コオロギの鳴き声がうるさい!家の中に侵入したときの対策と駆除方法

秋の夜、風流に聞こえていたコオロギの声が、いつの間にか眠れないほどうるさく感じることはありませんか?外だけでなく、家の中に入り込んでいることもあります。
この記事では、コオロギの鳴き声がうるさいときの音対策から、家の中に侵入された場合の対処法、マンション・アパートならではの対策、鳴き声の種類と気温との関係、最終手段の駆除方法までまとめました。
コオロギの鳴き声がうるさいときの対策
結論:コオロギの鳴き声は近くで50〜60デシベル(人の会話とほぼ同じ音量)にもなり、数が多いと騒音として感じられます。オスがメスへの繁殖アピールのために鳴いているため、集団になると音量が重なりやすくなります。
・窓を閉める(最も手軽ですぐできる対策)
・耳栓を使う
・防音カーテンに切り替える(最大8割程度の遮音効果が期待できるとされる)
秋の夜は気温が落ち着いているため、窓を閉めても暑さに困ることは少ないはずです。まずは音を遮断する対策から試してみましょう。
家の中にコオロギが入ってきたときの対策
室内で鳴き声がする場合、コオロギは網戸や壁の隙間、エアコンのホース周りなどから侵入していることがあります。屋外の草むら対策だけでは、既に室内に入り込んだ個体には効果がありません。
網戸や窓のサッシに隙間がないか確認し、エアコンのドレンホース(排水ホース)の出口にはコオロギ侵入防止用のキャップやネットをつけておくと安心です。ゴキブリ用の殺虫剤や燻煙タイプ(バルサンなど)もコオロギに効果があるとされているため、侵入経路付近に定期的に使うのも一つの方法です。
コオロギは湿気を好むため、部屋の湿度を下げることも、コオロギが居つきにくい環境づくりにつながります。換気や除湿機の活用で、湿気がたまりやすい場所(玄関・洗面所・押し入れの隅など)の湿度を意識してみましょう。
マンション・アパートでの対策
戸建てと違い、マンションやアパートでは庭の草刈りができないため、侵入経路を塞ぐことと、コオロギが嫌う環境をつくることが対策の中心になります。
・玄関ドアや窓のすき間をすきま風防止テープでふさぐ
・ベランダの排水口や室外機周りの隙間をチェックする
・柑橘系やハーブの香り(アロマディフューザーなど)を嫌う性質を利用する
・共用部の草むらが発生源になっている場合は、管理会社や大家に草刈りを相談する
ベランダで鳴いている場合は、照明に虫が集まりやすいことも関係していることがあります。ベランダの照明を控えめにする、または虫が寄りにくい色の照明に切り替えるのも一つの方法です。
コオロギは種類によって鳴き声が違う
鳴くのはオスだけで、目的によって3種類の鳴き声を使い分けています。
・コロコロコロリッリッ:メスを呼ぶ声(最も大きい)
・コロコロコロリ〜:メスへのプロポーズの声(優しく甘い鳴き方)
・キッキッキッキッ:オス同士のケンカの声(鋭く間隔をあけて繰り返す)
よく聞く「コロコロコロ」という鳴き声はエンマコオロギによるものです。ミツカドコオロギは「リッリッリッ」、ツヅレサセコオロギは「リィリィリィ」と、種類によって音色が異なります。日本には約50種のコオロギが生息しており、鈴虫やマツムシも同じコオロギ科の仲間です。
コオロギの鳴き声と気温の関係
コオロギは気温によって活動時間が変わります。まだ暑い時期は夜だけ鳴きますが、涼しくなると日中にも鳴くようになります。
昔から「コオロギの鳴き声の回数で気温がわかる」と言われています。8秒間に鳴いた回数に4を足すと、おおよその気温(華氏)の目安になるという説があり、子どもと一緒に数えてみると自由研究のような楽しみ方もできます。
最終手段:コオロギを駆除する方法
命ある小さな虫なので駆除には抵抗があるかもしれませんが、どうしても眠れないほど困っている場合は、次の方法を検討してみてください。
・庭や家の周りの草むらを刈る、雑草を除草する(日当たりを良くしコオロギが住みにくい環境にする)
・コオロギ用の駆除剤(「カルモック」など)を草むらの根元にまく
・ホウ酸団子を置く(ペットがいる家庭は誤食に注意)
・ペットボトルで作る捕獲トラップを設置する(飲み口を漏斗状にして中にかつお節などの餌を入れる)
よくある質問
Q. コオロギはいつ頃までうるさい?
A. 種類や地域差はありますが、秋を通して鳴き続け、気温が下がる11月頃には自然と鳴き声が少なくなっていくことが多いです。
Q. 駆除剤は人やペットに安全?
A. コオロギ用駆除剤は人への毒性は低いとされていますが、ペットが誤って口にしないよう、まく場所や保管には注意しましょう。
Q. マンションでも庭がなくても対策できる?
A. できます。草刈りができない分、すき間をふさぐこと、部屋の湿度を下げること、柑橘系の香りを利用することが中心になります。共用部が発生源の場合は管理会社に相談してみましょう。
Q. 鳴き声で気温がわかるというのは本当?
A. 古くから伝わる目安であり、正確な温度計の代わりにはなりませんが、大まかな傾向としては当たっていることが多いとされています。
まとめ
コオロギの鳴き声対策は、まず窓を閉める・耳栓・防音カーテンで音を遮ることから始めるのが手軽です。家の中に侵入している場合は隙間やエアコンホースの点検を、マンションなど庭がない場合は湿度対策や香りの活用を、屋外の発生源を減らしたい場合は草刈りやトラップを試してみてください。




