら下げ、“エアーサロンパス”をポケットに持参】するスタイルをおすすめします。
蚊取り線香は蚊にも効果がありますよね。これなら蚊もブヨも予防できてバッチリです。
ブヨに刺されてたときの治療法
人間がどんなにブヨ対策をしても、そんなこんなをすり抜けて刺されてしまうことは十分考えられます。
そこで、刺されてしまった場合はどんな治療法があるでしょうか。やはりなるべく早めに処置したいですよね。
ブヨは刺すのではなく噛みちぎる
よく虫に刺されるって表現を使いますし、蚊とかハチのように針を皮膚に差込まれて毒が入るというイメージですが、実はブヨの場合は皮膚を刺すのではなく「皮膚を噛みちぎる」が正解なんです。
アップで見たら怖いことになりますね、ホラーです。。。噛みちぎって吸血するので、下手すると1ヶ月くらい症状が残るということなんですね、納得。
その人の体質にもよるのですが、多くの場合、刺されて半日から1日くらい経ってやっとかゆみや痛みが出てきます。蚊みたいにすぐ痒くならないんですね。
蚊などが刺す時に持っている唾液腺物質よりもブヨの方が毒素が強く、症状も強く出るんだとか。人によっては水ぶくれになったりします。
ブヨに噛まれたときの応急処置
では刺された時すぐにできることは何でしょうか。
一番は【傷口から毒を吸い出すこと】です!刺された直後にすぐに行えばブヨの唾液腺物質を取り除けるのでできればこれが一番です。
とは言え注意点があります。ブヨの毒を口で吸ってはいけません!万が一口の中に傷があれば、そこから毒が入ってしまい本末転倒になりますので。。。
毒抜き専用のポイズンリムーバーがいいです。中々こういうのって面倒で買わないものですが、キャンプ地に行くことや家族を守ることを考えれば、ポイズンリムーバーを購入しておきたいですね。
これと同時に、ステロイド系の外用薬を塗りたいものです。掻きむしってしまうことを避けるために、すぐに絆創膏でカバーしておくとさらにいいですね。
ブヨに噛まれたらアレルギー症状も注意
処置法を見てきましたが、「ああ、ブヨなんか大丈夫」って思ってはいけませんよ。
ブヨに対するアレルギー反応が強い場合、リンパ系の炎症を起こしたり、「アナフィラキシーショック」を起こして呼吸困難に陥るケースもあります。警戒してし過ぎることはありません。
ブヨ対策まとめ
いかがだったでしょうか。今年のキャンプでブヨに悩まされないためにできること、たくさん見つかってよかったのでは?
ブヨなんかに楽しい時間を奪われてしまうのは悔しいので、今年はたくさん対策とグッズを持って出かけましょうね!