秋の花と言えばコスモス。秋桜と書きますものね。たくさん咲いているコスモス畑は見ごたえありますね。
今年は植えてみたいなと思っている人も多いかも。
初心者でも花を咲かせるポイントは何か、いろいろ調べてみました。
種まきと摘心がポイントって? どういうことでしょう。
コスモスの育て方で種まきのポイント
コスモスは水と肥料、たくさんの日光で立派に育つ植物でガーデニング初心者にもおススメだそうです。
地植えがベストで、「雨水が当たるひなたで風通しが良い場所」を選びましょう。
品種によって開花時期が違います。
夏咲きと秋咲き、夏秋どちらでも咲くものがあります。
開花時期によって種まき時期を決めるとよいそうです。
種まきは夏咲きなら4~7月頃に、秋咲きなら7~8月頃にします。
夏秋どちらでも咲くものは、咲かせたい時期の2か月以上前にまきます。
コスモスの種まきの手順
手順は、ポットか耕した土を準備。
20cm間隔で3から4粒を土にまく。
風で種が飛ばないように薄く土をかぶせるということです。
土は選ばないようですが、庭なら1~2週間前に耕しておきます。
たい肥や腐葉土を1~3割くらい、苦土石灰(くどせっかい)をひと握りまぜておきます。
コスモスはあまり水を必要としないらしく、真夏で乾燥したら水をあげますが
雨が当たれば水やりしなくて大丈夫です。
肥料も与えすぎると腐るので、最初に緩やかに効く肥料を少しで十分。
十分に日光を当ててあげることが大切。
コスモスの育て方で摘心は必要?
「摘心」とは、ある程度の大きさに成長した植物の芽の先を切り落とすことです。
わき芽を増やして、大きな株になります。
コスモスは花芽ができるのは9月以降なので、摘心は9月以前にするのがいいです。
小さい時からこまめに摘心すると、秋に花がたくさん咲くのです。
コスモスの摘心のやり方
摘心の方法は、長く伸びた一番太く生育の良い茎の先の芽を
手でつまんで取るか、はさみで切ります。
「これ以上大きくしたくない。」という背丈になったら、先を切ります。
それで大きくはなりません。
摘心するとわき芽が出て全体がこんもりします。
わき芽が増えると花が増えます。夏には蒸れやすいので葉っぱをむしっておきます。
花が咲き終わったら、花柄を摘み取って次の花が咲くようにします。
コスモスは放っておくと、背丈が1~2mにまで生長します。
そうなると風で倒れたりするので、支柱が必要です。
摘心をこまめに行うと短く育ち、花も増えるのでおススメです。
コスモスは花が咲かないことも?
丈夫な花ですが、植える場所を間違えると花が咲かないことも!!
主な原因は、夜になっても明るい場所ということ。
コスモスは日に当たる時間が短くなると花が咲く植物です。
だから、玄関などの外灯の近くだと日照時間を感じる機能が狂い、つぼみが付きません。
夜は暗くなるところで育てると、つぼみがつきます。
地植えなら夜だけダンボールをかぶせるとか工夫しましょう
また、咲いた花を放置していることもよくありません。
花を咲かせるのは、植物には大きなエネルギーを使います。
花の後には、種を作る作業をするので株が弱ります。
そうすると新しいつぼみを作る余裕がなくなって、花が咲きません。
咲き終わったらすぐに摘み取るようにしましょう。
コスモスは一年草ですが、翌年、こぼれ種で花が咲くこともあります。
忘れていたけど、またコスモスの苗が出てきたらなんだかうれしいですね。
コスモスの育て方まとめ
コスモスは育てやすく、花の期間も長いです。
肥料や水やりもあまり気にせずに、摘心と花柄を摘み取るくらいです。
いろんな花もあって可愛らしいですよね。
風に揺れるコスモスの花はきっと素敵でお庭をいろどってくれるでしょう。
ぜひチャレンジしてみてくださいね。