洗車はメンテナンスの基本です。
いつもお世話になっている愛車を洗うと気分もスッキリしますし、不具合の起きている場所を早期発見できます。
今日も洗車をしようと車を見ると、ヘッドライトの内側に結露を発見しました。
愛車をきれいにしようとしているのに、曇りが残るということはいい気分ではありませんし、ヘッドライトレンズの内側は気軽には掃除できません。
更に、それが原因で不具合が起きないかと心配になられる方も多いかと思われます。
そこで、ヘッドライトの内側につく曇りの原因と除去方法をお伝えしたいと思います。
ヘッドライトの結露 放置するとどうなる!?
ヘッドライトに曇りを発見!
更に内側に発生していると、外側からウエスで拭いたとしても取れるものではありません。
結露を放置すると!?
そんなヘッドライト内側の曇りについてですが、結露=水分が引っ付くものです。
つまりヘッドライト内側のレンズに水滴が付着している状態となっています。
これを放置しておくとヘッドライトがショートして、故障の原因となる場合もあるのです。
ヘッドライトは発熱しますので、密閉していると空気が膨張してバルブやレンズの破損をまねきます。
そのため自動車メーカーは、ヘッドライト周辺に空気穴を設置して破損しないようにしています。
またエンジンルーム付近ですので、湿気た空気が流れ込んでくることがよくあり、外気との温度差で結露する場合があるのです。
結露の原因は基本的に2つ
結露に対して自動車メーカーは想定済みで、防水や結露をすぐ取れる特殊な加工をしています。
メーカーが対策して作っているものですので
、ひどい結露が起こることはめったにありませんが以下の条件下で起こる場合があります。
- 1.ヘッドライト周りを自分で整備した場合
バルブの交換やLED化を自分で行った場合、パッキンをうまくはめることができずに、隙間から湿気が侵入する場合があります。
- 2.パッキンが経年劣化している場合
パッキンは定期交換が必要な消耗品です。
にも関わらず外見上、まだ大丈夫と交換をしない場合劣化したパッキンの隙間から水分が侵入します。
それが結露の原因となるのです。
特にパッキンは劣化の具合がつかみにくいので、知らず知らずのうちに曇りの原因を作っている場合があります。
ヘッドライトの内側の曇り除去方法
ヘッドライトは内側に水分を溜め込むと結露します。
ひどく結露する水分量の場合、ヘッドライトユニットに設置してある空気穴から完全に湿気を取り除くことは難しいです。
そんな場合はヘッドライトのレンズを外して乾燥させておくという方法が有効です。
ついでに、ヘッドライト周辺のコーキングの状態についても確認・対策を行っておくと再発を防げるので同時に行っておきましょう。
ヘッドライトの結露は保証の範囲??
ヘッドライトが結露する場合、初期不良や通常使用の範囲内であると保証が適用される場合が多いです。
また設計不良の場合はほぼ確実に無料で対策品に交換してくれます。
ただし、自分で社外品に交換した場合は、保証が効かない場合が多いです。
基本的に車のカスタムや整備は、原則、指定の整備工場やディーラーで行うことが保証書に定められています。
自分でヘッドライトをLED化したり、バルブ自体を交換してしまうとそういった保証の適用外となる場合が多いです。
不具合が起きる前に多少高い工賃を払ってでも指定のディーラーや整備工場で、修理・カスタムをするといいでしょう。
車のヘッドライトの結露対策まとめ
大切な愛車、できるだけ綺麗に乗りたいですよね。
そう思っている人ほど細かい場所は気になると思います。
特にヘッドライト周辺は、車を前から見た時に一番目立つ場所なので、こだわりたい人も多いはず。
そう思っている方こそ不具合が出ても保証が効くように、指定工場で整備してもらう事をおすすめします。
自分で曇りの除去を行う場合は、ヘッドライトのレンズを外して一日ほど干していると乾燥して湿気が抜けます。
同時に防水の見直しも忘れずに!