秋らしいコオロギの声。しんみりと聞いているうちは良かったけど
なんだかちょっとうるさくなってきた…
コオロギはいったいどれぐらいいるの?ってぐらい、気になる声。
鳴き声の種類や対策、最後の手段で駆除するにはどんな方法があるの?
コオロギが鳴き声が気になるときの対策
コオロギの鳴き声ってどれぐらいの大きさなんだろうと調べると、
近くでは60dB~50dBだそうで、数が多いと確かに騒音かも。
人の会話の音量と同じくらいですから
集中して勉強しているとか、テレビの声とかが聞こえにくかったりします。
コオロギが鳴くのは繁殖のためにオスがアピールしているので、
必死で大きい声で鳴いているんです。
でも、夜にあんまり大きいと騒音レベル。
対策としては、やはり聞こえないようにするのがまず最初です。
・窓を閉める
・耳栓をする
まあ、簡単ですね。
・防音対策
防音のカーテンをするのはいいですね。
防音カーテンは最大8割くらい効果があるのでかなり良さそう!
秋の涼しい夜ならカーテンを閉めても暑さの問題ないですから。
コオロギは種類で鳴き声が違う
コオロギには3種類の鳴き声があります。
鳴くのはオスだけ。
オスがメスを呼ぶ声、近くのメスにプロポーズする声、オスがケンカする声です。
この中ではメスを呼ぶ声が大きいそうです。
1、コロコロコロリッリッ:メスを呼ぶ
2、コロコロコロリ~:メスにプロポーズ
3、キッキッキッキッ:ケンカ
メスが近寄ってくると、2のように優しい感じの声で甘く鳴くとか。
なんだか可愛らしいですね。
ケンカのときは、鋭い声で間隔をあけて繰り返します。
コオロギが鳴くのは気温と関係あり
コオロギは鳴き声を上げる気温がある程度決まっています。
まだ暑い頃は静かにしていて、夜になると鳴きます。
涼しくなると日中にも鳴くようになります。
昔からコオロギの鳴き声の回数で気温がわかると言います。
8秒間に鳴いた回数に4を足すとその時の気温がわかりますよ!
ホント?って思うけど
一度試しに数えて計算すると子どもたちは喜ぶかな?
よく聞く鳴き声は「コロコロコロ」って感じですよね。
これはエンマコオロギです。
実はコオロギには種類がたくさんあって、鳴き方が違うんです。
他には、ミツカドコオロギは「リッリッリッ」
ツヅレサセコオロギ「リィリィリィ」だそうです。
日本にはコオロギの仲間は50種類もいるらしく、鈴虫やマツムシもコオロギ科なんだそうです。
最終手段!コオロギを駆除して対策
命ある小さな虫なので駆除というのは、ちょっとかわいそうな気もするけどどうしても寝られない!という場合の対処を紹介します。
・コオロギがいる草むらなどを刈る
草が多いと虫は多くなります。
家の周りの草刈りをして
コオロギが住みにくいようにするのです。
庭の雑草などももちろん除草します。
日光が入りやすくすると良いみたいです。
それでも、効果が見られない時は
・ホウ酸団子を置く
ホウ酸団子はゴキブリ対策でよく使うものと同じです。
ペットを飼っていると、誤って食べてしまうかもしれないのでご注意を。
農薬や駆除剤も売っています。
コオロギに効くのは「カルモック」という薬剤です。
草むらの根元にまきます。
人間への毒性は低いそうです。
・コオロギトラップを置く
ペットボトルで作って捕獲します。
ペットボトルを切って、飲み口の方を片方に入れるようにして合わせ目をテープではります。
中にエサを入れて完成。
餌はかつお節とか野菜くずでいいそうです。
入ってしまったコオロギはもう出られません。
いろいろあるので、自分にできる方法で
コオロギの鳴き声対策を取ってみましょう。
コオロギの鳴き声対策まとめ
秋の代表格ともいえるコオロギ。
繁殖力が高いのであっという間に多くなって
騒音レベルの鳴き声になってしまうのですね。
対策が役に立って、静かな秋の夜が迎えられますように。