毎日シャンプーのたびに、抜け毛があるのを見て、
薄毛などの心配をしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
シャンプーに限らず、ドライヤーで乾かしているときにも、
更に抜けているのを見て、抜けている量が多いのではないか、と、
不安になっている方もいらっしゃるかと思います。
これから、お風呂上りに限らず、髪の毛が抜ける現象の解説と、対策方法をご紹介します。
風呂上りに髪の毛が抜けるもの??抜け毛が気になるあなたへ!
風呂上りの抜け毛、気になりますよね。
でもね、安心してください!
お風呂上りに髪の毛が抜けるのは、正常なことです。
私たち人間は、1日に100本程度抜けるのは正常なことと言われており、
一遍にごそっと抜けることがなければ、心配することはありません。
髪の毛は定期的に抜けるもの
髪の毛はヘアサイクル(毛周期)で休止期と呼ばれる
周期に入ると、髪の毛は完全に活動休止をするため、自然と抜け落ちるようになっています。
その後、また成長期という周期に入ることで、新しい髪の毛が生えてくるのです。
なお、ヘアサイクルは、髪の毛1本1本に存在しているため、
全ての髪の毛が、同時に休止期に入り、全部の髪の毛が抜け落ちてしまう、というようなことはありません。
ですので、束になってごっそりと抜けない限りは、
風呂上りの抜け毛は普通のことだと思って大丈夫だと思います。
また、出産後の女性は抜け毛がひどくなる傾向があります。
これはホルモンの影響だと言われており、半年前後で落ち着いてくる方が多いようです。
このように、体の仕組みとして抜け毛は当たり前のことですので、まずはあまり過敏にならないように。
風呂上りのドライヤーは抜け毛に影響あり?効果的な乾かし方を紹介!
ドライヤーで乾かすこと自体は、悪くありませんが、
乾かし方を誤ってしまうと、抜け毛や髪の毛の傷みを招いてしまいます。
抜け毛に効果的な乾かし方
抜け毛に効果的な乾かし方は、短時間で、かつ頭皮に温風を当てすぎないようにします。
そのためには、乾かす前にタオルで髪の毛の水分を充分に取るようにしてください。
いわゆる「タオルドライ」ですね。
その際は、髪同士をこすりつけるようにするのではなく、
髪を握りながら、タオルに吸収させるように水分を取っていきます。
こすりつけるようにしてしまうと、髪が傷んでしまい、パサパサしてしまう原因になってしまいます。
ドライヤーの当て方
次にドライヤーの当て方ですが、
頭皮からは、20センチほど離し、根元のほうから乾かすようにします。
外側の毛先はある程度自然に乾きますが、根元の方はそうもいきません。
また、乾かす際には、下から温風を当てるのではなく、
上から下に向かって温風を当てると、髪が広がることなく、乾かすこともできるので、
一石二鳥ですよ!
髪の毛が風呂上りにパサパサしないケア方法!
パサつき対策の一つとして、お風呂上りに洗い流さないトリートメントをつける、というのがあります。
確かにこれも有効な方法の一つではありますが、
やはり、パサつき対策にも、ドライヤーで乾かす方法を工夫する、というものがあります。
そもそもパサつきが起こるのは、髪の毛にドライヤーを当てているためです。
そうならないためには、やはり温風を髪の毛の根元に当てて乾かすのが1番です。
乾かし終わった後には、冷風を当てキューティクルを閉じるようにし、
その後、ブラッシングをすることで、さらにパサつきを抑えることができます。
風呂上りの抜け毛対策まとめ
今まで、抜け毛に悩んでいた方へ
どうして抜け毛が起こるのか、というメカニズムを分かっていただければ
今までの抜け毛は問題なかった、とわかっていただけるかと思います。
生理的なものを除いて、抜け毛を少しでも減らすためには、
食生活や生活リズムなどを整えることも大事ですので、
一度、ご自身の生活習慣について、見直してみてもいいかもしれません。