生活のハウツー

クローゼット湿気対策で開けっ放しにするメリデメ【除湿剤は場所による】

ジメジメする季節がやって来ると気になるのが、クローゼットの湿気。

スッキリ整頓できていればそんなに気にならないないのでしょうが、日に日に増えていく洋服がぎっしり収納されていると湿気でムワッとしちゃいますよね。

クローゼットの中の洋服にカビができないように湿気対策を取る必要があります。

この記事を読むと、
・クローゼットの湿気対策として開けっ放しは効果的なのか
・除湿剤の効果を高める使い方
を理解いただけるかと思います。

それでは行ってみましょう!

クローゼットの湿気には開けっ放しが効果的??

いつも、夏の時期ってクローゼット開けた瞬間に、モワーって変な臭いが漂ってくるんですよね・・・
こもった臭いと言うか、これってカビの臭い?
って思うことありますよね。

カビ対策も兼ねて、クローゼットの扉は出来るだけ開けっ放しにしておいた方がいいのでは?
でも余り長時間開けていると、今度はホコリが入ってきそう。

そんな疑問が湧いてきますよね。
その辺はどうなのかと言いますと、、、

効果的なのは、1週間に1日くらいは開けっ放しで風を通し換気することです。

空気循環することで、洋服に溜め込んだ湿気を逃すことができます。

ただし、季節によっても違いがあります。

梅雨時期はクローゼットを開けても窓を開けても、湿度が上がってしまうので、逆効果になることも。

その場合は、エアコンをつけて換気扇を回したりするという併用利用で、湿度を上げずに換気できますね。

クローゼットに置く除湿剤の場所で最適なところ

臭いだけでなく、どうしてもカビ対策もしたいなら、
湿気取りや除湿剤グッズをドラッグストアかホームセンターで買ってきて入れてみるのも手ですね。

よく見かけるのは、プラスチックケースに入ったタイプのものでサイズが大きいやつです。

想像できる通り、除湿の効果が高いです。
でも、具体的にどこに置くのが最適なのでしょうか?

シンプルに、【一番下に置く!】が鉄則です。

これには、湿気の特性が関係しているのです。

暖かい空気は上に行く傾向がありますが、湿気って逆で、どんどん下に行く特性を持っているんです。

なので、その用途を考えれば除湿剤は一番下というアンサーになる訳です。
と言うか、むしろそれ以外は用途を成さないのかもしれません。

しかもなぜか湿気って奥の方に溜まりやすいという特性もあります。

なので、一番下の、隅っこに除湿剤は置くべき!ということになりますね。

ジメジメした感じで、耐えず暗い方にいて育っていくなんて、湿気って文字通り、陰気なんですね(笑)。

という事は、最近ってハンガータイプの除湿剤もありますけど、
中間に置いておいては余り意味がないんです。

効果がない訳ではないでしょうけど、半減していそうですね。

除湿剤ってホントは意味ない??

ただ、「除湿剤は不経済」とか「電動除湿機を買った方がはるかに効果的」とか、
「単なる気休め」といった厳しい意見もあります。

多分、置いてあるだけで実際の効果が分かりにくいということなのかな、と思います。

ですが、これには湿度と室温の関係もあるのです。

除湿剤は、クローゼットや下駄箱など高湿度になりがちな場所に置いて適切な湿度に下げることが目的です。

つまり、クローゼット内の湿度が部屋の湿度まで下がっていれば、除湿剤は有効に働けているってことなんですね。

なので、梅雨時期はただでさえ部屋の湿度が高いので、その湿度以上の湿度がこもっているクローゼットに置いても意味がないと感じるということです。

その場合には、やはり除湿機を使ったり、エアコンと換気扇を上手に併用したり、という工夫が必要になりますね。

ということは、一年中置きっぱなしにするというよりは、
季節に合わせて、もしくはクローゼット内の温度に合わせて、除湿剤は適度に替えてあげることが一番の方法なのかなと言えます。

やみくもに置けばいいという訳ではない、ということです。

クローゼットの除湿についてまとめ

クローゼットの臭いは気になりますが、それ以上に湿気の性質や特性を初めて今回知って、新しい方法で対処できることに気付けましたか?
季節や温度によって上手にしてあげないと、衣服が可哀想ですね。

週に一度は開けっ放しの日にして、風通しをよくする!
除湿剤は、一番下の隅っこ!
除湿剤が効いてないなと思う時は、クローゼット内の湿度と部屋の湿度を調べて、同じにする!

これでだいぶ変わってきそうです。
楽しみになってきたのでは??