夏になると、海に行って日焼けをしよう!と思っている女性のみなさん。
せっかく海に行ったのに、
日に当たったところは、時間が経っても全然黒くならず、
赤くなったままの状態が続いて悩んでいる方、多いのではないでしょうか?
しかも、赤くなるだけならまだしも、赤くなった日焼けって、
ヒリヒリして、痛みも伴いますよね。
我慢していれば、黒くなるのかな?なんて思っている方もいると思いますが、
実際は、我慢していても黒くなるとは限りません。
日焼けで黒くなるかどうかは、パターンが分かれます。
あなたはどのパターンか見ていきましょう。
日焼けの2つのパターン。赤から黒?赤いまま?
そもそも、日焼けには、2つのタイプがあり、
1つ目は、赤くなってから黒くなる人。
2つ目は、赤くなったままで、黒くならない人、です。
日焼けは、太陽光に含まれる、紫外線を浴びることで赤くなったり、
黒くなったりするというのは、みなさんきっとご存じのことでしょう。
ですが、紫外線には2種類の種類があるのをご存知でしたか?
紫外線には、『UV-A』『UV-B』と呼ばれる2種類があります。
『UV-A』と呼ばれる紫外線は、
真皮層などの肌の内部にまで届き、主にシワやたるみを引き起こし、
『UV-B』と呼ばれる紫外線は、
主に肌の表面に届き、赤くするなどの炎症を起こし、
肌の色を変化させる作用があります。
今日は、日焼けで悩んでいる方に、どうしたら黒く日焼けできるのか、
赤い状態から黒くなるまで、どれくらいかかるのか、など、
わかりやすく、説明していきます。
日焼けは赤くなってから黒くなるの?
そもそも、赤くなった日焼けは、黒くなるのか、という疑問についてですが、
結論からいうと、黒くなるのかどうか、というのは、
もともと肌が持っている『メラニン色素の量』によって決まるので、
ご自身が色黒なのか、色白なのかによって変わってきます。
赤くなってから黒くなる人(時間差に関わらず)は、色黒でも色白でもない人で、
日本人に多いパターンです。
対照的に、赤くなってから、黒くならない人の多くは、
もともと色白の人で、欧米人など、色素の薄い人に多いパターンです。
まず、一般的に、赤く日焼けした肌が黒くなるかどうかは、
上に書いたように言われていますが、
『色白だけど、どうしても黒く焼きたい!』と思っている方、
きっといらっしゃいますよね。
そんな時は、市販で売られている日焼け専用のローションや、
オイルなどを使うことをおすすめします。
というのも、日焼けのために作られているだけあって、
肌の色によって、効果に差はありますが、
日焼けに必要な『UV-B』だけをよく通す作りになっているため、
ある程度、肌のダメージを減らしながら、肌を焼くことができるのです。
最近では、冬は色白、夏は小麦色、と言ったような、
季節によって肌の色を変える人が多くいるようですので、
試してみたいな、と思っている方は、日焼け専用ローションなどを
試してみてはいかがでしょうか?
日焼けが黒くなるまでの時間
肌が黒くなるまでにかかる時間も、メラニン色素の量によって異なりますが、
早い人で、2~4時間後、遅い人でも2,3日後には黒くなります。
すぐに黒くなってしまうのは、
紫外線の『UV-A』が原因のものであり、太陽光を浴びることで
肌の防衛反応が働き、すぐに黒くなろうとします。
この場合、もともと自身が持っているメラニンの色素が濃くなるからです。
時間差で黒くなる人は、『UV-B』が原因のものとなり、
日焼けによって起こった炎症が収まってから、次第に黒くなっていきます。
このとき、肌の内部でメラノサイトと呼ばれる、メラニンを生成する細胞が、活性化し、
それによって、メラニンが新たに放出されるため、
肌の色が黒くなっていきます。
せっかく、肌を黒くすることができても、
どのくらいの期間黒くなっているか、というのは、
体質によっても、異なりますので、継続して黒い肌でいたい方は、
継続して肌を焼くようにするのがおすすめです。
日焼けは赤くなるだけの場合も
何故か、同じに日焼けしても、
黒くならずに、赤くなっただけで終わってしまう方って、
いらっしゃるんですよね。
かくいう筆者も、赤くなるだけのパターンです。
冒頭にも、書きましたが赤くなる人は色白に多く、
メラニン色素の生成の仕方が、色黒な人に比べると、極端に働きが鈍っているため、
そもそも黒くなりにくいのです。
赤くなる日焼けは、実は軽いやけどをしているのと、同じ状態であるため、
赤いだけだからといって、軽視してはいけません。
赤くなってしまった時には、日焼けしたところを
よく冷やし、ほてりをとってあげることがとっても大切なのです。
赤くなるだけの日焼けは嫌!!
紫外線は夏に強くなると思われがちですが、
1年のうち最も紫外線が強いのは、今の時期ですので、
今から紫外線の予防対策をしっかりすることをおすすめします!