カーライフ

車の暖房ですぐ曇るのはなぜ?最強の取り方や予防方法!

最近は朝も夜も冷え込みましたね。

私はよく車で移動をするのですが、寒い日に車のエアコンをつけて走ると必ずフロントガラスが曇ってしまいます。

今は対処法を知っているので、フロントガラスが曇りをすぐ取ることができるのですが、

免許取りたてのころは対処法がわからなかったので、窓を全開にして曇りを取っていたことを思い出します。

同じような経験をしている方もいっぱいいますよね?

意外と、このフロントガラスの曇りを取る方法を
知らない人も多いのではないでしょうか。

そこで、これから

「車の暖房で曇ったガラスの曇りを取る方法」

についてお伝えしたいと思います!

車の暖房をつけるとすぐ曇るのはどうして?

車のフロントガラスが曇る原因について説明します。

これは、暖かい場所でメガネが曇る原理と同じで、「結露」と「温度」に関係性があります。

あなたは「飽和水蒸気量」と言う言葉をご存知ですか?

なんだが懐かしいヒビキ…学校の理科で学んだと思います。

「飽和水蒸気量」ちょっとおさらい!

わかりやすく言うと、

温度によって空気中に保持できる水分の量が違うのです。

基本的には、

「気温が下がるほど、空気が保持できる水分は少なくなる」

と言われています。

車の中だとどうなる?

車の中はほぼ密室状態です。

ここに人間が乗り込むことで、呼気から水分が空気中に放出されて、車内の湿度が上昇するのです。

湿度が100%を超えると、空気が水分を保持できなくなり、「水」として現れます。

さらに、フロントガラスは外気との境界線にあたります。

ここで温度差が生じるとしましょう。

車内の気温は25℃です。
外気は5℃とします。

そうすると先程もお伝えしたとおり、低い温度ほど空気が水分を保持出来る量は少なくなります。

なのでフロントガラス周辺で水分が現れて、それがガラスに付着するのです。

つまりこれが、「曇っている」ということになるのです。

車の曇りの取り方おススメ方法!

さて、それではフロントガラスの曇を取るためにはどのような方法があるのでしょうか?

先程の「外気との温度差」が曇りの原因となるのであれば、「窓を開けて外気との温度差を無くす」と言う手があります。

しかし、この方法ではせっかく暖かくした車内を
下げるという副作用があるのです。

でも、かなり効くので私は普段上着を着込んで冬場でも窓全開で走っています。

個人的な感想ですが、少しでも風を感じて走るのはとても気持ちのよいものです!

でも寒いのは嫌!という方のために、オススメの方法もあります。

車内を暖かく保ったまま曇りが取れる方法。

それは「デフロスター」です。

大体のカーエアコンには備え付けてあり、「扇形の中に上向き矢印のあるマーク」のボタン。

この扇型マークのボタンがエアコンパネルにあると思いますが、それが「デフロスター」です。

このスイッチを入れると、エンジンの熱風をフロントガラス周辺に送ります。

そして、曇ったガラス面を乾燥させてくもりを取ってくれるのです。

また、フロントガラス周辺が暖かくなることで、気温が上がり、飽和水蒸気量も増えます。

ダブルの効果で曇りを取る効果は強力となります!

車の曇りを予防する方法ってある?


ここまででフロントガラスが曇った時の対策法をご紹介しました。

ですが、「ガラスが曇る前に予防したい!」と思われている方も多いはず!

そこで、フロントガラスの曇りを取る予防法をご紹介(^^)

ズバリ、フロントガラスの曇り取りには「ケミカル」を使うことです!

ケミカルは車用品店やホームセンターで「くもり止め」として販売されています。

くもり止めには界面活性剤が含まれており、親水性が高いので、水滴をつきにくくするのです。

窓の曇りに対するストレスがなくなるので、1つ持っておくと便利ですよ!

フロントガラスの曇り取りについてまとめ

いかがでしたか?

冬場は寒いから車で移動したいのに、エアコンを入れるとフロントガラスが曇って視界が遮られるので運転ができない!

また適切な対処法がわからないので曇ったままで運転!

そんな状況は危ないし前後を走っている車に迷惑をかけます。

この記事でお伝えしたことをフルに活用して、快適な冬場のカーライフをお過ごしください!