納豆というと、好き嫌いのハッキリ別れる食べ物ですよね。
もうにおいからして耐えられない人と、においなんてそんなに気にならずに大好きな人といますね。
私は後者の方になります。
冷蔵庫から出してすぐに食べられるので、手軽なんです。
家族もみんな納豆好きですが冷蔵庫に買っておいても食べるときは、すぐになくなりますが、
食べないときはいつまでも残っていたりします。
賞味期限が過ぎてしまったりですね。
毎日食べるとちょっと飽きます。美味しいですけど。
今回は、そんな納豆の特長や保存方法などを書いてみたいと思います。
納豆って腐ってるの?
納豆は腐ってるのではなく、納豆菌によって発酵したものです。
腐るのは、雑菌が増えること。
発酵は人にとって良いけれども、腐敗はひとに害を与えます。
ちなみに腐った状態とは、糸をひかず、納豆とは違うにおい(腐敗臭)がする、水っぽい、カビが生えているなどです。
納豆は常温保存でも大丈夫?
常温保存はできるけど、10℃以下になる冬でないと納豆菌の発酵が進んでしまい、
納豆のにおいが強くなってアンモニア臭がでてきます。
こうなるとまずくなるのでアンモニア臭が強くなる前に食べた方がよいです。
でもこの状態のものでも食べて問題ないみたいです。
ただし常温保存の賞味期限は、書かれている賞味期限より保存日数は数日間と少なくなります。
美味しく食べるには、ちゃんと冷蔵庫に保管することをおすすめします。
納豆を長期保存する方法
冷蔵庫に入れていれば、賞味期限を過ぎてからも1~2週間は問題ないですね。
実際自分の経験からもこの程度なら問題なく食べられます。
でもさすがにこれ以上となると味がまずくなってくると思います。
納豆を買ってから2~3日冷蔵庫で寝かせておくのがいいかもしれません。
発酵がすすみ、納豆菌やナットウキナーゼ、ビタミンKなどの有効成分が増えるからです。
長く保存するには、冷凍保存ですね。
その場合、冷凍焼けやにおい移りを防ぐためにタッパーやフリーザーバッグに入れて密封します。
この場合の賞味期限は一ヶ月程です。
納豆は体に良い?
納豆の栄養は、非常に豊富です。
骨にカルシウムを与えて強くするビタミンK2などのビタミン、ミネラル、マグネシウム、食物繊維、乳酸菌、大豆由来のタンパク質が含まれています。
納豆菌はプロバイオティクスと呼ばれ、腸内環境を整えます。
納豆の水溶性食物繊維はご飯と一緒に食べると、血糖値の上昇を抑えます。
また、納豆に含まれるジピコリン酸は、病原性大腸菌などの悪い菌に対し抗菌作用があります。
大豆イソフラボンは、女性ホルモン「エストロゲン」に似た働きをすることで女性の美しさや若々しさを手助けしてくれます。
レシチンは、記憶力の向上や認知症の予防に効果が期待されています。
ナットウキナーゼは血栓を溶かす酵素が含まれています。
納豆はほどほどに食べましょう
いろいろと良いことずくめの納豆ですが、食べ過ぎはかえって健康を損なってしまうかもしれません。
納豆に含まれるセレンという成分は多く取りすぎると吐き気や嘔吐、
ひどくなると肝機能不全などが起きることがあります。
また納豆は高タンパクなので腎臓に負担がかかったり、プリン体も比較的多いです。
健康のためには、一日一パックにしておきましょう。
私自身は、納豆が大好きなので毎日のように食べていますが、
納豆に限らず体に良いからといっても食べ過ぎはやはり良くないんだなと反省もします。
ついついテレビの情報をそのまま信じてしまいがちですが、
すぐに飛びつかずに自分なりによく調べたりしてから、試したほうがいいのかなと思ったりもします。
年齢的にも健康に関しては、最大の関心事になりますから。