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【失敗しないお中元のお返しの品物とのし】メッセージ例文も紹介!!

結婚して親戚関係が増えたとか、主人の仕事関係からお中元が届いたとき

失礼のないようなお返しがしたいと思いますよね。

お返しってどんな品物が喜ばれるのだろう。

のしはどうしたら? メッセージになんて書いたらいいのか。

おとなとして恥ずかしくないマナーを覚えておきたいですね。

お中元のお返しの品物、喜ばれるものは?

お中元を受け取ったら、必ずお礼を伝えましょう。

目上の人にはお礼状を出します。親しい相手なら電話でも良いかと思います。

できるだけ早いうちにお礼状は送ることが大切です。

お中元はもらったら、お返しをしないといけないわけではありません。

お礼状をまず出して、ゆっくりお返しを用意すればいいのですよ。

お中元のお返しに同じ物を贈ってはいけません。

いただいたものと同じ程度か半額くらいのの品を送ることになります。

いただいたものよりも高額な物を贈ると次からはお中元は要りませんという意味になるので、注意が必要です。

贈る品物は相手の喜ぶものを選ぶことが大切です。

家族構成や好みを考えてみましょう。

また、目上の人には「身に着けるものや踏みつけるもの」を贈るのは失礼と言われています。

ではどんなものが喜ばれるのでしょう。

ポイントとしては、普段自分では買わないけれどもらったらうれしいもの。

毎日使う消耗品などもいいですね。

もらってうれしかったお中元ランキングとしては

1、洋菓子
2、カタログギフト
3、酒類
4、ハムなどお肉類

となっていました。

お中元のお返しは好みを知ることも大切

逆に喜ばれにくいものは、日持ちしないものや手軽に買えるもの、個人の趣味が良く出るようなものがあげられます。

お酒を飲まないご家庭に美味しいビールや高級なお酒を送っても意味がないですよね。

反対にお好きなら、なかなか手に入れにくい珍しいものや高級品はとてもうれしいものです。

好みを知ることって大切ですね。

商品券やギフト券は現実的で人気があります。

でも注意点が!

目上の人には失礼にあたること。贈り物感はあまりないので

お返しとしてはちょっと不向きな気がします。

わたしはお中元のお返しではないけれど、

何かいただいたときにお花を贈ることがあります。

女性は特に喜んでいただけます。

品物とセットで贈るのもいいのではないでしょうか。

お中元のお返しでのしはどうする?


お返しののしは紅白の蝶結びを使い、表書きは「お中元」とします。

お中元の時期を過ぎた時は「暑中お見舞い」「残暑お見舞い」にします。

関東地方では 7月15日までは「お中元」

16日から8月7日は「暑中お見舞い」その後は「残暑お見舞い」となります。

関西地方ではお中元の時期が違い、

8月15日までは「お中元」16日以降が「残暑お見舞い」となります。

ただし、目上の人には「お見舞い」ではなくて「暑中お伺い」「残暑お伺い」とするのがマナーです。

お中元のメッセージ例文

お返しの品を送るときには、挨拶状も一緒に書く方が礼儀正しい感じがします。

お中元をいただいたことへのお礼をまず書きましょう。

その後に自分からも送らせていただいたということを添えるのが良いと思います。

例文

拝啓
厳しい暑さが続きますが、 ○○様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。さて、先日は結構な品をいただき、ありがとうございました。家族みんなでたいへん美味しくいただきました。

本日は心ばかりの品を送らせていただきました。ささやかなものですが、ご笑納いただけますとうれしいです。

まだまだ暑さが続く時期ですので、皆様どうぞお身体ご自愛ください。
敬具

最後に日付と氏名も書き添えましょう。

お中元のお返しについてまとめ

お中元は相手に日頃の感謝の気持ちを伝えるものです。

相手の好意をありがたく受け取って、「お心遣いありがとう。」の気持ちを伝えれば

それでいいのではないでしょうか。

お礼を伝えることがまず一番のマナーであり、喜んでもらえるお返しを贈るのは

人間関係を良好にする楽しいことだと思います。