雛人形は親のお下がりあり!?それぞれの意味【しまう日は大安がいい!?】

雛人形を用意するとき、母や祖母が使っていたものをそのままお下がりとして使ってもいいのか、迷ったことはありませんか。新しく買うべきという考え方もあれば、譲り受けても問題ないという考え方もあり、家庭によって判断が分かれやすいテーマです。
この記事では、雛人形をお下がりにしてもいい理由から、各段に込められた意味、しまう時期の正しい考え方までまとめました。二人目の女の子が生まれた場合の雛人形については、姉妹での共有や追加購入も含めて別記事で詳しく解説しています。
雛人形はお下がりでもいい?
結論:雛人形をお下がりにしても問題はありません。「一人にひとつ」が伝統的な考え方とされる一方で、そこまで厳格な決まりごとではなく、家族の事情に合わせて判断してよいものだからです。
お下がりには「家族を見守ってきた雛人形の役目を受け継ぐ」という前向きな捉え方もできます。ただし、譲り受ける前に両親や祖父母に一言相談しておくと、気持ちの面ですれ違いが起きにくくなります。住宅事情で新しく置き場所を確保しにくい家庭では、お下がりを選ぶ実用的なメリットも大きいでしょう。
雛人形の各段に込められた意味
一番上に飾る男雛・女雛は「内裏雛」と呼ばれ、天皇皇后両陛下の結婚の様子を表しています。2段目の三人官女は身の回りの世話係、3段目の五人囃子は結婚式を盛り上げる楽団、4段目の随身は警護役、5段目の仕丁は雑用係と、それぞれに役割があります。
6段目・7段目に並ぶ箪笥や食器などの調度品は、女雛の嫁入り道具を表したものです。全体を通して、雛人形一式が「男雛と女雛の結婚を祝い、子供の幸せな人生を願うもの」であることがわかります。子供に説明するときは、この全体像だけ簡単に伝えれば十分です。
雛人形をしまう時期はいつがベスト?
しまう日を大安にこだわる必要はなく、ひな祭りが終わったらできるだけ早く、天気のいい乾燥した日を選ぶのがおすすめです。雛人形は絹を多く使っているため湿気に弱く、雨の日や湿度の高い日にしまうと、翌年出したときにカビが生えてしまうことがあります。
「早くしまわないと婚期が遅れる」という話をよく耳にしますが、これは根拠のない俗説です。日付そのものよりも、天気のいい日を選ぶことを優先しましょう。
よくある質問
Q. お下がりの雛人形が古くて傷んでいる場合は?
A. 顔や着物の傷みが気になる場合は、人形専門店でクリーニングや修復を依頼できます。思い出のある雛人形をきれいな状態で使い続けられます。
Q. 姉妹がいる場合、雛人形はどうするのがいい?
A. お下がりを長女が使い、次女の分は別に用意するなど、姉妹での分担方法はいくつかあります。二人目の女の子の雛人形で詳しく紹介しています。
まとめ
お下がりの雛人形を使うかどうかで、義理立てや遠慮をする必要はありません。気になる場合は一言相談してから譲り受け、しまう時期は日付よりも天気のいい日を優先する、この2点を押さえておけば十分です。



