料理・食材

松茸の値段の相場と旬の時期。松茸の美味しい食べ方【必見】

あなたは松茸をご家庭で食べてますか? 
松茸にはなかなか手が出せないのですが、やっぱり高価なものだから…
お店で出されるものより、買って家で調理したら少しは安いはず。
一体相場はおいくらぐらいなんでしょうか。
食べるなら旬の時期に美味しく食べてみたいですよね!

松茸の値段の相場をチェック

高級品というイメージだけあって、とにかく高いものだと覚悟して調べてみました。
国産の値段が最も高くなるのは、出始めた時。
自然に採れた物だけなので、その年の収穫量によって値段も変わります。
収穫量が少ないから、希少価値なんですね。

10月中旬には値段が落ち着くそうですが、年によってばらつきがあるようです。
松茸のカサの開き具合で香りや味が違うので、相場が変わります。

カサが開ききっていない状態は最も高いもの、
「つぼみ」と言われるもので1kg当たり8万円、
1本約7,000円程度はします。

カサが開いたものは1kg当たり約3万円、1本1,500円くらいです。

松茸はなぜ高いのか

なぜこんなに高いのでしょう?
江戸時代ごろには椎茸の方が高かったんですって。

椎茸は人工栽培されて普通に食べられるようになったけれど
松茸は人工栽培ができないし、松茸が育つ赤松が少なくなってしまい、
人が出入りするような里山もなくなりつつあるために
松茸が採れなくなってしまったのです。

松茸、外国産なら安い

でも、外国産だとけっこうハードルが下がります。
国産の10分の1、1本150円という安いものもありますよ!

実は運送時間の違いなんです。
外国産の松茸を運送する間に時間がかかるので、
香りと風味がどんどんなくなってしまいます。

だから、日本で売られる頃には安くなってしまうというわけ。
人工の匂いがつけられていることもあるようなので
本物の香りを味わうには国産…ということでしょうか。

松茸の旬の時期に楽しもう


ハウス栽培ができるものではないので
旬の時期が限られるのが松茸。
高級品だからこそ、良いタイミングで手にしたいです。
収穫時期は地域によって少し違います。

東北=9月中旬から10月中旬
中部=9月下旬から10月中旬
近畿・四国・中国=10月上旬から下旬

有名な産地は岩手県と岡山県だそうですが、少し時期が違うのですね。
そして豊作になると少しでも価格が下がるかも?
その条件は、夏の終わりに雨が多いことと気温の低い日が続くことです。

今年の夏の気候によって、
秋の味覚の王さまが豊作かどうかか決まるなんて
自然の恵みという気がしました。

松茸の美味しい食べ方


まずは食べる前の下処理です。
石づきという根元の硬い部分を削ります。
鉛筆削りみたいな感じで。
ぬらしたペーパータオルなどで汚れをふけばOK。

水洗いはしません。
松茸の香りがなくなってしまうからです。

でも外国産のものは水洗いした方が良いですね。

自宅で調理するとしたら、どんな食べ方が美味しいのか、
プロの人によると「ホイル焼き」が簡単で美味しいそうです。

1、手で縦に4つか8つくらいに裂く。
2、アルミホイルに包み、酒と塩を少し入れる。
3、網に乗せて焼く。(トースターでもOK)

ホイルが温まったくらいで様子をみて、あまり火を通しすぎないのがポイント。
ホイルを取ると、松茸の香りが漂ってきそう~!
すだちやかぼすをしぼって、食べたいですね。

「松茸の天ぷら」というちょっと意外な食べ方も。
サクッとあがった歯ごたえは美味しいでしょうね。

それから、王道のメニューとしては「松茸ご飯」「土瓶蒸し」でしょうか。
何といってもあの香りがぜいたくで、他のきのこと違う点なので
濃いめの味付けよりもシンプルに味わうほうがいいですね。

ちなみに栄養ですが、松茸は食物繊維が他のきのこ類より多く含まれます。
腸内環境を整えてくれる効果があるんですね。
カリウムという高血圧に人にオススメな栄養素も多いです。

秋の旬:松茸についてまとめ

お店以外で松茸を食べたことがないんですが、やっぱり高級品だなぁと思いました。
「香り松茸、味シメジ」と言われるぐらい、あの香りがごちそうなんですね。
何かお祝いがあるとか、フンパツして買ってみるのもいいかもしれません。
よくよく味わって食べないとね。