夏は花火の季節。子どもたちも花火をするのは楽しみです。
公園などで花火をするときは
ルールを守って安全にが大切。
ところで、花火の後始末ってどうしていますか?
迷惑にならないように片付けることはもちろんですが
きちんと正しい片付け方を知っておいて子どもたちにも伝えておきたいものですね。
手持ち花火の後始末の方法
使い終わった状態でそのまま捨てるのはダメ。
火薬部分がまだ残っていた場合、危険性があるからです。
使い終わった花火は必ず水につけておき、火薬部分をぬらさないといけません。
バケツに水をたくさん入れて、その中にしばらくつけておき
可燃ごみの日に出せば、爆発の心配はありません。
ぬれたままなので新聞紙で包んだり、袋を何枚かしっかりかぶせる方が良いですね。
地域によっては、花火は燃えないゴミとして出さないといけないところもあるので
必ずお住まいの自治体に確認しておきましょう。
花火を消すのに使った水の捨て方
花火を消すのに使ったバケツから、花火を取って残った水。
排水口に捨ててください。
でも、一晩たったら、ちょっと分別しにくかったり…
遊んだ後の片づけって簡単な方がいいですね。
そこで簡単に分別する方法をご紹介!1
1.バケツにかぶせられるぐらいのビニール袋を用意する。
2. 底にいくつか切り込みをハサミで入れる。小さな穴が開けばいいです。
3.バケツに袋をかぶせてから、水を入れる。
4.その状態で遊んだ花火を水にどんどんつけていく
5.袋を抜き取れば、バケツに穴から水が出る
これで花火と水をきれいに手を汚さずに分別できます。
穴が大きすぎると花火が出てしまうので注意してね。
小さなカスがバケツへ出てしまったら、排水口用にネットとか利用すると良いですよ。
残った花火の捨て方
たくさん買いすぎちゃって花火が残った。
来年また花火しようよと約束して…
忘れちゃってて買ってしまう、そんなことありそう。
物置とかを整理してたら出てきそうな話です。
まだ使っていない花火があって、もういらないからと捨てるときも
そのまま捨てるのは爆発の危険があります。
安全に捨てるには使ってから捨てる方がよいのですが
長い間忘れたままにしていたときなど
湿っているとか、火をつけるのが心配とか思うかもしれません。
未使用の花火を捨てるときも
使用した後の花火と同じでバケツの水につけて湿らせます。
新聞紙で包み、水分が出ないようにして捨てましょう。
これも一般的には燃えるゴミでいいそうですが
場所によって確認してくださいね。
余った花火を保管するなら
ちなみに花火の保存期間ですが、10年は大丈夫みたい。
余った花火をそのままビニール袋に入れて保存するのは良くないそうです。
新聞紙で包んで、乾燥材と一緒に袋か箱に入れるのが良いとか。
もちろん火気のあるところとか高温になる場所はNG
下敷きになるのも良くないです。
できるだけ使っちゃうのが一番いいですけどね。
それから、線香花火のような手持ち花火より
ロケット花火や打ち上げ花火は数日間水につけなくてはいけないそうです。
バケツの水もたっぷりめに入れて、徹底的にということです。
一日つければいいでしょと思ってたけど
あなどってはいけないんですね…
花火の捨て方、理解してから遊びましょうね
もし小さいお子さんと一緒に花火をするときは
正しいルールを教えてあげたいですね。
何といっても花火の温度は1200℃以上になります。
やけどしないことは最も大切です。
水の入ったバケツ・ゴミ袋など用意をして
燃えやすいもの(服装にも注意)、風向きにも気をつけて。
1本ずつ火をつけることや人に向けないなど。
おとながしっかり片付けもできていれば、子どもたちもそれを覚えてくれます。
安全に、花火を楽しんでくださいね。