迎え火送り火の意味とは??お盆の送り日の時間いつ??

お盆の迎え火・送り火は、地域や家庭によってやり方に差があり、初めて準備する立場になると時期や時間帯で迷いやすい行事です。実家で当たり前にやっていたことを、自分の代で一から準備するとなると、意外と勝手がわからないものです。
迎え火・送り火を焚く日と時間帯の目安から、それぞれの意味、無理なくできるお盆の過ごし方まで解説します。
迎え火・送り火はいつ、何時に焚く?
結論:一般的なお盆は8月13日から16日の4日間で、13日の夕方に迎え火、16日の夕方に送り火を焚きます。13日を「盆の入り」、16日を「盆明け」と呼び、この4日間をご先祖様が家に帰ってきている期間と考えます。
焚く時間帯に厳密な決まりがあるわけではなく、日が暮れ始めるころに行う家庭が多いものの、家族が揃いやすい時間や近隣への配慮ができる明るいうちの時間帯を選んでも構いません。地域による差も大きく、精霊流しは夕方から夜にかけて、京都五山の送り火は夜8時から点火されるなど、行事によって時間帯はさまざまです。
迎え火・送り火の意味
迎え火はご先祖様が迷わず帰ってこられるように、送り火は帰り道に迷わないようにという願いを込めて焚くものです。お盆は仏教の盂蘭盆会(うらぼんえ)という行事と、日本古来の先祖供養の風習が混ざり合ってできたと言われています。
材料には、皮をむいた麻の茎である「おがら」を使うのが伝統的ですが、最近はホームセンターなどで迎え火セットが手軽に手に入ります。玄関先など、火の取り扱いに問題のない場所で焚きましょう。
無理なくできるお盆の過ごし方
精霊棚(盆棚)や五供(ごく)といった正式な飾り方は地方や宗派によって差があり、目安として知っておく程度で十分です。小さなテーブルにお位牌とお供え物を置き、香・明かり・水・花・食べ物という「五供」をひとつずつ添えれば、それだけで形になります。
お盆期間中のお膳(霊供膳)は、普段の料理から肉・魚を除いて少し和風に整えれば、立派な精進料理になります。お墓参りは13日に行くのが基本とされていますが、仕事の都合で難しければ、期間中で都合のつく日に予定を組み替えましょう。作法の細かさより、ご先祖様を気持ちよくお迎えして送り出す気持ちのほうが大切なので、家族が集まって過ごす時間そのものを大事にしてください。
よくある質問
Q. マンションなど玄関先で火を焚けない場合はどうすればいい?
A. 盆提灯の明かりで代用したり、LEDのろうそくを使ったりする家庭もあります。火が使えない環境でも、迎え入れる気持ちを形にできれば十分です。
Q. 迎え火・送り火は毎年同じ時間に焚かないといけない?
A. その年の家族の予定に合わせて、日が暮れる前後で都合のいい時間を選びましょう。前年と時間がずれても、それが理由で意味が薄れるわけではありません。
まとめ
お盆の準備は、細かい作法をすべて覚える必要はありません。押さえておきたいのは、13日の夕方に迎え火、16日の夕方に送り火を焚くという基本だけです。あとは家庭の事情に合わせて簡略化しつつ、ご先祖様に気持ちよく過ごしてもらい、家族みんなで穏やかなお盆を迎えてください。



