行事

お中元の上司への相場は?住所の聞き方や時期はいつまでが良い?

お世話になっている方への”夏のご挨拶”とされるお中元。

会社や職場の上司への日頃の感謝を伝えるためにも、失礼の無いようにしたいものです。

新入社員の方はもちろん、異動や転勤・転職で新しい上司へのお中元を考えている方も多いことでしょう。

失礼のないお中元の金額は?相場はいくらぐらいか?

「値段が高すぎるのも逆に相手を困らせてしまう」という意見もあり、
実際にお中元を贈ろうと思うと、値段のことで不安になってしまいますよね。

お中元の品物を考える前に、贈り物の値段の相場をここでしっかり確認しておきましょう。

  

お中元を会社の上司に贈る場合の相場は?

会社の上司へのお中元の相場は3,000円~5,000円が一般的となります。

この金額には理由があります。
お中元は1度きりのものではなく、毎年贈り続けることがマナーとされており、
贈り続けても無理のない範囲の金額にするのが好ましいためです。

上司自身もこの相場観でお中元を贈っていますので、
無理してこの金額より高い値段にする必要はありません。

相場よりも高い金額にしてしまうと、お礼の用意などで返って上司に気を遣わせてしまうことになりますので、
なるべく相場から外れないようにするのがおススメです。

ただし、特にお世話になっている方や会社の社長宛てにお中元を贈りたい、
という場合はこの限りではありません。

そのような場合は、5,000円~10,000円程度が相場とされています。
このようなケースでは、会社の同僚や先輩に確認してなるべく相場観を合わるようにしましょう。

お中元を上司に贈りたいときの住所の聞き方

お中元を上司に贈るときは、手渡しよりも郵送で送るのが良いです。

お中元では飲み物やハムなど、それなりに重さのあるものが人気がありますので、
手渡しでは手荷物を増やすことになり、失礼にあたってしまいます。

感謝の気持ちのお中元のはずが、返って印象を悪くしてしまってはもったいないですよね。

ですので、お中元は郵送で送るようにしましょう。

そこで問題になるのが“上司の住所の聞き方”です。

あらかじめ知っていれば良いのですが、お中元のために住所を知りたい場合はどうすればよいのか、
意外にも悩んでしまいます。

実は答えは簡単で、“上司に直接聞く”というのが正しいやり方です。

少し気恥ずかしいところではありますが、
「お中元をお贈りしたいので、ご自宅の住所を教えてください」というかたちで、
直接聞いてしまいましょう。

このようにすれば、お中元が届くということを事前に伝えられることになりますので、
上司にとっても、お礼の準備の時間でき助かります。

上司の住所の聞き方として特に注意しなければならないのが、
“上司本人以外から聞く”ということです。

最近では、個人情報について意図せぬトラブルになることもありますので、
本人の知らないところで住所を聞き出すという行為は避けましょう。

また、社員一覧のようなかたちで、会社内部で情報を確認できる場合もありますが、
この場合においても、上司に断りなく住所を使うのはやめておきましょう。

「この住所にお中元をお贈りしたいのですが、住所にお変わりはないでしょうか?」といったかたちで、
一言確認を入れるようにしましょう。

お中元を上司に贈るのはいつまでが良い?

お中元を贈る時期は、地域によって多少の違いはありますが、
全国的に7月初旬から7月15日までと言われています。

例えば、関西では7月下旬から8月15日とされることもありますが、
最近では全国の標準に合わせる傾向にありますので、
7月初旬から7月15日と考えておけば無難です。

直前になりますと配送が間に合わないということもありますので、
1か月前には準備するのがおススメです。

まとめ

お中元を上司に贈る場合の相場は一般的に3,000円~5,000円となります。

住所の聞き方や贈る時期にも注意して、上司との気持ち良い付き合いを続けていきましょうね。