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麦茶底にたまる白いもやもやはアレだった!!【麦茶ポットの洗い方が悪い】

これからの時期、冷蔵庫に麦茶のポットを常備することも、多くなるのではないでしょうか。

筆者の家では、冷蔵庫の中に常に2Lのポットが2つ入っているくらいです。

ところで、このポットに入ったお茶は、どのくらいの日数で飲み切っていますか?

2、3日で飲み切るのであれば、問題ありません。
それ以上経つと、麦茶ポットの底に、もやもやした浮遊物や白い斑点が付いているのを見たことがありませんか?

今日は、そんな白いもやもやの正体や白い斑点、麦茶ポットの洗い方などについて、ご紹介します。

麦茶の底にたまる白いもやもやはカビ


麦茶ポットの底にたまるもやもや、実はこの正体は想像通り、細菌やカビになります。

なぜ、このような細菌が繁殖してしまうのかを解説します。
麦茶には、でんぷん質が含まれているため、普通の水と違い、品質の劣化が早く進んでしまうのです。

少しでも、最近の繁殖を抑えるためには、プラスティック製のポットではなく、ガラス製のポットを使用するのが良いです。
さらに麦茶を作る前に、ポットをしっかり洗浄するなど、細菌が好みそうな環境を避けるようにすることが重要です。

また、水出しでティーパックを入れたままにするより、煮出して、ティーパックはポットに入れずに、お茶だけを入れるようにするのも効果があります。

一見便利なティーパックですが、ティーパックを入れっぱなしにしてしまうと、麦茶の劣化を促進させることになってしまいます。

麦茶ポットの白い斑点はカルキ

麦茶ポットの中に白い斑点がついていることがあります。
指先や爪で触ってみると、固くざらざらした感触があります。

麦茶ポットの白い斑点は、細菌やカビではなく、カルキの結晶です。

このカルキの結晶は、ガラス製のポットを使っていれば発生しませんが、プラスティック製のポットを使っていたり、水出しで麦茶を作っていると、多くの場合で、発生します。

麦茶を煮出して作っている場合は、煮出している最中にやかんの蓋を開けておくと、カルキが抜けます。
やかんで麦茶を煮出しておけば、プラスティック製のポットを使っていても、白い斑点が付着することはありません。

麦茶ポットの洗い方

麦茶ポットを洗うととき、一般的な食器用洗剤(中性洗剤)を使用しますよね?

もちろん、このやり方は決して間違っていませんが、他にも、おすすめの方法があります。

1つ目は、麦茶ポットに、水と塩素系の液体を入れて一晩おいたままにしておく方法。

2つ目は、麦茶ポットに、お酢やクエン酸などを水と一緒に入れて、しばらく置いておく方法。

どちらも、液体を入れて、時間をおいてから、スポンジで軽く洗うだけで、麦茶ポットをキレイに掃除することが可能です。

なかでもおすすめの方法は、1つ目の塩素系の液体を使って洗浄する方法です。

塩素系の液体洗剤は殺菌・消毒効果が高いです。
さらに何より、プラスティック製の麦茶ポットでは、蓋に着色した茶渋を漂白することもできるので、一石二鳥といえます。

ですが、体に害のある液体を使っているので、すすぎはしっかりと行う必要があります。

麦茶ポットを洗う頻度は毎回


麦茶ポットは、次の麦茶を作るときに、都度洗うようにしましょう。

洗い終わった後の麦茶を入れるポットは、しっかり乾かしたものを使うようにすることで、細菌の繁殖を抑えることが可能です。

きちんと洗えていないと、新しい麦茶を作っても、ポットが汚れていては台無しです。
せっかく新しい麦茶も、移したそばから、お茶の劣化が始まってしまいます。

とはいえ、実際のところは、そこまで待っていられないのが現実ですよね。

その際は、洗い上がりに、熱湯を入れて、ポットをすすぐようにしましょう。

多くの細菌は、熱湯で殺菌されるので、試してみてはいかがでしょうか?

麦茶ポットの汚れは油断禁物!!

麦茶は、ノンカフェインのため、小さいお子さんやカフェインを控えたい妊婦さんも気にせず飲めるお茶ですよね。

その上、夏には汗と一緒に流れ出てしまう、ミネラルなどを補給することもできる優秀なお茶です。

いくらおいしいからと言っても、麦茶は身体を冷やす飲み物なので、飲みすぎないよう注意しましょう。