冬に欠かせないアイテムであるカイロ。
私もよく屋外へ行くことが多いのでカイロは欠かせません。
しかし、たまにポケットに入っていることを忘れて洗濯してしまうときがあります。
袋が破れず、「やっちまったー」程度で済めばまだマシですが、場合によっては洗濯機の中で悲惨なことになります。
そこで今回は、使い捨てカイロは洗濯してしまっても大丈夫なのか。破れてしまったらどうすればよいのか。
そんな疑問についておこたえします。
カイロを洗濯してしまったけど大丈夫??破れてなければOK?
「カイロを洗濯してしまった!」
こんな経験が有る方も多いかと思います。
ただ、ほとんどの方が大した被害もなく、ホッとやり過ごしているのではないでしょうか。
基本的にカイロを洗濯してしまった場合は特に何も起こらない場合がほとんどです。
ホッカイロやホカロン等の使い捨てカイロの袋は、水に溶けない不織布で出来ています。
ですので、洗濯途中で中身が水に溶け込むことはないそうです。
なので、気にならない場合は洗い直す必要もありません。
使い捨てカイロの袋が破けた場合は対処が必要
不幸なことに、洗濯機の中でカイロが破れてしまった場合は残念。
洗濯槽や洗濯物が鉄粉だらけになってしまいます。
衣服も洗濯槽も対処をしないと、ずっと洗濯物に鉄粉がつき続けて洗濯槽も痛む恐れがあるのです。
カイロの中身は鉄。
洗濯槽にダメージを与える原因となります。
一度カイロの中身を開けてしまった洗濯槽は、きちんと鉄粉を取り除いてから次の洗濯をしましょう。
それでは次項で対処法をご紹介致します。
カイロの中身が洗濯機の中に!!破れてしまったときはどうすれば??
さて、カイロが洗濯中に破れてしまい、洗濯槽や洗濯物が鉄粉だらけになってしまいました。
そんなときはどうすれば良いのでしょうか?
洗濯物についたカイロの中身には還元系漂白剤が効果あり
洗濯物についた鉄粉は還元系の漂白剤で落とすことが出来ます。
塩素系などではなく「還元系」ですので間違えないようにしましょう。
洗濯物に付着した鉄粉は普通の洗濯では落ちないので、こうして還元系の漂白剤で洗うしかないのです。
この際は各衣服の洗濯指示に従い洗うようにしましょう。
また、洗濯槽の中に溜まってしまった鉄粉は、乾燥させてから掃除機で吸い込むといいです。
実際に、カイロで有名な「桐灰(きりばい)」ではそのように説明されています。
気になるようでしたら、洗濯機メーカーのお客様相談室に問い合わせてみるのも良いでしょう。
使い捨てカイロの捨て方は意外に簡単!!
結局のところ、カイロは洗濯しても破れない限りは問題にならない、という事がわかりました。
ただ、そういった事はなるべく避けたいですよね。
なのでカイロの正しい捨て方を学んで、帰宅したときはカイロを捨てる習慣をつけましょう。
カイロの説明書きを見てみると、
「お住まいの市町村の指示に従って処分してください」
との記載があります。
私が住んでいた大阪市は可燃物として捨てていいとのことです。
ほとんどの自治体で「燃えるゴミ」として処分できます。
もし気になる方は各自治体に問い合わせてみてはいかがでしょうか。
未使用のカイロについてはあまり記載がないのですが、発熱していないものですので発火の恐れもあります。
発火は確立で言えばごく低いのですが、出来る限り使い切ってから捨てるようにしましょう。
同様に、使用途中で熱を帯びているカイロも放熱しきってから捨てるようにしましょう。
また、使用期限が過ぎたカイロも、実は袋を開ければ使える場合も多いです。
余っているカイロを処分する前に、一度開封してみるといいかもしれません。
使い捨てカイロの洗濯について
いかがだったでしょうか?
基本的にはカイロを洗濯しても、破れない限りは大きな問題にはならないのです。
更に、破れてしまっても還元系の漂白剤と掃除機で簡単に除去することが出来るんですね。
冬には欠かせない必需品となるカイロ。
きちんと市町村の指示に従って捨てることで、火災などの災害に遭わないようにするコツもお伝えしました。
正しい使い方でカイロを使用して、今年も厳しい冬を乗り切りましょう!